【まとめ】中華イヤホン&ヘッドホンとDAPレビュー辛口のオススメ

中華低価格イヤホンとヘッドホン&デジタルプレイヤーDAP系のレビューのまとめとオススメです。購入した物や使ったモノが中心となります。誠実なレビューを心がけたいと思います。 。。基本的にライトな感じで一分で理解できるサイトを目指しています。このブログは「ぶろぐなんかめんどくせえよ」のスピンアウト・ブログです。なお、無断転載不許可です。

【レビュー】【レビュー】KINERA(キネラ) Bd005E/OKCSC DD3 Eイヤ・チューニングイヤホン

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  OEM元のOKCSCのDD3と何が違うのかは分かりませんが、DD3のEイヤバージョンです。

 

Eイヤというとチューニングに関わったイヤホンを聴くのははこれで2本目となります。

このイヤホンは要するに基本が中華なので、どう考えても「中華」の基準としての音作りがなされていると予想していました。

 

ちなみに前回はALPEXの1000円イヤホンでした。興味のある方はレビューをどうぞ。

 

note.mu

 

中華はなぜか帯域バランスが基準よりも大幅に崩れているので、この点に慣れてしまうと「まともなバランス」が分からなくなります。耳は現状に適応しようとするので特に長く聞き込むとなかなか戻ってくるのが厳しいのは事実です。

 

その点、日本製イヤホンの帯域バランスは重低音モデルでもなければ基本的には優れています。

 

Eイヤがどのように「チューニング」に関わったのかは元のイヤホンと比較検討してないとわかりませんが、単独での実力をまずは探ってみようと思います。

 

本来はこちらのKINERAを無料版の予定でしたが、同時購入のSATOREXの音がアレでしたので、急遽NOTE版と取り替えた次第です。

 

さて、 Eイヤチューニングの実力は・・・・。

 

note.mu

 

【DIYEAST - カスタムIEM自作、ポータブルオーディオ】 贅沢で優雅なオーディオの楽しみ 

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イヤホン自作派のブログでこんな記事が出ました。とても参考になったのでこちらで紹介しておきます。

 

カルボアイについての記事ですが、当ブログのリファレンスイヤホンであるので、ぜひカルボアイの使いこなしについての新たな知見が得られるのでお読みになる事を推奨しておきます。

 

diyeast.hatenablog.com

 

記事についての直接の言及は避けておきます。素晴らしい記事なので皆さんが個々に判断して頂ければよいことであって、僕如きがとやかく私見を差し挟むことではないかと思われます。

 

ただ、この方は贅沢なイヤホンの楽しみ方をしていると思うのです。

 

僕は以前からちょくちょく書いていますが、イヤホンの方は「とっかえひっかえしすぎる」のです。スピーカのように場所を取らず、アンプ込みで投資金額がかさむわけでも無く、ちょっと気軽に買えたりするので引出を漁ればもう何本ものイヤホンが鎮座しているわけです。

 

こう言う聴き方ですとどうしてもたどり着けない世界があり、ひとつのイヤホンを、ひとつのヘッドホンを、徹底的に聞き込んで深さを知っていくこともまた大事なことだったりします。

 

それでしか分からない事も確かにオーディオの世界にはあるのです。

 

僕は気に入ったスピーカーやアンプは10年以上聞き込みを続けていたりします。イヤホンでは僕は時々買うのを辞めて気に入った1本を3ヶ月くらいは聴いて欲しいと書いたりもしましたが、そういう聴き方から得られる物もあるので、このブログの方のように徹底的に1本を突き詰めて聞き込んで行くというのとても大切なことなのです。

 

そういう楽しみ方が分かるようになってくると、コレはもう本当にピュア的な聴き方であって、とても贅沢な時間だと僕は感じます。

 

ピュアオーディオであると言うことは真摯に向き合うという事であって、決して高いものを所有しているとかそんな浅薄な事ではありません。

 

