【まとめ】中華イヤホン&ヘッドホンとDAPレビュー辛口のオススメ

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【レビュー】 BOSSHIFI B3 (OKCSC C3)

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総合評価✕

 

BOSSHIFI B3(OKCSC C3)です。

かなり有名な木製ヘッドホンとなります。

 

1DD+1BAで中高域側はバランスドアーマチュアドライバとなります。

 

【BOSSHIFI B3(OKCSC C3)スペック】

■モデルナンバー BOSSHIFI B3(OKCSC C3)

■ドライバー 1DD+1BA

■感度103db

■インピーダンス16Ω

■周波数特性20khz-20000hz

■コード長1.2メートル

 

【BOSSHIFI B3(OKCSC C3)音質】

ドライバーがウォーム側に傾いています。

全体としてはエッジはかなりマイルド傾向があり聴きやすいのですが、中域の周りだけわずかに輪郭がキツく、このおかげでボーカルのエッジが不必要に立ちます。

 

問題なのは低域側のダイナミックドライバーが入り出すと音が曇る感覚がある事です。

DDとBAのクロスオーバーする帯域のつながりにも問題を感じます。

 

もともと少し低域寄りの帯域バランスなのですがこのイヤホンは「重低音がとても苦手」で特に低い帯域の音がでてきません。

 

ただし、重低音以外の低音の階調表現などはかなりまともな方ですが低音のエッジには独特な質感があります。

 

分離はかなり良く、さすがにBAドライバーを搭載しているだけあって1DDでは聞けない音が出てきますがチューニング不足感が否定できません。

 

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【BOSSHIFI B3(OKCSC C3)まとめ】

そもそも低音よりの帯域バランスに無理があり、ボーカル帯域のエッジも立ちすぎです。

 

ドライバーはウォーム感があり、解像感も音数の多いソースではイマイチです。

低域が多くなると中域が沈み込みがちになるのも頂けません。

 

ウォームなのは良いとしてもそういう音質ならもっとボーカル域の質を追求しないと価値を感じにくくなります。

 

あまりオススメできるようなイヤホンではなく、失敗作とまではいえませんが、取り立てて見所のないイヤホンです。

 

 

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