【まとめ】中華イヤホン&ヘッドホンとDAPレビュー辛口のオススメ

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【レビュー】 JR-E107 JOYROOM

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総合評価△

 

JOYROOMのJR-E107となります。

ハウジングはアルミ製で質感はとても良く、ハウジングが異様なまでに小さいタイプのイヤホンとなります。

イヤホン背面にポート穴がひとつ設置されていて、ここでだいぶ音の調整を行っているようです。

 

このイヤホンは海外で評判が良かったようなのですが、日本では早々と取り扱いがなくなってしまったものです。

 

【JOYROOM JR-E107スペック】

■モデルナンバー JOYROOM JR-E107
■ドライバー 1DD/5mm
■感度99db
■インピーダンス16Ω
■周波数特性10khz-20000hz
■コード長1.2メートル
 

【JOYROOM JR-E107音質】

帯域バランスはすこぶる良好で、この点だけで云えば中華の標準的な帯域バランスレベルよりもかなり優秀です。

バランスという点では大きく評価しても良いと思われます。

 

ですが、このイヤホンは「音がつまらない」という欠点があります。

音が非常に「地味」で、華やかなところがまるでありません。

おそらく高域がハイ下がり気味の音質傾向に思えるのですが、こういう音は日本人にはあまり好まれない傾向の音です。

 

また全体のクリア感が足らず、どうも背面ポートから音が「抜けている」ような感じで、音にパワーがありません。

低域も表現できてはいるのですが、重低音はかなり弱く、輪郭も緩めです。

まるでオープンエアタイプのように音が抜けてしまっているので迫力がなく、全体的にも雑味が感じられます。

ボーカル域のエッジは少し立ち気味で、音質も地味な808比較でもさらに地味となり、雑味もある為あまり質が良いとはいえません。

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【JOYROOM JR-E107まとめ】

珍しいことに5mmという極小ドライバーを搭載しています。

 

どうもこちらのイヤホンは「音が極めて地味」で、日本人が好む音作りとはちょっと方向性が違う印象です。

しかも背面ポートからの音の抜けが激しいようで、ここを手で塞ぐとちょっと華やかな音に変わりますので、やはりオープンエア並みに音を逃がして音作りしているイヤホンだと思います。

 

重低音も出にくいところがあるので、音に迫力がなく、元々の性質でパワーもありません。雑味も多いので、総合的に考えると✖評価まではいきませんが、△評価の普通としておきます。

帯域バランスが悪くはないので、駄作とまではいえませんが、あえて買う価値があるかというとマニア向けの音作りだと思います。

 

このイヤホンはどちらかと言うと海外で好まれるタイプのハイ下がり気味の音作りではないかと思われます。

 

 

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