【レビュー】ゼンハイザーHD598/599の音の正体を明らかにする。
オーディオ史上に燦然と輝く名機のひとつがゼンハイザーのHD650です。僕も長い間聞き込んでいますが、ちょっとしたクセというか二律背反的な問題を抱えているので、あくまでモニターリファレンスという使い方となります。
ただどういう聞き方をしてもその素晴らしさは色あせることがなく、実に良く出来たものでしょう。ひたすらマニアックな音がするので、実際のところ単に音楽を純粋に楽しむと云う用途では迷いがあるのも事実なのですが・・・。
ゼンハイザーの場合、ヘッドホンで真骨頂を見せてくれるというか、ドイツらしい真面目さにプラスしてちょっとした遊び心を入れてくるので、同じように「真面目な日本人」が設計したものよりもやはりベースとなる実力が違うと感じます。
そんなゼンハイザーですが低価格ヘッドホンは日本のfostexのOEMであり、純粋にOEMされた低価格ヘッドホンの場合ゼンハイザーの音とは云えないのではないかと思ったりもします。
そんな中でロングセラーの599の音を650とじっくりと比較しましたので、レビューしておきます。さて、599の音の正体はどんなもので、どのように650と相違するのかというで点を明らかにすることにより、599を解体したいと思います。
また599はなぜかゲーミングヘッドホンとして使われる方も多いのですが、簡易的に定位などの出方もチェックしたいと思います。
ゼンハイザーHD599。
買う価値はあるのでしょうか?
ゼンハイザー オープン型ヘッドホン 【国内正規品】 HD599
- 出版社/メーカー: ゼンハイザー(Sennheiser)
- 発売日: 2016/11/10
- メディア: エレクトロニクス
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SENNHEISER HD599 ヘッドホン ゼンハイザー オープン型 開放型 50Ω ヘッドフォン 並行輸入品
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