有線イヤホン
前回、読者様からレビュー依頼で送られたfiioのイヤホン2本のうちFH1は既にレビュー済みだが、今回はハイエンドラインのF9proイヤホンのレビューである。 このイヤホンは読者様が「とても良い」とのことで僕の方に評価を依頼してきたイヤホンだ。この方とは…
余談ではあるが、こういったブログを書くためにメカニカルキーボードを昔から使っている。僕は日本語配列のものが好きなのでそうなると必然的にコルセアのキーボードを選ぶのだが、業界ではrazerのメカニカルも有名ではある。 もちろん僕も使っているのだが…
もうBluetoothの時代になりつつあるが、有線で頑張っている日本のブランドである。 このintimeは僕の感覚だと値段が安いイヤホンの方が出来がいい気がしてしまう。 エントリークラスのようなイヤホンでこそ真価を発揮するようにも思うのだ。 どうもサウンド…
あのKG926ドライバを使ったX11イヤホンと同時期に発表されたKG417ドライバのX4である。 天下にその名を轟かすクリプシュイヤホンの伝統の1BAイヤホンのひとつであるが、最近の926とは違うドライバを使っているのがX4だ。 これまでKG926からKG623まで一通り聞…
campfireaudioのイヤホンは既に何本がレビューしているが、話しによると終売も速く、売れなければドンドン廃盤と化すとのこと。 こちらの2020dradoは前モデルdoradoとドライバ数が既に違い、2020は1dd/1baのハイブリッド2ドライバモデル。 どちらかというと…
ノート版で遂にローゼンクランツの実力を確認しておくこととした。 このブランドはいつ見ても笑ってしまうのだが、偏見を排してレビューしようと思う。 このイヤホン、こんなに高いのにイヤーピースすらついていない。 どこまでも自信満々のメーカーである。…
hifimanと云うとヘッドホンが有名だが、このメーカーは初期の頃にだいぶ派手にインフルエンサーに商品提供してレビューを書かせていたのでイマイチ信用できなかった。 今回、イヤホンのミドルクラスをレビューすることにしてみたが、結果はお楽しみに。 HIFI…
ノート版で2本目をレビューした。 中華の1DD/2BAのイヤホンとなる。 前回はchorusだったが、今回はscale。 FAudio Scale FA-2293 有線 カナル型 高音質 イヤホン FAUDIO Amazon note.com note.com
中華qdcのイヤホンである。 こちらはリンクを見て頂ければ分かるとおりの「高級イヤホン」であって、声を大にして云いたいところだが、価格が高すぎると思う。 中華イヤホン最大の問題は、リセールバリューが極めて低くなると言う一点に尽きる。 これが国内…
先日、E500バイノーラルイヤホンのレビューをしたので、その勢いを買ってVR3000イヤホンを購入してみた。 個人的にはあまり興味のある分野とは言いがたいのだが、なんでも経験してみるのは悪くない。もともと多趣味な人間なので、バイノーラルとやらを1度く…
つい先日のことだろうか、クリプシュのX5イヤホンを手に入れたのでそのままノート版にレビューさせて貰った。 X5はKG623ドライバを使用しているのだが、同じ623を使用しているのが今回レビューするX7である。X5にレビューに関しては以下のリンクを参照してい…
JVCのウッドドライバはこれまで2本くらい聞いてきたような気がする。だが手元には1本もない。 JVCは日本ブランドの中では特に独特で聡明なのであるが、どうにもウッドドライバを使いこなしているとは言いがたく、悪くは無いが別に良くもない、と云うのが正直…
2008年発売のクリプシュimage X5イヤホンである。 当然のことながらクリプシュお得意の1BAであるが、X10シリーズのメインドライバであるKG926とは違うKG623ドライバ搭載である。 もともとX10と同時期に発売されたのだからいまから12年以上前のイヤホンである…
以前、偽物だらけのクリプシュのX10について個人的に「真贋鑑定」を行うよ、という話をしていた。これはウチの読者様が安心して本物を聞いて欲しいと言う願いからだ。 僕としてはクリプシュのX10シリーズは「信頼できるオーディオ販売店から買え」と口を酸っぱ…
noble audioのイヤホンである。 お初であるが、読者の方によると「音の魔術師」と呼ばれているジョンモールトンという聴覚学者・聴覚専門医が設計に携わっているらしい。 どういう人なのか分からないが、音の魔術師と言われているくらいなのでその筋の評価は…
