【レビュー】 AGPTEK M20 MP3プレイヤー8GBタイプ 低価格高音質
総合評価★★★★5.0
お気軽お手軽な価格で「標準的な音」という意味では間違いなく買いを推奨します。
合金製の筐体にOLED/有機ELディスプレイ搭載で、3000円台という価格は正に驚異的でしょう。
こちらは中華メーカーが開発元となりますが、内外価格差もほとんどなく国内在庫のAgptekから購入することを推奨しておきます。
なお最近国内でもドスパラ取り扱いで販売が始まったようです。
名称が違っていますがこれはM20と同じ物です。
【M20音質】
この価格のクラスは「音がおかしい」DAPが多いのですが、こちらは「平均的な音」がしますのでそれだけでも評価に値します。
同社製のIMPが8000円台のところこちらは3000円台、それでいて音はほぼ同じ物です。
ストレートかつバランスが良く、ニュートラルな傾向を持っています。
唯一惜しいのは電源部の作りからくる低域の表現力の弱さです。
ただしじっくり聞き比べないと分からないかも知れませんので、この価格と云う事を考慮すれば素晴らしい出来映えのプレイヤーでしょう。
ちなみに低域の能力はiPhone7を少し下回る程度の能力となります。
なので低域の階調表現がすこし劣ります。要するに低域が被るソースだとわずかに混濁する感覚が出てくるのですが、このクラスのプレイヤーとしては電源部を豪華にするわけにはいかないので致し方ない部分でしょう。
電源部をしっかり作るとなるとある程度の価格のプレイヤーからとなりますので、それを考慮するとこのプレイヤーの低音再生能力はこの価格帯ではずば抜けていると感じます。
【M20まとめ】
今1番話題性のあるDAPといえます。
販売初期から注目していましたが、予想通り売れ筋の1本となっているようです。
少なくとも5000円以下ではこれだけの音質の物を今まで見た事がなく、注目に値するだけの性能があると云わざるを得ません。
中華製にもかかわらず操作性もだいぶ上がり、直感的な操作が可能になっているところもポイントが高く、一昔前のイライラする操作性のプレイヤーからすると格段に使いやすくなっています。
僕はプレイリストを使わないのでそのあたりが分かりませんが、価格と音を天秤にかければ素晴らしいDAPというのはまったく揺らぐことがありません。
ただし、他の5万クラスのDAPを既にお持ちであるのならサブ機以上の地位にはなりませんので、注意して下さい。
興味があるのなら衝動買いを推奨しておきます。
参考サイト
AGPtEK M20 8GB 合金素材 HiFi超高音質のMP3プレーヤー タッチボタン付き マイクロSDカード32GBに対応
- 出版社/メーカー: AGPtEK
- メディア: エレクトロニクス
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AGPtEK 【新型】 16GB 合金素材 HiFi超高音質のMP3プレーヤー タッチボタン付き(micro SD カード64GB 対応)
- 出版社/メーカー: AGPtEK
- メディア: エレクトロニクス
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