【レビュー】RHA CL1 ハイエンドセラミック機とは何か。
既にディスコンとなっている名門RHAのファーストセラミック機。
このセラミックは本来の音を出してやるまでに作法があるので、世の中の大半の人が名門ブランドが調整したセラミックの凄さというのは味わえていないでしょう。
この音を聞く限り、セラミックという素材は「単独」で使うべき。
元々音色が合わない筈で、なおかつ倍音の出方も大きく違う。
そういう意味ではセラミック本来の音を追求するRHAの使いこなしは見事の一言。
セラミック機は投資して手間をかけて追求する価値のある音を出すのですが、その音に到達するまでに聞くこちら側にも覚悟が要求されます。
その不親切なRHAの覚悟にこちらも応えてやらなければなりません。
RHAはこちら側に媚びたりはしないので・・・・
常に挑戦し、誇り高き場所に立つ、それがRHAのセラミック。
それから現行のセラミックCL750も再販状態のようなので、これは1本手に入れておくべき。鳴らし切る覚悟があるのなら。