【レビュー】GRADO GW100 世界初のセミオープンBluetoothヘッドホン
相変わらず訳の分からないヘッドホンを販売するのが天下のグラドである。
なにしろセミオープンのBluetoothワイヤレスヘッドホンという世界初の分野を切り開くが、誰に向けて売ろうとしているのかも分からない。音漏れは従来のオープンタイプよりも60%軽減したと云うが、これを電車の中などで使う勇者がどれくらい居るものだろうか。
屋外でも遣う気にはならないだろう。
そもそも静かな場所で聞いた方が音質は向上するわけで、騒々しい屋外でグラドを楽しむ理由は幾ら考えても分からない。
元からグラドというのは訳がわからないが、輪をかけて分からないものを販売してきた凄みがある。
ただしこのヘッドホンは有線でも使える。
これなら触手は動くだろう。
有線の音が従来のものと遜色ないのなら、その音質が変わらないというのならそれもありだろう。
たまに外に持ち出して楽しむ程度の話しだ。
要はBluetoothとして購入するのは馬鹿げているが、有線のグラドとして考えるのなら音質によっては有りだろうと云うことになる。
ただBluetoothヘッドホンとしては価格がハイエンドと云うか高いと思う。すべては音次第云う事になるだろうが。