僕のオーディオバイブル この本を読め
僕が最も尊敬する五味先生の著書です。
これは僕のバイブルでもあります。
この本は長い間「絶版」となっていましたが再版されたモノです。
売り切れれば「入手困難」となる可能性が高いので早めに手に入れて頂きたいと切に願います。
この本は「真空管とレコード時代のオーディオ」がメインなのですが、「真実」という意味では今も変わりはありません。
昨今のどう考えてもメーカーよりの判定をする評論家とは一線を画する歯に衣着せぬ評論で舌鋒鋭くオーディオを切っていきます。
特に最終章は全オーディオマニア必読の章で、先生が遂にタンノイオートグラフにたどり着く様は涙無しには読めません。
僕がオーディオを始めた頃には既にお亡くなりになっていましたが、先生に今のオーディオ界の惨憺たる状況を見てなんとおっしゃるか、ぜひ聞いてみたいところです。
ただこの本は内容的にかなり古いので・・学生さんや若い方にはちょっと分からないところがあるでしょうから、ある程度のベテランなどに勧めておきます。