【まとめ】中華イヤホン&ヘッドホンとDAPレビュー辛口のオススメ

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【レビュー】MEMT X5

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総合評価△

以前、MEMT X3というインイヤータイプのレビューを行いましたが、インイヤータイプという事もあり、音もバランスもまったくダメということで、MEMTのイヤホンに大きな期待はかけていませんでしたが、今回はカナルタイプのX5です。

 

こちらのX5は海外の著名なブロガーのような方が「絶賛」に近い評価をしたという事で盛り上がったイヤホンのひとつなので興味はあったのですが、この方がまたイヤホンなのに「3Dステレオイメージ」などという単語を普通に駆使したりしてしまうので辟易していました。

 

そんなモノがイヤホンから出てくるのなら僕たちはこれほど苦労していないわけです。

 

【MEMT X5スペック】

■モデルナンバー MEMT X5
■ドライバー 1DD/5.5mmナノドライバー
■感度100db
■インピーダンス16Ω
■周波数特性20khz-10000hz
■コード長1.2メートル
 
スペック上のDDが5.5㎜と少し小さすぎます。
この手の極小ドライバーは低音域、特に重低音に大きく影響を及ぼすのが経験上の判断です。
 
おそらく低音域をなんとかするために何らかの形でドライバーに無理を要求している可能性が高いのかもしれません。
 
ハウジングはマグネット付きで左右を接着することにより首に引っかけて待ち運ぶことができます。
 

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【MEMT X5音質】

まず、こちらのX5はイヤーピースに低音が大きく左右されるので、しっかりと差し込めるイヤーピースをきっちりと左右で入念に合わせましょう。

 

二段キノコタイプのイヤーピースが付属していますが、まずこちらをきっちり合わせないとそもそもまともな音がしません。

中華イヤホンの中でもフィッティングにはかなりシビアなようで場合によっては他社製のイヤーピースを使う事も有りでしょう。

 

ただし耳穴に差し込みすぎると「低音が多すぎ」、差し込みが浅いと「低音が少なすぎる」ので低音がちょっと少なめ程度のところで合わせるようにしましょう。

 

今回の音質レビューは付属イヤーピースで低音量を確認しながら、低音量をリファレンスのATRレベルでちょっと少なめのバランスに合わせたレビューとなります。

 

基本のドライバーはウォーム系統でちょっと明るめの音に特徴があります。

 

帯域バランスは非常に良好と言えますが、今となっては少しすくなめだと感じるかもしれません。

この為、最近の中華イヤホンに慣れている方ですと「音が軽い」イメージをまず感じるのではないかと思います。

 

ボーカル域の出来映えは「並」ですが、展開はかなり前方に張り出してきますので悪くはありません。

ボーカルをグッと前に出して聴きたいという方には有りだと云えば有りです。

 

中高音域のエッジはわずかに立ち気味ではありますが、こちらも良好だと言えます。

 

問題を挙げるとするとまず重低音、これも60hz以下の領域がかなり出にくくなっていて、かなり不明瞭でブーミーです。

 

もうひとつは全体に「雑味」とまではいえない独特のテクスチャー感がかなり明確に載ってきます。

この為なんだか音全体にザワッとしたイメージがつきまとうところがあります。

 

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【MEMT X5まとめ】

決して悪いイヤホンではありませんが、やはり重低音域が非常に出にくいところがあって、またその重低音が非常にブーミーでかなり不明瞭で崩れがちになります。

 

帯域バランスは良好なんですが、少し低音域が弱すぎるといえば弱すぎます。

音楽全体が「ちょっと軽いイメージ」になる、という問題が看過できません。

 

もちろんイヤーピースを更に深く装着すると低音域は増えるのですが、そうすると中音域が崩れ出すので設計上の低音量はもともとかなり少なめであると判断します。

 

また音に明るめの色を持つのですが、なんとも言えない独特のザワつく音質があるのでこの点でも評価を下げざるを得ません。

 

と云う訳なので、こちらのMEMT X5を勧めたい方は、とにかく明るく前に展開するボーカルを聴きたい方、現行の中華イヤホンの帯域バランスよりもsureあたりのバランス感覚にプラスアルファの低音バランスを好まれる方には良い選択となり得ますが、中高音域の出来映えは特筆すべきほどのモノはなく、独特のザワつく音質と絡まり合って「それなり」だとしか言うことができません。

 

全体の判断として海外のそれなりのレビュワーが「絶賛」するほどの性能はとてもありません。