【レビュー】 JOYROOM JR-E100
総合評価×
前回、どちらかというと海外で好評を博しているとしてE107を紹介しましたが、今回は更にマイナーなE100を紹介しておきます。
E107とは違いドライバーの振動板直径はおそらく普通のサイズだと思われますので、E107よりも普通のDDに近い音ではないかと予想していました。
【JOYROOM e100 スペック】
【JOYROOM e100 音質】
帯域バランスは中高音寄りとなっています。再生の難しい曲でもボーカルが埋もれずに鳴らすことができます。
ところがやはり重低音の再生に難があり、ソースの中で鳴らすと重低音が出てきません。また低音がかなり不明瞭なところがあるので、低音重視で音を聞き込みたい方向けのイヤホンではありません。
この再生バランスはDZAT-DF10やダルシマーに近いバランスだと思います。
その分、中高音域はスッキリとした見通しが有るのですが、全体にわずかな雑味がのりますので、その見通し分を差し引いてしまい、全体的には興味のある音質だとは言いがたいと感じています。
ボーカル域もまたわずかに明るいのですが、やはりハウジングからくる雑味なのかが声に載ってくるのでイマイチと云う感想です。
【JOYROOM e100 まとめ】
低域側のエッジが緩く、量も少なく、また一部の音が積極的に出てこないところがあるのでこのあたりは問題が大きいと感じています。
また全体にうっすらと載る雑味は音質を汚しているので、こちらもまた看過できない問題であると思います。
一聴すると決定的にダメイヤホンであると言い切れるほどではありませんが、細部まで聞き込んでいくと細かな問題が多く、音質は全体的に汚れ気味です。
これはエッジの緩さからくると言うよりもハウジング側で音をボケさせてしまっている可能性が高い音です。
ドライバーも一部低域を出にくくさせてしまうようで、判定は×とさせて頂きます。バランスが似ているとはいえ、ボーカルの明瞭性という点で云えばDF10やダルシマーの方が明らかに上だと思います。
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