【まとめ】中華イヤホン&ヘッドホンとDAPレビュー辛口のオススメ

中華低価格イヤホンとヘッドホン&デジタルプレイヤーDAP系のレビューのまとめとオススメです。購入した物や使ったモノが中心となります。誠実なレビューを心がけたいと思います。 。。基本的にライトな感じで一分で理解できるサイトを目指しています。このブログは「ぶろぐなんかめんどくせえよ」のスピンアウト・ブログです。なお、無断転載不許可です。

【レビュー】KZ ED16 ハイブリッド

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KZ ED16です。

 

1DD+2BAのイヤホンで、ここ最近のものではZSRと同じ構成となります。

ZSRのDDがかなりの粗悪品だったので愕然としましたが、こちらもたいして期待することなく、当たりだったらラッキー位の気持ちで購入しました。

 

【KZ ED16スペック】

■モデルナンバー KZ ED16
■ドライバー 1DD/10mm+2BA(50060中域/30095高域)
■感度98db
■インピーダンス8Ω
■周波数特性20khz-40000hz
■コード長1.2メートル
 
ハウジングの形状が独特なので人を選びます。
合わない人は合わないデザインとなっています。
 
たぶんES3当たりの装着感に問題があった方はちょっと厳しいかもしれません。
 
バーンイン時間は少し長めで1時間半位を目安にして下さい。

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【KZ ED16音質】

ドライバーはニュートラルに寄っていますがわずかにウォーム傾向を帯びています。

帯域バランスは低域がちょっと強めとなります。

 

どちらかと言えば「低音向け」のイヤホンでしょう。

 

ボーカルの特性は「並」ですがウォームドライバー特有の温かみが声に乗るのでこのあたりは高評価。

その質感はちょっと独特なものがあるのですが、味として評価できるのでポイントが高いです。

明瞭度は平均的で、音のクリア感もそれなりでニュートラルからウォーム系統のイヤホンの音としては合格点を出せます。

 

特筆すべきところは音のエッジです。

明瞭感などを前面に出さない分極めて優しい輪郭を描くので、かなり聴きやすいイヤホンとなっています・・・が。

 

このED16は、ドライバーの破綻がかなり早く、音量を上げていくとES3/4よりもかなり早いポイントでドライバーが持ちこたえられなくなります。

 

こういった傾向を帯びたイヤホンは「小音量」に強いのですが、ED16はその傾向を踏襲していて、普段から小音量で聴かれる方にはかなり良い選択となります。

 

そもそも小さな音量だと帯域バランスが適正に落ち着いてくるのでこちらのED16に関しては小音量時の音の評価はかなり高いと言わざるを得ません。

 

重低音域は不明瞭なのですがその他の低音域のエッジや階調表現もかなり高めなところがあるので意外な良品だと判断しました。

特に小音量時の低音の階調は素晴らしいところが見受けられます。

 

ここからはちょっと問題点となるのですが、ED16は非常に音がやかましいイヤホンです。

 

エッジも柔らかいし、理由がよく分からないのですが、中高音域がとても騒がしいところがあり、これが聴いていてかなり疲れる要因となります。

BA部分に関わる音なのでたぶんBAの問題でしょう。

かなり惜しいところです。

 

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【KZ ED16まとめ】

評価にとても迷ったことは事実です。

 

最初の感想は「意外に出来が良い」というもので、当たりの予感がある音質でしたが、聞き込むにつれて細かなところの不備が顔を覗かせてくるので微妙な評価になりました。

特に音質のところでも書いた「中高音域が騒々しい」というのが思いのほか我慢できず、この点をどう捕らえるかで評価が変わってしまうイヤホンです。

 

エッジの出来もかなり良く、基本的に小音量で楽しむイヤホンで、ATRよりももう少しウォームな音を好まれる方には好適でしょう。

 

音量上げ気味に耐えられないドライバーなので小音量で聴く事が前提なら帯域バランスもエッジも予想外に良いので十分に〇評価できるのがこちらのED16となります。

 

ただその場合でも「音がやかましい」というのはハッキリと前に出てきてしまうのですが、小音量であれば幾らかなりを潜めるのでその点に期待して・・・変則的な評価となりますが。

 

総合評価〇(小音量時) 大音量時 △

 

 

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イヤホンに録音の善し悪しは重要なのか?

