2019-01-01から1年間の記事一覧
どもです。 今年も一年、誰にも忖度せず、販社や読者から借りたものすら容赦なく酷評し、自分の気に入ったものだけを褒め称えるという人間としてギリギリの場所を生きてきました。 そもそもオーディオとは肩肘張るような趣味ではありませんが、そこはピュア…
前回レビューしたArtioのM1があまりにも酷く、まともな音とは言いがたかったので名誉挽回の意味でも「普通のモデル」であるCU1の方を聞いてみた次第です。 とにかく普通の音作りが施されたモデルを聞かないとメーカーの目指すチューニングがまったく見えてき…
RHA。 イヤホン界に燦然と輝くその名は光背を背負った美しい音の名前そのものでしょう。 その名はオーディオ界の最も高い場所で優雅に舞う姿そのもので、時には気まぐれに人間界に舞い降りる。 そんなRHAは僕らに媚びたりしない。 そんな下卑た事は他の凡庸…
どもです。 密閉型ヘッドホンを専門に出し続ける老舗のブランドの1つがこのウルトラゾーネ。 やたらと価格の高いハイエンドを密閉で販売するのが特徴の1つで、こだわりと云えばこだわりなんですが、それに対して「音質」が付いてくるのかどうかは別問題。 何…
ノート版2019年イヤホンランキングで、低価格部門で奨励賞を受賞したパイオニアのSE-CH3Tです。 何とか日本製イヤホンを盛り上げたい、などという大それた野望はありませんが、少なくとも帯域バランスが大きく低域過多に傾き、音を派手にして誤魔化し、1BA+…
いま、世間ではアマゾンの「やらせレビュー」が問題になっています。 そこで対抗する意味でもいま話題になっているのが「サクラチェッカー」。 使ってみた方も多いのではないでしょうか? 知らない方やまだ使っていない方、それから「中華イヤホン」を購入しよう…
今年も遂に毎年恒例のクソイヤホンオブザイヤーの季節がやって参りました。 この1本を選ぶのに心血を注いでいるわけですが、今年は候補が2つほど。 年々レベルが上がっているのか、簡単には受賞できません。 ですが、まぁ、ダントツというか何というかで・・…
既にディスコンとなっている名門RHAのファーストセラミック機。 このセラミックは本来の音を出してやるまでに作法があるので、世の中の大半の人が名門ブランドが調整したセラミックの凄さというのは味わえていないでしょう。 この音を聞く限り、セラミックと…
一年の節目として、遂にこの時が来ました。 この一年聞き込んだ数々のイヤホンを勝手にランキングするこのコーナー。 一年の総まとめとなっています。 ノート版ブログ読者にとっては順当なものだと思いますが、奨励賞は意外かもしれません。 当ブログは忖度…
【緊急】アマゾンでゼンハイザー599SEヘッドホンがセール中 【緊急】アマゾンでゼンハイザー599SEヘッドホンがセール中 大事なことなので二度言いました。 先ほど、ノート版読者の方から連絡を頂きまして、なんとゼンハイザーの599SEヘッドホンがタイムセー…
SORA lightをレビューしてから随分経ちますが、そろそろ次のモデルに行くかと思ったのでいつもの自作備忘録さんにアドバイスを受け、轟はどうですか?ということでレビューに行くお約束をしていましたが、なんだかんだと他のブランドに浮気をしていたりして、…
オーディオ史上に燦然と輝く名機のひとつがゼンハイザーのHD650です。僕も長い間聞き込んでいますが、ちょっとしたクセというか二律背反的な問題を抱えているので、あくまでモニターリファレンスという使い方となります。 note.com ただどういう聞き方をして…
デノンの密閉型ヘッドホンです。折りたたみ機構を備えているので持ち運びに便利なようにコンパクトになります。 昔からデノンのヘッドホンはfostexあたりのOEMを受けていて、ものによっては世界的にも非常に評価が高いのですが、僕は密閉の音というのを認め…
www.youtube.com www.youtube.com クラウドファンディングで2000万近くを集めたという日本メーカーのartioが開発した「新技術」満載のイヤホンです。 2019年11/22日からEイヤで専売が始まるようですが、しばらく前に購入した読者の方から音を判断して欲しい…
どうもです。 NOTEにおいて「有料版」を開始致しました。 レビューを新しい形で模索するという事で始めさせていただいていますが、こちらはそのまま粛々と進めていく予定です。 note.mu NOTEの有料版の方針としてはだいたいざっくりと「国産および海外製品」と…
