【まとめ】中華イヤホン&ヘッドホンとDAPレビュー辛口のオススメ

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【レビュー】 GGMM C700

 

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総合評価△

GGMMのフルメタルイヤホンです。

装着感はとても良く、ビルドクオリティも悪くありません。

 

こちらはマニュアルには2DD×2と表記がありますが、分解図を見る限りでは1DDではないかと思います。

どちらにしろ1DDでも 2DDでも音がすべてですので、あくまで参考程度にしてください。

【GGMM C700スペック】

■モデルナンバー GGMM C700
■ドライバー 1DD/9.2mm
■感度93db
■インピーダンス16Ω
■周波数特性20khz-20000hz
■コード長1.2メートル
 

【GGMM C700音質】

ボーカルのニュアンスや表現力は平均以上です。

この帯域に限ればちょっと地味目のモニターチックな鳴り方をしますが、正統派の鳴り方で好感が持てます。

 

ですが、問題なのは低音で、こちらがかなり強めになってしまっているのと、輪郭がとても緩く、かなりボケ感があり、階調表現がでてきません。

 

中高音域の出来が予想以上に良いためにかなり惜しいことになっているのですが、こちらの低音のレベルの低さはちょっと許容範囲を超えています。

 

ボーカルから上の帯域のエッジの良さを低域の緩さでスポイルしてしまっているのがなんとも悔しいところですが、DZAT DR20あたりと比較しても低音がかなり強いので、低域をもう少し絞り込めなかったものかと考えさせられるイヤホンでした。

 

全体的に中高音域のエッジは平均以上となっていてかなり良いので、低音がでないソースを聞くのなら一定レベル以上の品質の音を聞くことが出来ます。

音質そのものはニュートラル傾向となっています。

 

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【GGMM C700まとめ】

 フルメタルで装着感は良く、中高音域の出来の良さに対して、低音が強すぎるのとまたエッジが緩すぎるイヤホンです。

 

ボーカル域だけとればかなり想定の上を行く音質を確保しているのですが、その下の帯域がこの出来ではちょっと購入をオススメできません。

 

昔よくあったどうにもならない低音強めの中華製イヤホンを少し良くした程度のレベルの低域なので、もうすこし音質設計に気を遣っていたらもっと評価が高くなったと思うととても残念なイヤホンです。