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先日、CD音源で凄まじい音を出す音源を紹介させて頂きましたが、幸いなことにAmazonでも楽天でも新品はもちろんのこと中古CDまでボッタクリ価格の中古以外はすべて売り切れてしまいました。

 

ありがたいなと思うと同時に、イヤホンの方は記事でもかいたとおり「意味が無い」のでレンタル屋さんにあれば試しに聴いてみるくらいで十分です。

 

僕自身はイヤホンはMP3(320kbps)しか聞きませんし、実際、それで満足してしまっています。

 

イヤホンのメリットはずいぶん前に書いたことがありますが、そのひとつは「ダメな音源でも楽しく聞ける」事にあるのであって、わざわざそれをスポイルするような方向性はそもそも間違っていると感じています。

 

イヤホンが本質的に持つ「メリットとデメリット」をキチンと把握した上で、メリットを行かす方向で考えた方がよほど有意義です。

 

さて、そう言ったことを踏まえた上で先日紹介した録音の素晴らしいCDの記事以降、僕の方にも複数の方から「録音の良いCD」を探します、みたいなDMを幾つも頂きましたが、あわてて「イヤホンでは分かりませんよ」と随時返答している次第です。

 

それを聞き取りたいという気持ちは分かります。

 

ですがイヤホンでは聞き取れないので致し方ないのです。

ある意味これはスピーカーの特権なのですから。

 

例えばちょっと前に自宅のメインシステムを知り合いに聞かせてみたのですが、MP3を試しに流してみれば「えっなんですか?このショボい音は」という感じですし、ロスレスでも20年くらい前の音源なんかは録音は悪くて、更に妙なエコーを大量にかけるので聴いていられない音を出してしまいます。

 

これはクラシックの名録音と言われている音源でも聞けなくなってしまうのには変わりありません。

古いと言うだけでもう耐えられないのです。

 

最近の音源ですと機材が相当に良くなっているのでずいぶんと聴けるようにはなっているのですが、その録音状態がいいにもかかわらず、やっぱり何かが足りないと不満が残る音源が多数にのぼるので「結果的にほとんど聴けない」という状態です。

 

これは聞き込まなければ分からないとか、経験が無ければ分からない、とかそう言うレベルの話しではなく、もう誰がどう聞こうが「一目瞭然」でそうなります。

 

それくらい録音で音が違う、わけです。

 

悲しいことにここまでやってしまうとランダムにロスレス音源を買ってしまうと、ほとんど全部ハズレという凄まじいことになっています。

 

ちなみに僕の例で言えばCD1000枚あったとしたらそのうちマトモに聞けるのは事前に何の情報もなく視聴も無しで買っていたらおそらく10-30枚あるかないか位の確率になります。

 

ここ数ヶ月くらいでも発売したばかりのCDを買ってみれば「うーん、どうしょうもない」という事でスピーカーでは聞けなくなっています。

原因はなんかのフィルターをかけてしまっているようで、音が死んでしまっていて、ざらっとした質感になってしまっているのでもうこうなるとその音源はメインシステムではまったく聞けません。

 

録音に問題ないのに後処理がマズいとこういう感じになります。

ちなみにこの人の音源は全部こういう音なので総合的に音決めに関わっている人の責任だと思えます。

 

ですがヘッドホンやイヤホンでならちょっと気になる程度で普通に聞けてしまうので「これは明らかなメリット」だと思うわけです。

 

なので誤解させていたら申し訳ないのですが、イヤホンやヘッドホンの方は録音状態なんかあまり気にせずに音楽を存分に楽しんで欲しいと思うわけです。 

 

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【レビュー】KZ HD9 ATEの正統な後継機?

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KZの1DD機であるATE/ATR系の流れをくむのがHD9となります。

 

時々、KZはフラッとこのような訳の分からない立ち位置のイヤホンをひっそりと販売しますが、ATR系であれば「聴く価値がある」と判断しましたので、購入した次第です。 

 

【KZ HD9スペック】

■モデルナンバー KZ HD9
■ドライバー 1DD
■感度120db
■インピーダンス Ω 不明。
■周波数特性20khz-20000hz
■コード長1.2メートル
 
バーンイン時間は30分から1時間くらいで十分です。
 

【KZ HD9音質】

 

基本的な音質傾向はまったくそのままATEを引き継ぎます。

聴感上での違いはほとんどないと言ってしまっても良いほど音は良く似ています。

 