読者の方より3本ほどのwestoneなどのイヤホンを含めてお借りしました。その中の1つがたいして期待もしていなかったこのE5000。 理由はノート版の読者の方はよくご存じの通りで、かつてこちらでレビューしたE3000はずば抜けていたが、その後に何本もfinalの…
オーバーヘッドタイプのヘッドホンですが、パイオニア製となります。 有線/無線両対応となっているので、今流行のどちらでも使用することができます。 価格的にはエントリーよりも少しだけお高めですが、ヘッドホンの場合、イヤホンとは違いやはり予算を少…
どうもです。 なんと天下のRHAのまごうこと無きハイエンドイヤホンであるCL2です。 価格は約10まんえん。10まんえん。 大事なことなので二度言いました。 読者の方より貸していただけましたのでじっくりと聞き込ませていただきました。RHAと云えば個人的には…
どうもです。 日が空いてしまいましたが、ヘッドホン用のアンプであるラックスマンのP-1uです。 最近ではデジタルが幅を効かせているので、上質なアナログアンプが減少の一途で、もはや絶滅危惧種のひとつでもあります。オーディオを長くやっていると、栄枯…
とうとう待ちに待った人も多いであろうcampfire Audioのcometです。 今回、見ていきたいところは当然のことながらメーカーとしての実力の程度でしょう。 というのもこのcampfire Audioというのは価格だけ見れば単なるボッタクリメーカーと云われても仕方のな…
NUARLヌアールという日本メーカー製イヤホンで、あまり聞いたことのない、よく分からないブランドですが、N6という独自開発したチタン振動板のドライバーを搭載しているようです。 NX310A。 発売日が2019年の5月となっているのでつい最近発売されたものです…
前回、ノート版にてKZのハイエンドイヤホンであるAS16の方をレビューしておきました。 購入前にアマレビューにちょろっと目を通してみれば、なんだかAS10と大して変わらないようなレビューがあったので、「あーZS10のように多ドラ系なら同じ音でほとんど変わ…
国産や海外オーディオはこちらへ。 note.mu KZイヤホンについて思うことを書いておきます。 格安中華を代表するシリーズと云ってもいいと思う訳ですが、現状、全てが確認できているわけではありません。 とりあえず手持ちの14個のKZイヤホンのうちED1とED8を…
こちらの記事はしばらくの間、トップ固定と致します。 中華イヤホンの評価を見ていると、どうも「絶賛」ブログが多いのが気になります。 普通に考えればそんなことは絶対にありえません。 自分のお金を出して「買う価値」がある音響機器はそんなに数が多いわ…
随分お待たせしてしまいましたが、今回は一気にAS16とAS12を購入しました。音が似ている場合、同時に購入した方が分かりやすいので、それならばと一緒に購入した次第です。 AS系はKZのオールBAイヤホンです。 AS10とAS06と続いてきましたがAS10が非常に柔ら…
どうもです。 KZの残りAS12とAS16を一気に購入しました。 それで、残っているKZのフルBAイヤホンは一気にすべてやっつけることにしました。 AS10の亜種だとみていますが、AS12は低音のみBAの並列実装。AS16の方は全帯域でBAの並列実装です。 一気にいってし…
どうもすみません。 最初に謝らせて頂きます。 あのですね、KZ ZS7の評価を書き換えました。これダメですね。 ここの所、ZS10proからZSXと聞いてきたわけで、ZS7の低音が超絶ブーストされているのは分かっていたのですが、ここに来てKZの多ドラをレビューの…
エントリークラスのオープンエアとしてユーザーも多いオーディオテクニカのATH-AD500Xとなります。 音そのものはオープンエアーの音がするので一聴してそれは判断できるのですが、それ以上の中身というか実力はどうなのだろうという事になります。 アマゾン…
本来ならばノート版にてレビュー予定でしたが、どうも早々と生産完了になったようで、今から購入する人も居ないでしょうから、こちらの無料版にてサクッとレビューしておきます。 聞いてみて驚いたというのもあるのですが・・・・ こちらのE100イヤホンは購…
KZを聞き続けてだいぶ立ちますが、最近はノート版が主体となっていることも有り、有名メーカーのイヤホンをそれなりに聴きまくっているわけです。 そんなことをしているとKZや中華イヤホンの立ち位置というのがどうしても見えてきてしまうので、とりあえずKZ…