【まとめ】中華イヤホン&ヘッドホンとDAPレビュー辛口のオススメ

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【コラム】高域をポエムに語るレビュワーには気をつけた方がいい場合が多い

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高域というのは判断がとても難しい音域で、一筋縄ではいきません。
これが分かっている人ほど「高域」をあまり語りたがりません。
 
幾つか簡単に書くとこういう問題があります。
 
■詐欺に使われやすい
■錯覚を起こしやすい
■個人の耳の個体差が相当にある
 
オーディオではもっとも詐欺に使われやすいのが「高域」で、ハイレゾ詐欺による聞こえもしない領域への拡大による機器の買い換え促進や、やたらと高域をポエムで語るレビュワーのおかげでずいぶんと訳の分からないことになっているのがオーディオの高域という音域の特徴です。
 
今回は僕自身も高域に関してはいまだに不明な部分が多いので、ざっくりと書いておきますが、一般的に言って高域の判断はかなり難しい場合が多いです。
 
「音は経験」とはよく云われますが、高域に関しては経験よりもむしろ「若ければ若い方が判断が正確」である場合も多いと感じていますので、高域に関しては10代の方の意見も無視できません。
 
むしろ10代や20代前半の方の方が余程正確に聞いている場合が多い訳です。
 
 
ココにひとつの仮定をしてみましょう。
AとBと云う2つのアンプを思い浮かべてください。
 
A 低域はタイト
B 低域はブーミー
 
他はすべてまったく同じ性能だと仮定します。
 
この2つのアンプの低域以外はまったく同じ性能なので、リファレンスのイヤホンを使用したときに「高域」はまったく同じ音が出る筈です。
 
例えばスイープで高域成分のみを流したとしてAB2つのアンプの音はまったく同じ筈です。
 
これは誰でも理解可能だと思います。
 
では、この2つのアンプで低域成分のガンガン入った音楽ソースを鳴らしたとするとどうなるでしょう。
 
理論的には同じ高域が出ているにもかかわらず、現実には2つのアンプの高域の音は違って聞こえるケースが出てきます。
 
この理由は「錯覚」です。
 
低域の出方で中高音域が変わって聞こえてしまうので、実際はまったく同じ高域の音が出ていたとしてもAB2つのアンプの高域の音が「違って聞こえてしまう」という問題をはらむ訳です。
 
これは「耳の錯覚」のひとつで、この判断が一筋縄ではいかないわけです。
 
単純にここに加齢による耳の劣化が加わるので、更にやっかいなことになるのはおわかりになるかと思います。
しかもプラセボ効果まで加わると・・・・・
 
と云うことなので、「高域が伸びる」など言語明瞭意味不明な単語を駆使したり、ポエムな言葉で高域を語ることがいかにいい加減で愚かなことかは少しは分かっていただけるのではないかと思います。
 
要するに強引にまとめてしまうと「高域」の判断は本来とても難しいものだということを理解しておいていただきたいのです。
それを簡単にあーでもないこーでもないと詳細に「それっぽく」書く人にはちょっと気をつけた方が良いかも知れません。
 
少なくとも僕が現時点でハッキリと断言できるのは「高域の基本的な音質キャラクター」はドライバーの素材と駆動方式で決まってしまうということ、それ以外の部分での変化については倍音を除いてよく分からない部分が多いのが高域だと理解しています。
 
こういったことがあるのでオーディオショップなどでアンプやヘッドホンを売りつけようとするときに「これは高域が綺麗に出る」などと云うセールストークをよく聞くようになるのだと思います。