なので、HD9に関してはATEのレビューを参考にして下さい。

 

ただし、ATEと基本傾向はまったく同じながらもいくつかの改善と改悪が施されているのでその点は注意を要します。

 

もともとATEがATRより劣るのは主に2点有り、

 

■過剰な低音バランス

■ボーカルの特性が劣っている

 

のですが、それ以外はATRと兄弟のような音となっています。

ただし、音質そのものはATRの方がニュートラルに近いのですが・・・ATEはウォーム傾向にわずかに寄っています。

 

こちらのHD9はボーカル域はATEよりも改善していてその点は好感が持てるのですが、ATRには特性的な部分で及びません。 

 

ボーカル帯域のみに関して言えば、性能的にはATR→HD9→ATEという感じで劣化していきます。ATEの帯域バランスやわずかにウォーム寄りの音質傾向はそのままに「細かい改良を施してアップグレードした「正統進化版」だと言えると思います。

 

ところが問題なのは低音域で、この部分に関してはATEよりも更に低域がブースト気味で、低音のエッジもまたATEよりも劣ります。 

 

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【KZ HD9まとめ】

時々KZはこのように微調整というか意味不明なラインナップを埋めてきます。

たとえばATE-Sという音だけ聴けばATRというよく分からないモデルナンバーでよく分からないイヤホンを出してきますが、こちらのHD9は「基本傾向はそのままATE」となっています。

 

ですので、一言で言えばATEの正統な後継機と言うよりも亜種や兄弟といってしまっても良いでしょう。

 

評価はATEを引き継ぎますが、ATEのボーカル域の特性は改善してきたとはいえATRには及ばず、なおかつ低音域の過剰ブーストは更に酷くなっているので、若干中域の特性が向上しているとはいえこのバランスの音が好きならATEを購入するべきでしょう。

 

ATRがある以上今から○評価はキツいところがあるので、あくまでATEの音ということで・・△にしたいところなのですが低音域がATEよりも劣っているという事で・・・

 

総合評価✖

 

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【イヤホン速報】SEMKARCH SKC-CNT1シングルダイナミックドライバー

 

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【重要】

以下に書かれている情報に関しては、あくまで当ブログの読者様よりもたらされた意見であって、当ブログの評価を反映するものではありません。

 

しかし、イヤホンとしてのレビューを頂戴したこともあり、流すには勿体無いので掲載するものです。

もちろん違った意見もあることでしょうが、これだけ中華イヤホンが雨後の竹の子のように発売している状況では「すべてを試す」というのは現実的ではなく、読者の総力を結集して「良いものと悪いものをえりわける」べきだと考えます。

 

情報はTwitterでお待ちしています。

 

【SEMKARCH SKC-CNT1シングルダイナミックドライバー レビュー】

 

こちらはLZ社の新ブランドの最新1DDイヤホンのレビューとなります。

非常に分かりやすかったので「速報」として掲載しておきます。

 

こんにちは。LZ社の新ブランドSEMKARCHの1DDイヤホン、ある程度聞き込めたので感想を。

 

やはり軽い素材なので立ち上がりの早いクール系の音でした。

 

帯域バランスは低域強め、DR20のバランスに近いです。

低域は緩いのですが、弾むような独特な鳴り方をします、ここは面白いです。

高域も高い方に聞いた事ない鳴り方をする時があるので、素材の特徴なのかよくわからないです。 残念なのが中域、特に魅力がないです。クール系の割にボーカルに明瞭感がないです。他のボーカルに優れたイヤホンに見劣りします。

 

ES3より攻撃性は低いのでエッジはニュートラルぐらいでしょうか。クール系はエッジの判断が難しいですね。 といった所です。低域を少し絞る必要ありですが総合評価は今の所○です。 クール系の変わり種イヤホンとしてはアリだと思います。低域を楽しむイヤホンでした。

 

以上となりますが、僕の感想は控えさせて頂きます。

注意点としてA01DAPをつかわれているはずなので世の中の多くのDAPでのエッジはもう少し立ち気味になるかと思います。

 

あくまでこういった意見があるとのことですが、こちらの方はtwitter/@hepusimanさんといいまして、元々は「声楽」出身の方となります。

 

当ブログの読者でDMにて様々なやりとりを行う方のひとりなのですが、冷静な解説でエッジの出方や帯域バランスなど極めてわかりやすいので掲載させて頂きました。

 

