【まとめ】中華イヤホン&ヘッドホンとDAPレビュー辛口のオススメ

中華低価格イヤホンとヘッドホン&デジタルプレイヤーDAP系のレビューのまとめとオススメです。購入した物や使ったモノが中心となります。誠実なレビューを心がけたいと思います。 。。基本的にライトな感じで一分で理解できるサイトを目指しています。このブログは「ぶろぐなんかめんどくせえよ」のスピンアウト・ブログです。なお、無断転載不許可です。

ZS10への質問に答える 【KZ】

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ZS10でいくつかDMにて質問を頂いたので、そちらに答えます。

 

■中域が引っ込むのですが。リケーブルの問題か駆動力不足ですか?

 

その質問の明確な答えは分かりません。

 

考えられるのはハウジングがでデカすぎて耳に合っていない、と云う可能性が最も高いと思われます。

 

こちらのZS10のボーカルのバランスは問題ありません。

特性だけ見るとなかなかよく出来ています。

 

また中域の引っ込む問題はリケーブルではどうにもなりません。

 

理由を述べます。

こちらは1DD+4BAなのですが、実質の可聴帯域ではおそらく1DD+2BAしかありません。

BAドライバが帯域的にどこまで受け持っているのか分かりませんが、帯域に対して直列に実装ならせいぜい20khzがいいところ、また並列に実装しているのなら今までの例から考えてもせいぜい16khzがいいところだと思われます。

 

つまり残りの2BAはそれ以上の帯域を受け持っているので音質の大勢にはほとんど影響はない、と言えます。

 

もっと言ってしまえばBAドライバが帯域に並列に実装なら可聴帯域上では単なる1DD+1BAでしかないとも考えられることになります。

 

そして、この可能性が結構あったりします。

 

どちらにしても「中域」を受け持っているのはDDドライバだと予想されるわけです。

 

DDドライバはリケーブルで音は変わりません。

またもしBAドライバだったとしても帯域バランスが大きく変わって中域が前に張り出すなどと言うことは絶対にありません。

 

ケーブルごときでそれほどの大きな変化があれば既に大問題になっています。

 

駆動力にしてもこれで「帯域バランスが変化する」等という事はまずもってイヤホンならあり得ません。

一部格安DAPの低域が少ないのは回路の問題であって駆動力の問題ではありませんし、まともな耳で駆動力というものの本質が分かっているのなら、DAPを聴いて駆動力で帯域バランスが大きく変化することはない、と云うことは分かるはずです。

 

もちろん駆動力で帯域バランスが絶対に変化しないとは言えないのですが、少なくとも「イヤホン」ではありえません。

こう言ったことを問題にするのはスピーカーでミドルクラス以上の重いウーファーを動かす場合です。

 

イヤホンのドライバではそこまでDAPの駆動力が要求されることはありません。

 

イヤホンでの駆動力不足による変化は「主に低域」で起こることであって、中高音域は聴いてもまず判断できないと思っていてもよいくらいです。

 

そもそもスピーカーでも駆動力不足を中高音域で判断するのはかなり難しいのです。

 

なのでどこで聴いてきたのか分かりませんが、以上の理由からボーカルが引っ込む理由としては「デタラメ」だと言えます。

 

ZS10に関してはハウジングが大きすぎるのでまずもって装着に問題が起こっている可能性が最も高く、イヤーピースでその原因を潰すのが1番先になります。

 

というよりもZS10のハウジングは欠陥品では?と思います。

 

 

  

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