B30イヤホンとA01中華DAPのこと【コラム】
予想通りというか何というかでA01 DAPは「大ベストセラー」になりましたね。
M20を聴いたときにもベストセラー確定だと思いましたが、A01を聴いたときには「大ベストセラー確定」だと感じていました。
その通りになったのでまぁ予定通りだったというわけです。
ここでちょっと振り返ってみたいと思います。
【B30について】
「某ブログにて絶賛」と書かれているレビューがトップに来ているのは嬉しい限りです。
ただ、その他レビューで低音が弱いとかフラットバランスとか書かれているのが多いのが非常に気になります。
B30はドンシャリです。
バランス的には極めてよくデフォルメされた聴きやすい弱ドンシャリです。
それ以外の何ものでもありません。
もともと「中高音域向け」のイヤホンなので、低音がちょっと強めにはいっても低音の出来は褒められたモノではありません。
1DDなのでBAのようなケーブルによる妙な劣化現象もないので皆さんが「同じような音」を聴いている訳なので、使っているDAPが超絶ゴミ( agptek A02のような)でなければ特に低音が弱いなどと云う事はまずもって起こりえないのですが・・・
またB30がフラットバランスに聞こえる、と言う方はいろいろと聞き直した方がよろしいかと。
フラットバランスなどあり得ないです。
B30の聞き所は「中高音域」とそのエッジの出来の良さ、それからボーカル域の質の高さです。
その点に絞ってぜひ聞き込んで頂きたいと思います。
価格のプラセボにとらわれている人は別ですが、キチンと聞き分けられる人は評価すべき音が出ていることは分かるはずです。
【A01 DAPについて】
この価格でこの音なら間違いなく売れますね。
これが分からないというのもかなり問題がありますが・・・
ただし、プレイリストや操作性などといった音質以外の部分は「とにかくダメ」なのでその点は諦めてください。
これは中華の宿命みたいな物です。
A01の聞き所は「エッジ」一点です。
極めてアナログチックなエッジを描くのでかなり貴重なDAPです。
少なくともデジタルで他にこのエッジの出せるDAPは今まで聞いたことがありません。
ですので素の音質の高さもあるとはいえ、さすがに3万以上の物とは違いが出てきてしまいますが、エッジに関しては決して負けていません。
負けていないどころか他の高級デジタルアンプが顔面蒼白になる出来映えです。
ここがA01の最大の聞き所で、もっとも優れた部分でもありますのでキチンと聞き込んで頂きたいと思います。
catwalk1101earphone.hatenadiary.jp
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