  

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イヤホンの価格を上げたら滅びるよ

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オーディオに限らず若者が参入しないジャンルはみんなオワコンになってきているわけです。

 

スピーカーがオワコンになって、AVアンプもオワコンです。

 

今の主戦場はヘッドホンとイヤホンですが、このまま行くとこれも長続きしないでしょう。

 

その理由の1つが「価格」にあると思っています。

 

イヤホンも値段が上がりすぎなんですよ。

 

到達できる音のグレードや表現力から言って、とても10万以上なんかするような製品ではありませんよ。

 

メーカーは取れるときに取れるところからお金を吸い上げようと思っているわけですから、同じ製品でもブームなどで売れるときには一気に価格を上げてきます。

 

これは正常な経済活動なんですが、ものには限度があるわけです。

 

行き過ぎた価格のイヤホンが増えてくればゆっくりだが確実にユーザーは離れていくので、そのうち廃れてしまいます。

 

スピーカーでもAVアンプでも価格が上がりすぎました。

敷居が高くなりすぎて、支えてくれる若者が居なくなってしまい、「ユーザーの高齢化問題」に直面する訳です。

 

僕がオーディオを始めた頃にはショップには同じような大学生や20代の人が大勢居たのですが、時が過ぎてあるとき振り返ってみれば周りはベテランのおじいさんばかりで僕が1番若かったと愕然としたことがあります。

 

とにかく無理をしないでイヤホンを購入して楽しんで欲しいのです。

煽られて高価なものなんか必要ありませんよ。

 

そう言うのはもっと後から自分で音の判断がつくようになって余裕ができたら楽しめば良いのです。

 

ただ、いざその時になってみれば「アレ?思ったほど音の違いは無いぞ。それよりもなんかこの音おかしくね?」という事になっているかもしれませんし、高価なイヤホンを聴いてもプラセボにとらわれず冷静に判断できるようになっているのではないかと思います。

 

ハイエンドの数百万くらいするスピーカーでも音のおかしいのはいっぱいありますよ。

 

とにかくできる範囲で「安く楽しむ」というのは長く続ける上でとても大切なことなのです。

 

高校生や大学生が気軽に買える値段で楽しめる価格帯を第一に考えなければ、その趣味は間違いなく滅びます。

 

僕はオーディオメーカーがたいした事もない碌でもない製品をそれに見合わない価格で販売して長い目で見れば業界を潰してきたのを何度も目にしています。

 

直近ならAVアンプの多チャンネル化競争でしょう。

スピーカー13本とかもう正気ではないわけですよ。

 

いや、音場という事で言えばサラウンドでの多チャンネル化は確かに効果があります。

ですが、一体どれだけの人がこの投資に耐えられるのか?といえば限られた人しか楽しめない敷居の高い趣味になってしまったわけです。

 

それで一気に終わりました。

 

オーディオの入り口として今のイヤホンが受け持つ役割はとても大きい。

 

なのでむやみやたらと多ドラを煽って価格を上げ、イヤホンという機器に対してとても見合わない価格で販売するのはもう一度よく考えて貰いたいのです。

 

僕の単なる印象で言えば「まぁこの音なら高くても3万から5万くらいだな」とは思っていますが、アナログ機器は部品の質が音に直結するのでもしかすると神イヤホンがどこかにひっそりと待っている可能性はあります。

 

ただそれを探し出すにしてもU5000円以下で十分に勉強を積めると思いますので、冷静に冷静にイヤホンを楽しんで欲しいと思っています。

 

少なくともU5000円以下のイヤホンでキチンと音の判断ができないのに、価格の思い込みにやられやすい高価なイヤホンでそれができるわけがありませんので、そこのところはよく肝に銘じて頂きたいと思います。

 

LZ社から1DDの新作が出たみたいです。

【クソイヤホン速報】 TRN V60

 

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【重要】

以下に書かれている情報に関しては、あくまで当ブログの読者様よりもたらされた意見であって、当ブログの評価を反映するものではありません。

 

しかし、クソイヤホンとしてのご意見を頂戴したこともあり、掲載するものです。

もちろん違った意見もあることでしょうが、これだけ中華イヤホンが雨後の竹の子のように発売している状況では「すべてを試す」というのは現実的ではなく、読者の総力を結集して「クソイヤホンの売上げを下げる努力」をするべきだと考えます。

