【まとめ】中華イヤホン&ヘッドホンとDAPレビュー辛口のオススメ

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ピアノメーカーがスピーカを作ってみたら・・・

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世界に君臨する著名なピアノメーカーといえばスタインウェイとベーゼンドルファーを外すことは出来ません。

 

そのうちの1社であるベーゼンドルファー社がスピーカを作っていることはご存じでしょうか?

 

価格は数百万クラスのハイエンドですが、ベーゼンドルファーのエンジニアが「自社のピアノの音を正確に再現できるスピーカーがこの世に存在しない」ということを憂えて、「無いなら自分たちでつくってしまおう」という事で世に生まれたスピーカーがベーゼンドルファーのスピーカーとなります。

 

この為、このスピーカーは「ピアノ専用」と言う触れ込みで当初売り出され、多くのオーディオマニアを驚喜させたものですが、日本に輸入されてみれば・・・

 

「音が悪すぎる」

 

と云うことで見向きもされなかったスピーカーです。

 

当時僕もどうしても音が聴きたくて注目していたのですが、とにかくどこにも試聴機がなく、僕の行動範囲では結局スピーカーを見ることも出来ませんでした。

 

ただ、評論家などの書き方も非常に歯切れが悪く、当時試聴したマニア達からも「ピアノの音がまったくダメ」という評価を下されたのがこのベーゼンドルファー社のスピーカーでした。

 

ブログなどに上がったレビューでも「試聴会ではあまりのピアノの音の悪さに出席した評論家も説明に窮していた」などと書かれていましたし、まったく売れた形跡もなかったのでその程度の性能というのがおそらく正しい評価なのでしょう。

 

このように世界の頂点に君臨するピアノメーカの技術者達が自ら手を尽くして作っても「その音」は出てこないわけです。

 

彼らが「音色の秘密」を知っているかどうかは分かりませんが、オーディオ機器で・・アンプとスピーカーの世界でその音を出せる設計者はそれぞれ数人くらいしか居ないのではないかと思います。

 

それこそ世界トップクラスのピアニストやソプラノ歌手達の人数と同程度くらいしか居ないのです。

 

でもまずはその音色を聴いたことがなければそれこそ話しも始められませんが、それくらいの難易度が必要なのだという事は知っておいて欲しい事です。

 

それと同時に「音色」というものはそれを出すために何かこう秘密があると言わざるを得ません。

 

いつの日かそういった機器をイヤホンやヘッドホンで聞く為に紹介したいとは思っているのですが、なにしろ部分的に一部でそういう音がしたり、とても薄かったりするものはヘッドホンでなら少しだけ片鱗を見ることが出来るのですが、僕の要求するレベルではいまのところちょっとまだ存在しないので保留という事にはしておきます。

 

あっと、何度も言っていますがこういう音はデジタル機器からは「絶対に」でてきません。

 

世界的に、アヤシげなメーカー以外、まともなピュアメーカーがアンプ系で1社もデジタルを出してこないので察して欲しいところです。

 

ジェフローランド?LINNのアンプ?

 

まともなメーカーだと思ってる人いるのでしょうか(笑)