【まとめ】中華イヤホン&ヘッドホンとDAPレビュー辛口のオススメ

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【レビュー】 KZ ATE

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総合評価△

 

かつての名機であるKZ ATEとなります。

僕がイヤホンの音を真剣に聴くことになったきっかけともなった機種ですが、あれからいろいろなイヤホンを聴きましたので、再評価しておきます

 

sure掛け専用でプラスチックのスケルトンハウジング搭載です。

 

【KZ ATE スペック】

■モデルナンバー KZ ATE
■ドライバー 1DD/8mm
■感度118db
■インピーダンス16Ω
■周波数特性15khz-25000hz
■コード長1.2メートル

 

【KZ ATE 音質】

明確な問題点はいつもの低域強めのKZバランスの中でも低域ブーストといえるもので、低音域から重低音にかけての音が過剰であることが最大の問題となります。

 

特に60hz付近から下の過剰な演出は看過できるレベルではなく、最大の残念な点となります。

この帯域付近の過剰演出は元々低域が過剰なKZの中でも比較すると強いレベルにあると言えるでしょう。

 

また低域のエッジはかなり甘めな帯域があるのが残念なところとなります。

 

最も評価すべきは、ボーカル域の質の高さです。

 

当時この価格でこのレベルのボーカルが聴けると云う事では話題になるのもうなづけるでき映えだと思います。

 

ただし、よく聞き込むとボーカル域のエッジは極くわずかに立っているので、この点では後継のATRで改善された部分となります。

 

しかもあまり混濁しない優秀なドライバーのようで、少し温かみのある極めて高いレベルのボーカルを聞くことが出来ますので、当時としてはかなり優秀なイヤホンであったと言えるでしょう。

 

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【KZ ATE まとめ】

今でも名機のひとつとして数えられるかは別として、ボーカル域の質の高さはATRが出るまではトップクラスにあった事は確かだと思います。

 

HI-FI調の音ではなく、どちらかというと温かみのあるウォームな系統のボーカルを楽しむためのイヤホンのひとつとなります。

 

発売当初とは違い優秀な中華製格安イヤホンが幾つも出てきたので当時の衝撃などはなくなり、今では後継のATRが出てしまったので、ATEの問題点がすべて改善差されている状況では積極的に推薦する理由はありません。

 

ATRに対してATEが勝っている部分はほとんど何もありませんので、あえて購入する理由はないでしょう。

 

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catwalk1101earphone.hatenadiary.jp