【レビュー】AKG K3003 定価15万円のイヤホンを聴いてみた結果
こちらも読者様よりお借りしたAKGのイヤホンとなります。
なんと定価は148000円。
実売価格でも12万位するという・・・・もはやイヤホンの価格ではありません。
ヘッドホンでも一昔前ならハイエンドが買えてしまうと云う恐ろしいことになっています。
ただ僕はこの手の「ハイエンドイヤホン」にはかなり疑問を持っているのも事実で、例えば日本で云えばfinalなどがボコボコと高額イヤホンを出しますが、fianl自体にそこまでの物を開発する実力はないので、そう考えると、色々と思うところがあります。
そもそも日本のイヤホン開発能力から云えばハイエンドの音はまだ難しい。価格的にはガレージ系の弱小メーカーでは1万円台がいいところでしょう。それでもたぶん高すぎる。大手ブランドならもう少し価格が上げられますし、音質的にももう少し上を狙えるというのが今のところの感想。
どのメーカーも価格帯を上げようと必死なのは分かりますが、音質が伴わなければそれはすべて意味がありません。単に音の分からない価格の思い込みが強い人に受けるだけです。
ところがこちらは世界のAKG。
逆に云えばAKGですらダメなら、イヤホンでハイエンドは難しいという事にもなり得ます。
いま、僕の方では低価格品から3万円までを中心にして各メーカーの音を聞きまくっていますが、購入してじっくり聞き込んでいるおかげで各社の特徴や音のクオリティなどが明確になってきているところはあります。
その知識を前提にした上で、定価15万円のイヤホンをレビューしていきたいと思います。神か蛇か、このイヤホンはハイエンドたり得る資格があるのかどうか、興味津々です。
この場を借りて、お貸し頂いたNOTE版読者の方にお礼を申し上げたいと思います。僕のイヤホン経験値が一気に上がって確信を得たような気が致します。
ちなみにこちら、アマゾンでのレビューが絶賛の嵐だったので期待も大きい。
AKG K3003 イヤホン カナル型 K3003 【国内正規品】
- 出版社/メーカー: AKG
- 発売日: 2011/09/06
- メディア: エレクトロニクス
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