ケーブルは単なる消耗品 数年に1度は全交換へ
僕のTwitterのフォロワーにYUKI NAKANO先生というミュージシャン/作曲家の先生がいらっしゃるのですが、この先生とのつながりはもともと「音響関係」ではありません。
なぜだかこの先生は僕のメインブログの方の「サバイバルグッズ」の方に興味を寄せられ、サバイバルグッズとかミリタリーグッズとか防災グッズなどの訳の分からないアイテムつながりの方です。
先生は作曲などのお仕事にお忙しい方なので時々「生きてますか?」と定時連絡を入れるとたいていが「今デスマーチが終わって一息入れています」みたいな返答がよく返ってきます。
非常にお忙しいがよく分からないお茶目な先生なんですよ。
しかも先生は作曲の幅が広く、ゲームから映画音楽まで幅広く何でもこなされています。
なので何か作曲をお願いしたいときはお気軽に相談してみるとよろしいでしょう。
その時にはぜひ「クソ中華イヤホンブログを見た」とお伝えして頂けると話しがスムーズに運ぶかもしれません。
さて、今回、先生に登場して頂くのはいくつかのリプライの中で興味深いご意見を頂いたのでそれをご紹介しつつ、返答していくと云う趣旨です。
ちなみにアナログのオーディオケーブルに関しては定期的な交換が必要です。数年に一度の大出費ですw 電源ケーブルは「どうだか」というレベルですが電源に関しては一度アップトランス(例えば220Vに上げて)してから100Vに落として機材に供給します。音の抜けが明らかに違います。
— YUKI NAKANO (@YUKIDUCK01) 2018年4月4日
これは僕も知らなかったのですが、プロの方になると「数年に1度ケーブルの交換」を行っているとのことです。
おそらくこれは「所定の性能を維持する」というメンテナンス目的と云うことが大きいのだろうと思われますが、業務使用ですとやはりトラブル防止という意味でこのような処置を施されるのだろうと思われます。
それで先生はアナログケーブルの事を言っておられますが、もちろんデジタルケーブルも交換した方がよろしいです。
というのも僕の使っているDACは当然デジタルでデータを送り込むわけですが、ここ最近ロックが外れてしまうことが頻発するようになってきました。
DACはソースのビットレートに応じて信号をロックするわけですが、これがノイズなどに邪魔されると外れてしまうわけです。
こうなると大音響でデジタルノイズを再生するか、もしくは「無音」になって音楽が止まります。
普通はデジタルは0と1しかないので「劣化?」と思われるわけですが、事実としてコネクター部分やシールドの経年劣化でどうかしてしまうようで・・・DACのロックが外れるという現象が起きたりします。
なので最近デジタルケーブルを新品に交換したのですが見事にロックが外れる現象が起こらなくなりました。
先生がおっしゃるようにアナログケーブルはもちろんのことデジタルケーブルも「数年に1度」は全交換が必要です。
ただし、一般家庭だともう少しスパンを伸ばさないと金額や手間暇で厳しいかと思われます。
これは「音を良くする」訳ではなく、「所定の性能を維持する」という目的で行うものなので意味を取り違えないようにして下さい。
こういうメンテもありますのでバカみたいにお高いケーブルを買ってしまうと「惜しくなって性能の落ちたケーブル」を使い続けることになりますので、ケーブルは単なる消耗品という考え方で安い物を使い捨てる方が結局は「機器の性能を引き出せる」という事にもなるということです。
catwalk1101earphone.hatenadiary.jp
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