ただ本来持っているイヤホンのポテンシャルというのはこれは無視できません。イヤホンに限らずアンプなどもそうですが潜在能力の高いものを見いだしてそれを聞き込むようにしないと「深さ」というのは決して分かりません。

 

オーディオというものは実際に聴けば「底が浅い」ものがほとんどです。こう言う物はあなたの時間を費やす価値はなく、幾ら頑張っても高みには到達できません。

 

僕はこのブログを書いた方は贅沢だと思う。この1本を追求するその聴き方はとても絢爛たる時間の過ごし方だと思う。

 

オーディオとはそう言うものではないでしょうか。

 

note.mu

 

【レビュー】SATOREX tubomi DH298-A1イヤホン

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日本メーカーのホシデンが開発するイヤホンでSATOREXという余り聴いたことのないブランド名を付されて出しているのがtubomiと云うイヤホンです。

 

いこうかどうしようか迷ったのですが、随分以前に読者の方よりTwitterでtubomiをレビューしてくれ、と云うことだったので今回はだいぶ時間が経過してしまいましたが、今回はSATOREXです。

 

初めて聴くのでちょっと楽しみにしていました。

 

最初は同時に購入しEイヤチューニングのKINERA Bd005Eを無料版にてレビュー予定でしたが、急遽、逆にしてKINERAの方を国産版にてレビューすることにします。

 

【tubomi DH298-A1スペック】

 

■モデルナンバー tubomi DH-298-A1
■ドライバー 1DD/9mm
■感度104db
■インピーダンス32Ω
■周波数特性 20~45,000Hz
>■コード長1.2メートル

 

装着感はとても良く出来ています。軽くて耳にも挿入しやすい。

 

バーンインは1時間程度が目安。最初は「音色」がかなりおかしいのでそれが収まるまでという所でしょう。

 

【tubomi DH298-A1音質】

 

ドライバーはウォーム傾向で、帯域バランスは低音ブーストされています。中高音向けのイヤホンとなっていますが、低域がかなり酷く、聴くに堪えないレベル。

 

ドライバーが良くないのかハウジングがマズいのか、音数が多くなる複雑な曲だと簡単にドライバが破綻する傾向があります。特に低音が入るとかなり厳しいので注意が必要でしょう。

 

こう言う激しい曲の場合、tubomiは聴くに堪えない音を出します。

 

低音はブースト気味で、エッジは不明瞭、膨らみも大きく低音のエッジはかなりユルいです。非常に質も悪くここ最近では中華の酷い物と同等クラスの低音しか出せません。もちろん重低音は出てきません

 

しかも中域と低域の境目あたりでしょうか。低域の上側が突出するようでこの帯域にかかる曲だと音が不必要に前に出ます。これは設計ミスっぽい音。

 

低域が強すぎるのとチューニングがかなりマズいのでボーカルが曲によっては奥に引っ込む。

 

ただし、ボーカルフラットは詰めた形跡があるので好感が持てます。音色も鳴らし始めは異常な音が出ていましたが、バーンインでかなりウォーム傾向を帯びる音色に落ち着いたのでこの点でもボーカル周りは比較的に良く出来ていると言えます。

 

それからエッジ、これがfinal並に良く出来ているのは認めざるを得ません。中高音域側の輪郭は柔らかめで非常に素晴らしい。

 

基本的にこのイヤホンは日本製の3000円以下の音によくありがちなしょうも無い音がします。このtubomiはどちらかというと失敗したfinalチューニングのような音で全体的に激しいソースでかなり音が眠くなり、透明度がガクンと下がるところがあります。

 

【tubomi DH298-A1まとめ】

 

酷いです。ゴミとまではいきませんが限りなく音が悪い。特に低域周りが酷く、ブーストされたあげくに低音が膨らんでエッジは不明瞭。アコースティックな曲のみ鳴らせるという、よくある失敗作のイヤホンそのものの音です。

 

ドライバーとハウジングの適合性などがかなり悪いようで、全体的な透明度に問題があり、少しでも激しい曲だと聴くに堪えない音を出してきます。

 

