【まとめ】中華イヤホン&ヘッドホンとDAPレビュー辛口のオススメ

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【レビュー】Agptek A12 mp3プレイヤー クリップ付き軽量コンパクトDAP

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agptek a12

 

総合評価✖

Agptekの超コンパクトDAPの最有力であるA12です。

背面クリップ付きで本体の小ささはAgptekのDAPの中でももっとも小さい部類に入ります。

 

スポーツや運動時使われることを前提としたデザインなので、自宅でじっくり聞くようなDAPではありませんが、屋外のスポーツなどの「特定用途向け」ということで開発されたDAPだと考えられます。

 

【Agptek A12 について】

アルバムアートワークなどを表示できる液晶面積は無く、あくまで文字と簡単なドット絵での液晶表示が中心となります。

 

機能は格安中華DAPにありがちな

■ボイスレコーダー

■FMラジオ

と基本に絞った作りですが、FMラジオはワイドFMのみ対応のようで、テストする限りでは自宅にて1chのみ室内で受信できましたが、この受信品質はかなり良かったです。

 

OLEDディプレイ搭載で内蔵8GB、外部マイクロSD対応でこちらは64GBまで対応していますのでMP3プレイヤーとしてはいまどきの平均的な作りで良く出来ています。

 

■再生時間35時間

■対応フォーマット MP3/WAV/APE/WMA/FLAC

■本体寸法 W3.2×H5.2×D1.2cm、重量は22.5g

 

 操作性はかなり良好です。

 

音量ボタンは左側面に独立して実装され、右側面の電源スイッチはスライド式の物理スイッチとなっています。

とても使いやすく説明書を見ないでも特に問題なく使用することができるのではないかと思います。

 

【Agptek A12 音質】

基本的にはダメでしょう。

ますアンプなのに帯域バランスが崩れます。

 

これは同社のA02と同じように低域がかなり少なくなりますので、DACと言うよりも中味の回路と電源部に問題のある音です。

特に低域は少なくなった挙げ句の果てに階調表現が出てこなくなるので、非常に音楽が「腰高」になります。

 

また、このプレイヤーを使うと中域もわずかに暴れがでるので「DAP」の役目である「基本的にニュートラルな音質」が確保されていません。

 

音質自体も少し「明るめ」になるようです。

 

この価格帯であればAgptekのM20がモデル・リファレンスとなり得ますが、それと比較しても音の変質が大きすぎるので音楽を聞いていてかなり問題があります。

 

また音の背景の雑味も大きいようで、やはり「格安機にありがちな設計と部品」と言わざるを得ません。

 

この為、クリア感がとにかく足りません。 

全体的に非常にざわついた音がします。

 

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【Agptek A12 まとめ】

低域が少なくなるのは看過できることでは無く、プレイヤーとして失格です。

このA12で音楽を聴くと別物のように聞こえますが、低域が出てこなくなるので当たり前と言えば当たり前です。

 

M20プレイヤーが金属製でズッシリと重いのでスポーツ向きではありませんが、その用途であればAgptekのC05の方を強くオススメしておきます。

 

C05は背面クリップがありませんが、音が断然C05の方が優れていますので、お金を出してスポーツ用途のDAPを探してるのならA12は避けて置いた方が賢明だと思います。

 

筐体のコンパクトさや軽さ、背面クリップや操作性の良さ等を含めると大変に良く出来たDAPではあるのですが、何よりも音がダメだと云う事で評価は✖を付けさせていただきます。

 

  

 

 

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