【まとめ】中華イヤホン&ヘッドホンとDAPレビュー辛口のオススメ

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【レビュー】Jayfi JEB-101 カナル型 イヤホン HIFI 低音重視タイプ

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総合評価✕

 

Jayfi社のJEB-101となります。

 

こちらも中華の素性のよく分からないイヤホンとなりますが、同社のJA40の派生バージョンではないかと思うところがあります。

 

ハウジングのエンド部分とトップ部分が一部違うだけのように見え、同じく「低音強化」と銘打っているからです。

もちろんハウジングが変われば音が変わるのは自明なことなのですが、JA40と同じ傾向の音でこれは「同一品」に限りなく近いものではないかと想像しています。

 

型番が変更になり価格もまた上がっているので、これならJA40を購入すれば良いのではないかと思ったりもしています。

 

【スペック】

ハウジングはアルミ製でビルドクォリティーは悪くありません。

適度な重さと品質の高さで、作りはとてもよく出来ています。

 

■9.2㎜ 1ダイナミックドライバー

■アルミニウム合金製ハウジング

■マイク付き

■感度高め

■コード120センチ

 

【音質】

このメーカーの良いところは「低音強化」と書いてあるところで、そこに嘘はありません。

 

帯域バランスは特に重低音部分にかなりエネルギーが集中しています。

 

いわゆる低音の帯域はそれほどブーストされているわけではないのですが、輪郭がとにかく緩く締まりのない低音が出てくるため、階調表現が苦手でソースを選びます。

 

かなり強調された重低音なので、重低音が入るソースだと「音が籠もる」ので注意が必要です。

 

ドライバーの音質はかなりのウォーム感があり、特に評価すべき音はでていません。

 

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【まとめ】

これで3000円以上の価格は高いと思います。

 

ドライバーは1DDの音で間違いないのですが、音が籠もる一歩手前の音で、重低音が多いソースだと籠もります。

スッキリとした見通しのある音ではなく、輪郭も緩く、ウォームな音質と絡んで解像度が低く聞こえる事にも注意が必要です。

 

この為、ヴォーカルの周りにモヤモヤと1枚ヴェールが掛かっているような印象となります。

個人的には中域が不足しているイメージはありませんが、低音が強めなので帯域が被るソースだと不足しているようなイメージが出てくるのが残念なところです。

 

特に購入を推薦できるイヤホンではありません。

買ってみたいのならより価格の安い同社のJA40の方を購入して試してみると良いでしょう。

 

 

 こちらは101です。ハウジングの違いに注意して下さい。 

 JA40の方です