帯域バランスはまるで「中華」のようで、これなら日本製である必要が無く、むしろこの価格でこれを出すのなら今さら中華に勝てるはずもない。

 

強いて言うのなら出来の悪いKZのようなバランスで、いろいろと問題があります。良いところはボーカル帯域周りとエッジの出来の良さですが、それ以外の部分の出来映えが余りにも悪く、敢えて買う理由は何もないでしょう。

 

名前のtubomi/蕾みの通りで、この音なら花開くことはありません。永久につぼみのまま枯れ果てるでしょう。何の希望も才覚もない音でした。

 

ホシデンというメーカーはよく知りませんが、総じてこの程度の音作りでは社内に音の判別の出来る人がいないのでしょう。イヤホンの専門メーカーとしては成り立たないレベルだと思われます。少なくとも音響機器の専門家が関わったと思われる音ではなく、個性的であろうとして道を間違えたかのよう。もう少し深く音作りというものを理解しないと厳しい。SATOREXの他のイヤホンに期待します。

 

総合評価✖

  

note.mu

 

 

ヨーロッパの音

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最近はNOTE版をコラム系記事はメインに書いていますので久しぶりですがこちらに投下しておきます。

 

色々な音を聞いていて思うのですが、やはり欧州の音響機器は音が違う。

もちろんすべてではないのは当然ですが、おそろしく音の品格が高い。

 

個人的に要注目しているのが「イタリア」それからイギリス。

 

イギリスは伝統的ともいえるもので昔から優れた音響機器を生み出してきました。イヤホンメーカーではRHAなどがありますが、もう一聴して音色の深さが違います。

 

ドイツも昔はいろいろと優れたメーカーがあったのですが、最近ではどうもパッとしません。

 

そこで優れたアンプやらスピーカーを生み出すようになったのがイタリア。

 

それも相当にレベルが高い。

 

僕の認識ではなんだか「昼寝」ばかりしているようなイメージしかないイタリアですが、フェラーリやランボルギーニなどを生み出しているので分かるとおり、生活必需品では無い、生きるために直接必要ではない物に関してはずば抜けた物を作ります。

 

そうそう。こんなこともありました。

 

以前、自宅のドアをリフォームしたときに「ドアノブ」をどうしますか?と言われて分厚いカタログを業者が持ってきたのです。

 

ドアノブなど何でも良いだろうと思ってカタログを見たのですが、トステムやらなんやらの日本メーカー製のドアノブはどれもみんな似たような物でたいした違いはありません。

 

ところがその中に「真紅のドアノブ」があって、更にそのデザインは貝殻模様でメチャクチャ高価。真っ赤な貝殻デザインのドアノブなど見たこと無かったのでビックリして「これ一体誰が買うんです?」と聞くと、業者は苦笑しながらこういったのです。

 

「ああ、これはイタリア製ですね。凄いですよね。こういう発想は日本人には出来ないですよ」

 

そう、デザインと言えばイタリアが優れていますが、音響機器も確かに凄い。音の品格が明らかに違っていて、どうしてこんなチューニングが出来るのかと思いますし、先ほどの真っ赤なドアノブ等を見ても頭ひとつ抜きんでた製品を作ったりします。

 

僕は「日本の音」も応援したい気持ちは十分にありますが、イタリアの優れたスピーカーやアンプの音なんか聴いてしまうともう暗澹たる気持ちになります。

 

特に才能のある創業者が生きている間に作られたイギリスやイタリアの音響機器の「凄み」というのはちょっとやそっとではたどり着けない深さがあります。

 

 

【レビュー】final F3100 ミドルクラスの1BAイヤホン

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NOTE版読者の方からの依頼を受けたので今回はfinalの1BAイヤホンであるf3100です。以前heaven2はレビューしましたが、これでBAイヤホンは2本目となります。

 

どうも元々の価格が2万位するらしく、今や半額近い価格で売られているので「良いものなら買ってみたい」という事でした。

 