 

情報はTwitterでお待ちしています。

 

情報をお寄せ頂くときに留意して頂きたいことは、

「ゴミイヤホンの被害者を減らす」ことを目的とする、ということでその主旨を理解して居る方の意見なら誰でも大歓迎です。

 

いくつかのルール

■自分で音を確認したものであること【伝聞不可】

■聴くに堪えないゴミである事

 

情報は持っているだけでなく、出さなければ意味がありません。

広く周知することによりゴミイヤホンは販売しても売れない、ということが分かれば開発メーカーも少しは考えるようになると思います。

 

なお、頂いた情報は全て掲載するとは限りません。

 

【TRN V60】

こちらに関してゴミではないか?との速報が寄せられています。

購入予定の方は「注意」して購入の判断をお願い致します。

 

 

 

本物のCD音源を紹介しよう

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小柳ゆきのAcoustic Concert At Orchard Hallです。

 

CD2枚組ですが、この録音は本物で言葉がありません。

 

ただし、イヤホンではこの凄さがいまいち分かりません。

ヘッドホンで「さわり」がちょっと分かるくらい。

 

できればスピーカーのミドルクラス以上をお持ちの方はぜひ聞き込んでいただきたい音源です。

 

後半に行くに従って疲労が蓄積し、やっと声を振り絞るその姿。

また録音も素晴らしければ後処理のミキシングも神業レベル。

 

僕は別に小柳ゆきが好きなわけではありませんが、これはちょっと別格です。

ハイエンド系のシステムで無いとこのCDの凄さはちょっと分からないのが惜しいのですが、ハイレゾなど必要でない、というのがよく分かる音源です。

 

僕の手持ちの音源をメインシステムで聞き込むとそのほとんどがあまりの音の悪さに聴いていられないのですが、ごくわずかなソースのみ凄まじい音を出します。

 

そのうちの1つがこれ。

 

ライブ盤ではかつて聴いたことのないレベルの出来映えで、好き嫌いを超えてしまうので一度は耳を通しておくべきです。

 

ただし、イヤホンの方は聴いても分からないので参考程度にしておいてください。

分からなくて普通なので・・

 

この音源が「普通」に聞こえてしまうとか、耳を澄ませて聞き込まなければ分からないようではシステムのレベルはミドルクラスにすら到達していません。

 

聴いたみたいと思った方で学生さんはレンタルで十分です。

ある程度のスピーカーでのシステムを構築している方はロスレスで楽しみましょう。

 

ハイエンドでの再生に耐えられる、ほとんど奇跡のような録音です。

 

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Acoustic Concert At Orchard Hall

Acoustic Concert At Orchard Hall

 

  

Acoustic Concert At Orchard Hall
by カエレバ

バランス接続に対するピュアの考え方

 

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イヤホンの面白いところのひとつに幾らか容易にバランス接続が楽しめるという事であろう、と云うことが上げられます。

 

僕の使っているA01だとできませんがDP-X1ですとバランス端子が実装されていますので試す事は出来るのですが、意外に敷居が高くて手持ちにバランスイヤホンがひとつも無いと云う事で未だに未体験ゾーンとなっています。

 

ピュアも長いのにバランス未体験?

 

と思われるかたも居るかもしれませんが、そもそもピュアのフルサイズのアンプにバランス接続がついているものは少ないのです。

 

DACからプリアンプ、もしくはプリアンプとパワーアンプの接続にしかバランス接続は使えませんが、入門クラスにはもちろん端子がありませんし、高級機でも端子は非常に少なくなっています。

 

なのでお気に入りのプリとパワーとDACにバランス端子が全部実装されているなどと言うのはほとんどありません。

 

要するにオーディオの基本はアンバランス端子にあります。

 

ここから類推すると1つの結論が導き出されます。

 

つまり、「バランス接続では音は向上しない」と云う可能性です。

 

音に対して確実に影響を及ぼすのであればピュアのメーカーが間違いなく標準装備にするはずです。

 

ところが現実は・・・お話ししたとおりピュアのアンプでフルバランス伝送できるのはごく限られた環境のみで並み居る著名な実績のあるピュアメーカーが採用するなどと云う事はありません。

 

もちろんバランス伝送の規格が統一されていない、と云うことも大きく影響しているのですが、それにしても不可解なほどにバランス端子は実装されません。

 

