【まとめ】中華イヤホン&ヘッドホンとDAPレビュー辛口のオススメ

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【サウンドステージの真実】イヤホンとヘッドホンの音場 その2

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前回の記事で音場/サウンドステージと言われる物がスピーカーでも極めて不明瞭だ、と云うことを書きました。

 

そのぼやけたイメージを補うのが人間の「想像力」で、これがあるので音場というのは極めて個人差(思い込み)が大きく、ブログなどでマニアが殊更に強調して書くほど明確な音像は実際には現れない、と云う意味のことを書きました。

 

最低でも音場表現にはスピーカーが必要で、できればAVアンプの方が前後左右の音の移動が明確になるので有効でもあり、2CHステレオスピーカーのイメージではどうしても限界があるという事も書きました。

 

ただし2CHステレオスピーカでの中央イメージの生々しいリアルさというのはあり、コンサートホールでの着座位置がハッキリと分かるというのはあります。

 

 

なので現代の解釈ではスピーカを使うとセンターイメージを中心に音場が現れ、その中にうっすらと音像のような物が表出する、と云うことで理解するのが適当かと思われます。

 

【イヤホンにおける音場】

非常に単純で限定的です。

音のつながりも極端に悪く、水平方向ですらかなり問題があります。

 

疑うのなら360度回り込むソースをイヤホンで流してみればよいです。

 

イヤホンにおけるイメージの展開は両耳まで左右180度の半円を描くように前方展開するのがやっとで、これすら満足に描くことはできません。

 

どのイヤホンを使ってもキレイに音が繋がるという事はなく、だいたいざっくりと左右それにセンターイメージがある程度です。

 

5.1CHイヤホン等という物が存在しないように、物理的に不可能なのだと思われます。

 

【ピュアヘッドホンの音場】

ヘッドホンクラスでもサラウンドヘッドホンでなければイヤホンとたいして状況は変わりません。

 

どうもピュア用のヘッドホンでは難しいようでイヤホンと同じくなかなかキレイに音が繋がりませんが、イヤホンと比較すると幾分かは有利なようであれほど音のつながりが悪いと云う事はなく、いくらかマシになるようです。

 

ただし、イヤホンと違いイヤーパッドで物理的にドライバーと耳までの間に距離が出てくるので「音に距離感」が出てきます。

 

これは音場とは全く違いますが、少し遠くから音が鳴るヘッドホンがあったりするのですが、近かろうが遠かろうが設計上の問題なので大きな意味は感じませんが、イヤホンとの違いを感じる事があります。

 

要するに音楽重視の傾向を持ったピュア用のヘッドホンでの音場形成はかなり難儀するので最初からサウンドステージは捨てて掛かる必要があります。

 

ヘッドホンでは実力的にはイヤホンに毛の生えた程度の音場表現しかできません。要するに左右180度の前方展開、それも脳内で処理された個体差の大きいイメージで、それが限界です。

  

【サラウンドヘッドホンでの音場】

 

通常ゲーミングヘッドホンがこのジャンルに当たりますが、主に映画視聴やゲーム目的での使用になります。

 

まず第一に水平方向で360度音源ができる限りスムーズに回り込むことが第一の条件です。

基本的に「高さ方向」つまり垂直の音場は表現できません。

 

あくまで水平360度という事になりますが、PC等でソフトを使用して調整後に回り込みが巧くいく物と無調整でもしっかりと回り込むものがあります。

ただし、音源が連続的にキチンと回り込む物の数は少なく、そういったサラウンドヘッドホンは極めて貴重です。

 

音質はかなり悪い物が多く、ある程度のクリアな音質とサラウンド性能を共に達成している物は極端に数が少なくなります。

 

音質的には低音ブーストした物が普通なので、音楽を聴くのには適していませんが希に音楽鑑賞に堪えられる物もあったりするのが面白いところです。

 

以前はRAZER等の大手メーカーが独占していましたが、最近ではあらゆる面で中華サラウンドに負けつつあります。

 

サラウンドヘッドホンでの水平方向の音場再現はヘッドホンの中では飛び抜けて優れていますが、それでもある程度の「イメージによる脳内補完」が必要で、後ろに音が回り込んだような気がすると云うレベルである事は致し方ない部分でしょう。

 

【イヤホンとヘッドホンでの音場】

 

イヤホンとヘッドホンでは、例えそれがサラウンドヘッドホンでもコンサートホールでどこに座って音楽を聴いているのかはまったく分かりません。

 

そして、これが見えないとどの位置から演奏を鑑賞しているのか分からないわけで、その得体の知れないイメージにどれほどの意味があるのか、というのは各自がよく考えて頂きたいことです。

 

ただしこの確認にはスピーカーを使ってそれが分かるソースで確認しないとなりませんが、誰がどう聞こうが着座位置は分かりませんので、単に前の方で演奏したり歌を歌ったりと云う程度のイメージにしかなりません。

 

基本的にはサラウンド以外はイメージの単なる仮想的な前方展開なので、単に中央と左右という単純なステージを描くだけです。

 

しかも前方展開と言っても中央のイメージは単なる脳内の中央あたりで聞こえるだけだとも言えます。

 

個人的にはこれを音場と言うにはあまりにも抵抗があるので、僕は以前から「音場感」という少し濁した言い方をしています。

 

もともと耳のスグ近くで音が鳴るタイプの音響機器で「音場形成」はかなり無理があり、イメージの基本としてできるだけ耳とドライバーを物理的な距離で隔てないと難しいのではないかと感じています。

 

と云う訳なのでイヤホンやヘッドホンではかなりデフォルメされた極めて単純な音場以外は作られません。

なので「音像」などはまったく形成されることはありません。

 

センターイメージもスピーカの物とは全くの別物で、あくまで仮想的な個人の脳内処理を経たイメージであるので普遍的な体験とはなりにくく、一部のマニアが訳の分からない音場体験を語るので話しがややこしくなって居るだけだとも言えます。

 

そういえば少し昔の話しになりますが、大御所のヘッドホンマニアのひとりが、

 

このヘッドホンを使うと「頭の外側に定位する」などと意味不明なことを語っていたこともありましたが、そんなことは「絶対に」ありませんので当ブログの読者の方はそういったポエムに騙されないようにして欲しいものです。

 

 

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