VGP2018(笑)なども受賞しているようなので、期待半分絶望半分で購入してみましたが、1BAは徹底的に中高音域のクオリティが高くないと聞いていられない為、低音はそこそこでも良いので、そのあたりの出来の良さを見てみたいところです。

 

アマゾンなどでは音質のついて自体はそれほど悪くないのですが、まったく信用のないアマゾンレビューでは幾ら読んでも何も分からないため、帯域バランスや中高音域の品質を含めて本当に買う価値があるのかどうかも知りたいところです。

 

BA機はドライバもさることながらそれ以上にチューニングが難しいところがあり、油断すると神経質な音や尖ったエッジ、不自然な音色など様々な問題に直面しやすいのですが、本当に良いものが安くなっているのなら面白い買い物になりますので、もともと1BA機は意外に好きだったりする僕がレビューしてみた次第です。

 

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【レビュー】名機AKG K701/702ヘッドホン

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note.mu

 

アニメ軽音で有名になったAKGの定番ヘッドホンK701/702です。その違いは702の方はリケーブル可能となっていますが、DDなので音は変わりません。

ですので本質的に701/702の音は同じだと思われます。

 

当ブログの読者の方が何人も使っているため、僕も急激に欲しくなりました。

 

AKGなので音に問題があろう筈が無く、超有名ヘッドホンのひとつなので、どのような方向性を持った音を奏でるのか、またアンプに対する要求の程度もまた知りたいところでした。

 

もともと8万円程度で売られていたかつてのハイエンドヘッドホンです。それが終売近くになり、かなり価格が落ちているので、下手な新製品に手を出すよりも安心感があり、そこらの聴いたこともない三流メーカーのヘッドホンを買うよりも余程健全。

 

オーディオは新しければ良いわけではなく、その音が素晴らしいかどうかがすべてです。時間という審判者を経て長きにわたり生き残っている「本物のメーカーの本物のヘッドホン」のひとつである事は確かなので、興味津々です。

 

その結果は如何に。

 

AKG K702 オープンエアー型ヘッドホン

AKG K702 オープンエアー型ヘッドホン

 

  

【レビュー】KZ ZS7 4BA+1DD機の実力を探る

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遅くなりましたがKZ の4BA+1DD機である多ドラのイヤホンです。

一週間前には到着していましたが、余り興味が無いので放置プレーしていました。

 

ですが、それではマズいので気を取り直してレビューする事にしました。

 

同時に購入したAS06の方に興味がいってしまっていたので、期待感のないこちらのZS7は後回しになったというわけです。

 

これまでKZの多ドラの出来は余り良くないので、ZS5を最高峰として評価してきましたが、そのあとのモデルは何を聞いてもZS5の劣化版の音しかしないのでうんざりしていたというのが本音です。

 

【KZ ZS7 スペック】

 

■モデルナンバー KZ ZS7
■ドライバー 4BA/1DD/
■感度105db
■インピーダンス24Ω
■周波数特性 7hz - 40,000Hz
■コード長1.25メートル

 

バーンインはBA主体という事もあり、ほとんど必要ありません。DD部分の低域もほとんど変化しません。と云うわけで30分も回せば十分、それすら必要ないでしょう。

 

外観に大きなエアポートが空いているので音漏れ注意です。装着感は個人的には満足しましたが、個人差があるでしょう。

 

【KZ ZS7 音質】

音質はニュートラルよりのクール系で帯域バランスはかなり低域強めです。ZSAほどの破綻したブーストではなく、いつものKZよりはちょっと強めな低域だといえます。

 

低音量は8.0-8.5程度なのでいつものKZから比較するとかなり多いと云えます。

 

この低域なんですが、かなり強めのあげくに基本的にちょっとエッジが緩く膨らみも大きい。ですが、このイヤホン、ブーストされている分、重低音がそれなりに出ます。

 

低域の上の帯域はちょっと潰れ気味ですが・・・・

 

