【次回予告】KZ AS12&KZ AS16 フルBAイヤホンを一気聞いてみる
どうもです。
KZの残りAS12とAS16を一気に購入しました。
それで、残っているKZのフルBAイヤホンは一気にすべてやっつけることにしました。
AS10の亜種だとみていますが、AS12は低音のみBAの並列実装。AS16の方は全帯域でBAの並列実装です。
一気にいってしまう事にしたのは、ZS10系の多ドラの傾向を帯びているとするのなら、どのモデルも基本は同じ音で細部がちょこっとずつ違う可能性があるので、そうなると1度に全部聞いてしまった方が分かりやすいからです。
KZの多ドラは違いがあることはあるのですが、相違点が小さすぎてかなり聞き込みが面倒なことになっています。
ちなみにKZの多ドラは基本的に同じ音質なのですが、あとから出た物の方が微妙に改善されています。今のところただでさえ異常に強い低域を更にブーストしてしまったものは厳しいと判断しています。相違点が小さい場合、時間をかけるよりもAS10をベースに一気に聞き込んだ方がいいかなと思いました。
ただなんとも言えないのはAS06の出来がかなり悪かったので、このあたりは聞いてみるまで分からないことは事実です。
AS06とAS10だと低域を中心にまるで別物のように音が悪化しているので・・・。
僕はas10の音をKZの中では高く評価していますが、AS10のみがKZの最近のBAの中では音が柔らかめで多ドラの傾向とは真逆の音作りがなされていて、DDの音ではない繊細さがあると感じているからです。
ただし・・・BA機なのでDAPの影響を受けます。また、背景のクリアなDAPで無いと微妙な繊細さが味わい尽くせないとも考えています。
この為、KZのフルBAイヤホンに関してはリファレンスクラスのDAPを使う事を推奨しています。とにかく余計な音を入れない方がAS系は良いです。そもそも音にパワー感がなく、極めて精細な傾向があるので中華系の安いDAPだと音が悪化します。
AS10の方に近いのなら両機共にそれほど悪い物では無いと推測していますが、BA機は音にDDのような勢いが付きにくいので、エッジの立った中華イヤホンイヤホンした音が好みの人はそもそも向きませんが、マニア好みな楽しみ方になるでしょう。比較的に完成度の高いAS10が微妙に悪化したにせよ改善したにせよ、ここで一気に聞き込んで立ち位置を明確にしておきたいと思います。
あっと、今回はAS16の方はノート版で。AS12はこちらでレビュー致します。今回の購入先はすべてアマゾン。内外価格差がまったくないどころか微妙に日本のアマゾンの方が安いという事で、良い時代になりました。
それでは。