【レビュー】 Auglamour R8 最強のゴミイヤホン
総合評価✕
eイヤホンが紹介して大ブレークしたイヤホンです。
一言で言うと、こんな駄作を世に高い価格で広めたeイヤホンの罪は大きいです。
このイヤホンのおかげでeイヤホンが「利益率の高そうなものならクソイヤホンでも平気で褒めて売りつける」と云うことがハッキリと分かりました。
見た目やビルドクオリティだけなら価格以上の品質は感じるのですが、とにかく肝心の音に問題が多く、どうしてこの音が世間で絶賛になるのか理解が難しいイヤホンです。
【AUGLAMOUR R8スペック】
■モデルナンバー AUGLAMOUR R8
■ドライバー 1DD
■感度108db
■インピーダンス16Ω
■周波数特性20khz-25000hz
■コード長1.2メートル
【AUGLAMOUR R8音質】
あらゆる点でお話にならない駄作です。
まず帯域バランスがおかしいといえます。60HZ以上の低音の量はある事はあるのですがエッジが不明瞭で質が悪く話しになりません。挙げ句の果てに重低音はほとんど出てきません。
低音の階調表現などはエッジが完全にボケていて、まず分かりません。
更に酷いのはシャカシャカする中高音域の質の悪さです。
もともと帯域バランスが中高音に寄っているのに、その帯域が決定的にクオリティーが低く話しになりません。
ここ最近の中華でも滅多に聞けないほどの酷い音質です。
しかもハウジングの設計にも問題があるのか、わずかに残響音が付加されるような傾向があり、音数の多いソースではドライバーが簡単に破綻します。
基本的にこのR8は「壊れかけたラジオ」のような音質で、エッジは立ちすぎて聞きづらく、頭が痛くなるほどです。
明るめの音なのですが、音そのものが1枚ヴェールをかけたようで、妙な音のエッジの描き方と共に、とても評価できるような音質のイヤホンではないと感じています。
【AUGLAMOUR R8まとめ】
いくら何でもこの音はないでしょう。
重低音は出てこないは、挙げ句の果てに低音の質は悪く、中高音域はエッジ立ちまくりで音が痛いという近年稀に見る本当の駄作です。
ただし、かなり装着の仕方で音が変わるのも事実なのでイヤーピースは丁寧に合わせる必要が出てきますが、それでも尖ったエッジはもともとの音なので多少良くなる程度です。
根本的な帯域バランスや音の問題は解決することはなく、さすがにこの音は酷すぎると思います。
こんな物を買うくらいならもっと安くて良いイヤホンがたくさんあると思います。
とにかく音も悪ければ深みもないという、恐るべきイヤホンです。
窓から投げ捨ててしまった方が早いでしょう。
こんな質の悪い音を長時間聴いていたら耳がおかしくなります。
これほどの駄作がネットで高評価なのは、まったく音の判断ができない一部のマニアとeイヤホン、それに中華イヤホン販売ショップが大量のサンプル品をバラまいてブロガーに絶賛評価を書かせて検索結果を汚染した結果でしょう。
お話になりません。
このイヤホンはほとんど詐欺に近い物で、ある意味ブロガーの踏み絵のようなイヤホンです。
このイヤホンを絶賛や高評価しているサイトは基本的に汚染されていると考えてもらっても良いでしょう。