このおかげでZS7で鳴らすと、音楽の土台というかベースがキッチリしてくるので、多少他のKZとは鳴り方が違います。この点は似たように音が多いKZの中でもベースとなる部分がちょっと違うなりかたをするようです。

 

ボーカル域の特性も極めてフラット。徹底的に煮詰めたような特性で妙な暴れ方をしません。

 

ただ音がちょっと地味です。たぶん中高音域側の特性がかなりフラット気味なのではないかと思わせる音質で、派手さはありませんが、好感が持てます。ボーカル周りもほんのわずかですが他のKZの多ドラと比較するとコクというかカラーが載るところがあります。

 

全体的にこのZS7はかなり落ち着いた音色を出しますので、派手でキラキラした音が好きな方には向きませんが、玄人向けのチューニングと言ったところでしょうか。

 

エッジの出来はKZ。嫌な音や神経質な音がでるのでかなり尖っていると云えるでしょう。

音の透明度や分離、明瞭度などは平均的ですが、このZS7はいつものKZの低域をかなり強化したものと云えます。

 

多ドラにありがちな音色の不統一やクロスオーバー周りの違和感もほとんど感じませんでしたが、低域の超絶的な強さといつもの神経質なエッジは変わりませんでした。

 

一言で云うと、KZの低音超強化版。質よりもとにかく量を追求したような音となっていますので購入する場合は注意か必要でしょう。 

 

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【KZ ZS7 まとめ】

 

KZの多ドラの低域強化版です。

 

音が少し地味で低域が超絶ブーストされている分、明瞭度が少し下がり気味ですが、多ドラにありがちな低域の被りやクロスオーバーの不具合などまったく感じることがなく、その辺は良く出来ています。

 

この手のマルチドライバイヤホンでは最も難しいのが低域担当のDDとの音色のつながりや中域への音の影響なのですが、ほとんど最小限に抑えられているように感じます。

 

低域のブーストはかなり強めですが、 低音に極端にふったイヤホンと考えれば間違いではありません。

 

エッジなども本当にいつもの硬く尖ったKZの中高音域。そういう意味では何ら違いはありません。

 

要するにKZの多ドラの音はいつもどおりのでそのままにして、とにかく低域を強化してメリハリを付けたイヤホンでしょう。そこのところに価値を見いだせるかどうかと云うと少し厳しい。ただでさえKZと云うか中華の低域は量が多いのに更に多くなっているのでピュアリスニングとはほど遠い。

 

総合評価△ 

 

 

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catwalk1101earphone.hatenadiary.jp 

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【レビュー】TFZ T2 GALAXY 初のTFZイヤホンレビュー

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TFZ初レビューはT2となります。

NOTE版の方で読者の方よりレビュー依頼があり購入した物なので、中華ですがNOTE版の方でレビュー致します。

 

読者によるとこのT2は「評判が良いようだ」とのことなので、余り気乗りはしなかったのですが、購入してみた次第です。

 

TFZはウチの読者の方数人より色々と噂を聞いていましたし、TFZ自体もほとんどやらせレビューである、と云うことから敬遠していました。

 

ですが、この辺で「そんなに評判が良いのならいってみよう」ということになり、テストした次第です。

 

僕は元々新素材を積極的に活用するメーカーは余り好きではないところに、グラフェンは一度聞いて良い印象もなく、そのあたりをどう判断したか、乞うご期待です。

 

 

note.mu

 

【サイト紹介】 Tecの路地

 

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さて、取り急ぎで記事を書いておきます。

下記のブログはここ最近、よく当ブログの言及をしていただいてる「理系の学生さん」のブログです。

 

今回は主にケーブル詐欺についてのお話しですが、とても良く出来ています。なのでTwitterではなく、こちらで独立した1記事として紹介しておきます。

 

さすがに「理系」の学生さんなのでよく分かっていらっしゃる。そもそも理系がケーブルで音が変わる、なんて言い出したらどうかしています。

 

www.technology-8239.net

 

