【まとめ】中華イヤホン&ヘッドホンとDAPレビュー辛口のオススメ

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ステップアップトランスのお話し ハム音を除去する

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今日はちょっとアンプ用のアクセサリーというか小物のお話しを。

 

オーディオを嗜む方で、特に海外製アンプを使う方の為の記事となりますが、最近は「中華製」が増えてきましたので個人でアンプを輸入される方も多くなってきたと思われます。

 

アメリカでは120Vが供給電圧の基準となります。

 

もちろん日本は100Vですが、日本の代理店が間に挟まっているアンプは当然のことながら100Vに合わせて出荷されていますので何の問題もありません。ところが輸入の場合、現地の電圧のままこちらに送られます。

 

こう言う海外製機器を日本で使うと間違いなくハム音がでます。こういった場合、ステップアップトランスを間に噛ませるてこの厄介なハム音を除去するわけです。

 

ハム音。

 

「ブーン」という低周波音がアンプから聞こえますが、これはハムが出ていたとしても能率の高い機器でしか聞き取れない場合もあり、スピーカーでは分からなくてもヘッドホンなら分かったり、更にイヤホンならもっと敏感にハム音を捕らえます。

 

イヤホンでも能率が高いか低いかで聞き取れたりしなかったりするのですが、多くの場合、聞こえようが聞こえまいが115V対応アンプを日本で鳴らすとハムが発生します。

それをなんとかしようとするとステップアップトランスという変圧器を電源に噛ませて機器本来の電圧に調整してやるわけです。

 

実際、アメリカ製の115V対応の真空管ヘッドホンアンプなどはこのハム音が出てしまうので気になって聞いていられないため、僕もステップアップトランスを導入しています。

 

【音は変わるか】

 

これはなんとも言えませんが、トランジスタの機器なら音は変わらないと思います。真空管の機器なら動作電圧が変わってしまうので音は変わる可能性が高いでしょうか。

なんとも自信のない書き方ですが、僕が確認している限りでは自宅の機器では音は変わっていません。

 

ただ全ての機器がそうかどうかはなんとも言えないのでこう言う書き方になっていますが、一般論としてトランジスタの場合は変わることはなく、真空管の場合は変わる場合がある、と云う理解でよろしいでしょう。

 

真空管の場合、本来の電圧で動作させると真空管自体の温度が違うのは確かなのでアンプによっては音が変わるというか本来の音になるケースが出てくるでしょう。

 

ただ音が変わる変わらない以前に、ハム音は確実に除去できるので海外製のアンプや機器にはほとんど必須だと言えます。

 

そういう意味では自宅に中華製機器があれば動作電圧は確認しておきましょう。

 

【注意点】

 

海外製の機器の中には消費電力が記載されていない物もあり、記載されている場合でも安全のためトランスを入れる前に必ず消費電力を測りましょう。

 

マックスの消費電力より余裕を持ったトランスを入れないと大変危険です。

 

一応僕の使っているものを下に記載しておきます。

 

 

サンワサプライ ワットモニター5種類測定可能 検電器 TAP-TST8

サンワサプライ ワットモニター5種類測定可能 検電器 TAP-TST8

 

  機器の消費電力を図るためには必須の物です。

 

JP-60FP アップトランス120V(アメリカ等)-100V(日本)

JP-60FP アップトランス120V(アメリカ等)-100V(日本)

 

 60Wまで対応。ヘッドホンアンプ程度ならこちらで大丈夫ですが、色々な機器を使う予定があるのならもう少し余裕のある電力に対応したタイプを選択しておいた方が良いでしょう。