ようするにバランス伝送の強みは「ノイズに強い」という事であってこれはケーブルを長く引き回す「業務使用」で有利です。

 

たかだか1-2メートルの範囲で引き回す家庭環境ではその性能がほとんど発揮されないという可能性が高く、イヤホンでもバランス伝送で音が変わったなどというのは「音量による音の変化」の可能性が高いということです。

 

ちょっとこのあたりは僕も今度テストしてみようかなと思っていますが、バランス伝送で左右セパレーションが向上すると言っても体感できるかどうかはまた別の話となりますので、バランス伝送に過剰な期待は禁物かもしれません。

 

すくなくとも信頼できるピュアメーカーでもほとんど標準実装しない端子だということは憶えておくと良いかも知れません。

 

 

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【次回予告】 KZ ED16 ・ KZ ZSTカラフル/PRO

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さて、矢継ぎ早ですが発注完了したので報告しておきます。

 

KZ ED16とZSTカラフル/PROのふたつです。

 

まだZSAも未出荷の状態ですができるだけ早くレビューに回すためにED16も行っておくことにします。

 

いまのところKZは多ドラ機ではあまり良い成績を納めていないので1DD+2BAくらいならまだ「可能性」は感じるところです。

 

なお、かなり遅いのですがZSTの新バージョンであるカラフル/PROも同時に発注しておきました。

 

旧バージョンのZSTはレビューしてありましたが、最新の僕の見解では旧ZSTは雑味がかなり気になる音なので今の評価は△あたりにしておきたいところですが、当時としてはまぁそれなりの音だと判断した次第です。

 

新バージョンのカラフルになって音がだいぶ変わったとのことなのでこちらも行っておきます。

 

それにしても最近のKZは似たようなスペックを出し続けますね。

 

すべてのイヤホンは到着次第レビューに回します。

 

期待できる性能を発揮してくれることを祈ります。

 

追記

KZ ED16レビューしました。

 

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海外サイト紹介 【thephonograph.net】

 

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つい先日のことなのですが、DMでKZ HD9を教えてくれたフォロワーさんがいまして、おっ、なんかヤバそうだが行ってみようかなと興味をそそられたときに検索していて初めて発見したのがこちらの海外イヤホンレビューサイトとなります。

 

www.thephonograph.net

 

たぶんその筋の方には有名なサイトなのかもしれませんが、普段、他人のレビューや評価は一切見ないことにしているので、こんなサイトがあったのかとthephonograph.netの周波数特性図を見て驚いた次第です。

 

こういうサイトがあるのならこちらを参考にすれば良いかなとも思うのですが、ざっと見た限りでは機材や測定条件が一切示されていないのでイマイチどころかかなり信頼性に欠けるのが玉に瑕です。

 

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まぁ、そういうことなので「参考程度」に大まかに把握する程度でよろしいかなと思います。

 

それ以外に、見ていてちょっと気になったのがこのサイトのイヤホンスコアです。

 

www.thephonograph.net

 

うーん。

どういう事なのか?

 

例えば

 

KZ ATR  7.8ポイント

KZ ATE  7.9ポイント

 

ありえねーだろ?ATRのスコアがATE以下?どう聞いたらそんなことになるのか。

 

それ以外にも・・・

 

KZ ED7 7.7ポイント

UiiSii HM7  8.3ポイント

 

どう聞いたらこんな評価になるのかまったく分からないのですが・・・

 

ED7はマイナーなイヤホンですがかなりの低レベル。ゴミではないが籠もる寸前の音で限りなくゴミに近いですけど。

 

HM7にしろ同時期にHM8と同時に聞いてますが、HM8は完全なゴミで、HM7のほうはそれからするとちょっとはマトモ程度ですが、音がシャカシャカとやかましいイヤホンで音楽がマトモに聞いていられないレベルの一品です。

 

明らかに特徴的なイヤホンのみピックアップしましたが、両方共に「マトモに聴いていられるレベルの製品ではない」ということです。

 

グラフの機材を一切明らかにしていないこともそうなのですが、ここのサイトの「統一的なテスト方法」というか「聴き方」に根本的な問題があるような気がします。

 

気になる方はHM7などお安いので自分で買ってポイント的にATR以上かどうか自分の耳で聞き比べて見るとよろしいかもしれません。

 

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