理系の方は基本的にこれくらいシビアにオーディオという物と向き合うべきで、その姿勢で正しい。

いい大人が訳の分からないケーブルポエムなんか書いている場合ではありませんし、ましてやそんな物を売りつけている場合でもありませんので、こういった「やる気のある学生さん」を見習うべき。

 

最後に補足を。

 

確かイヤホン測定結果置き場の方の記事で、BAとケーブルのインピーダンス抵抗で周波数特性が変化する状況を測定したグラフを見たはずなのですが、ちょっと見つかりませんでした。

 

BAはインピーダンス抵抗の影響を受けやすいこともあり、アンプとケーブルの間に「相性問題」が生じます。

 

基本的に「相性が悪いと性能が劣化」しますが、これは特に大きく影響を受けた場合に耳の良い方が聞き込むと分かる、程度の変化です。

 

何度でも言いますが、特性の変化が測定できたからといって、それが人間の耳で検知出来るかどうかは別な話であり、多くの場合、検知など出来ません。

ただしかし、極一部の極端にBAと相性の悪い物と当たってしまった場合、高域側で感知しやすい微細な変化を起こす場合があります。

 

これは相当に聞き込んで慣れたBAイヤホンなら、なんとか分かる場合もある、程度の小さな変化なので多くの人の場合、無視してしまっても構いません。

 

通常、イヤホンマニアの方は飽きやすい人が多く、そこまで厳密に長期にわたってひとつのイヤホンを聞き込むというケースも希でしょうから、個人的にはそんなことに拘泥するよりも、音楽を楽しむべきだと思いますが。

 

そういう意味ではBAというのは性能が不安定というか繊細というか、なのでちょっとした困ったちゃんではあります。

 

それがあるので僕のレビューではDAPの明示とケーブルは付属の物、というふうに決め打ちでレビューしています。まぁ、ケーブルを変えてBAと相性の悪いものだったとしても大勢に影響のあるような事でもありませんが。

 

そんなことよりも装着位置とその日の体調、アンプの音量による変化の方が余程大きく・・・。 

 

ちなみにDDではそういった変化はありません。

 

Tecの路地さんのような方が1人でも多く現れ、オカルトオーディオを、一掃する事を願います。

 

 

オーディオ・オカルトグッズとかイヤホンとか。

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ちょっと以前、メインブログの方で「ラーメン通はバカばっかり」という記事を書きました。

 

lunaluna302.blog.fc2.com

 

興味があれば読んで欲しいのですが、ようするに「ラーメンを今どきスープからグツグツ10時間も煮込んで作っているようなところは少ないよ」という事です。

 

僕もビックリしたのですが、今どきのラーメンはすべて出来合の物を買ってそれをさも自分が作ったかのように出していたりします。

 

麺は当然ですが、命のスープも工場から買っている物。

 

僕も知り合いのラーメン屋で何度も食べていますが、これがまず分からない。

 

更に面白い事に、知り合いのラーメン屋は値段が少し高い。だいたい900円がメインの価格帯。

 

店を始めるときに僕はラーメンの値付けを聴いていったのです。

 

「ちょっと高くない?」

 

すると、先方が答えたのが「ちょっと高くするから「本物」のようにみえるんだよ。この価格でまさか「全部出来合いのもの」だとは誰も思わないよ」と。

 

なんでこんな話しをするのかというと、オーディオ・オカルトグッズとか高いんです。価格が。訳の分からないシール一枚で12000円とか。

 

そのほかにもどことは言いませんが、なんか中華にしてはちょっとメインどころの価格帯がお高めのイヤホンメーカーとか。

 

ワザと価格を高めにして売る、というのはオーディオでもよく使われる常套手段の1つです。

 

そう言う場合、イヤホンなら「新素材の採用」とか「デザイン勝負」とかしてきます。

 

ビルドクオリティとか、パッケージの高級感とか。聴いたこともないドライバ素材とか。

 

自信がないのでそういうところで色々と誤魔化してくるわけです。

 

note.mu

これも言葉を失う一品。オーディオ・オカルトのエリート街道まっしぐら。