finalのVRイヤホンだとか云うE500である。 発売から随分と経つが、今回レビューするのには理由がある。 実は前回の中華コロナで非常事態宣言によるステイホームが叫ばれていた頃に、読者の方からレビュー依頼があったのだが、この時断ったのである。 なにせ…
このUnique Melodyはたかが中華イヤホンでなんでこんな値付けができるのだろう? 中華qdcもそうだが・・・ Unique Melodyの方はとにかくドライバが複雑怪奇なのである。8ドライバーやら5ドライバーやらといいながら、低域にBAを被せたりと色々な事をやってく…
先日、中華ハイエンドのqdcのイヤホンを聴いたが、こちらのUnique Melody MESTも中華のハイエンド。 中華でハイエンドなどおこがましいと思いながらも試聴してみた。 価格は本当に立派で17万などもはやイヤホンの価格ではない。 ドライバ構成も凄まじく、8ド…
毎年恒例のクソイヤホンを決定するこの季節がやってきた。例年、数々のクソイヤホンがあるがその中でも特に酷いものを選定するわけだ。 今年はその中でも特に酷いクソイヤホンが現れたので安心したわけだが、コレはもう本当に言葉を失うほど酷い。 今年から…
JPRiDEというと当ブログの読者の間では話題沸騰中なのである。 なにしろホームページに書かれた宣伝文句が常軌を逸したすばらしい文言に満ちあふれている。 そのあまりの堂々たる自信にひかれて購入してみるのだが、出てくるのは文句ばかりである。 先日もDM…
中華qdcのフラグシップイヤホンである。定価はなんと○○万円近い。 中華でなくとも「ほとんどボッタクリ」の価格設定だが、それをDDイヤホンで純粋な中華メーカがその価格で出すというのだから驚いてしまう。 なんと言っても中華である。 最近は価格の高い中華…
これでクリプシュのKG926ドライバを使ったXシリーズはすべて試聴を終了したことになる。 X20を初めとしてX12からX10を聴いてレビューを書き続け、KG926の本質に迫れたと思う。もはや926の新しいイヤホンは発売されないだろうが、今後はコレクターズアイテム…
見た目はアンドロメダとそっくりなのだが、こちらは7BAイヤホン。低域側に更に2BAプラスしている。 CAと云えばアンドロメダの評価が高いが、今回はARA/エラ。 なんだか価格がもうイヤホンの価格ではないので冗談で買える価格ではないだろう。その分失敗も許…
AKGのイヤホンはこれでほとんど聞いたことになる。 AKGは好きなイヤホンメーカのひとつだが、どちらかというと玄人好みでプロ仕様に近いと言える。 だいたい好きなイヤホンを聴かれてAKGを上げられるようだとマニア度も高くなったと言えると思う。素人さんが…
日本の誇るfinalの新作イヤホンである。 ほとんどボッタクリに近いような高価格イヤホンもよく出すブランドであるが、今回のふたつはボリュームゾーンを狙った価格帯で好印象だろうと思う。 読者の興味も高いブランドでさすがに日本を代表するメーカーである…
shanlingのエントリーモデルイヤホンであるME100である。 先日、ME500をレビューしたが、これが予想をくつがえす代物で、その流れを汲んで今回はエントリーイヤホンのME100の方にいって見た次第である。 というのもME500はあまりにも高い。 はっきりいって中…
遂にというか何というかマガジンをとりあえず好きなタイミングで書くために「単品売り」してから初めてのイヤホンレビューがCampfire Audio andromeda 2020である。 何しろこのイヤホン、とにかく高い。 しかもフルBAの多ドラである。 CAといえば以前1BAのコ…
FAudioのchorusである。 3BAイヤホンらしいが、元のオリジナルは10万位するらしい。そのオリジナルのハウジングをアルミに変えたモノがこちらの廉価版chorusという事になる。 メーカーによれば「共振が少なくなった」というような事を述べているが、それは音…
久しぶりのKZイヤホン。 おそらくは一年ぶり以上だろう。 最近はノート版で世界のイヤホンを聴くことに主眼を移したのであえてKZに興味は無いが、個人的な理由でZSTxを購入してみた次第である。 辛口イヤホンノート版マガジンはこちらへ。 国産や海外オーデ…
2020年4月発売なので、できたてほやほやとは云わないが、昨今のBluetooth化するイヤホンの中で「今どき有線」を大手が発売するのは珍しいだろう。 事実上の有線からの撤退が相次ぐ中で、だいたい残るのは碌でもないメーカーになりつつある。 悲しいがそれが現…