【まとめ】中華イヤホン&ヘッドホンとDAPレビュー辛口のオススメ

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【レビュー】■新リファレンス■AGPTEK A01T/A01 衝撃の低価格MP3プレイヤーが登場

 

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衝撃的な低価格プレイヤーが登場しました。

 

AGPTEKから発売しているので、どこか他の中華メーカのOEMだと思われますが、一言でいってかなり高音質です。

 

特に低価格プレイヤーにおいては今までリファレンスとして推奨してきたM20を大きく超え、その音は更に上の価格帯のリファレンスとしているiPhone6S/7の音質をも超えています。

 

このA01はBluetooth機能が搭載されたモデルがA01Tで、BluetoothなしがA01と云うモデルナンバーを与えられています。

Bluetooth機能はまだ未チェックですが、とりあえずあまりにも驚いたので取り急ぎで音質を中心にチェックし記事にしておきます。

 

【AGPTEK A01T/A01 スペック】

■Bluetooth4.0搭載(A01Tモデル)

■CNC合金削り出し

■ボイスレコーダー

■歩数計

■マイクロSD 128GB対応(内蔵8GB)

■1.8インチTFTカラー液晶搭載

■FMラジオ搭載

■対応フォーマットMP3、WMA、APE、WAV、FLAC

■連続再生45時間

 

筐体がM20と比較して2倍程度大きいです。

タッチボタンの反応などは問題ありません。

 

音楽の対応フォーマットがすこし少ないです。

M4aのアップルロスレスに非対応なのが痛いところです。

 

【AGPTEK A01T/A01 操作について】

残念ながらこれがあまりよくありません。

M20の操作性に対して格段に落ちるので、慣れるまで誤操作を連発するでしょう。

 

音量ボタンも独立ではなく、なぜかボイスレコーダーボタンがどのモードからも瞬時に立ち上がるという意味不明な仕様で返す返すも残念なところです。

  

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【AGPTEK A01T/A01 音質】

 素晴らしい音です。

コストパフォーマンスは馬鹿らしくなるほど高く、比較するものがありません。

 

M20とはそもそも比較にならず、その上のグレードのリファレンスであるiPhone7と比較してもその上を行く高音質となっています。

 

iPhoneとの最大の違いがエッジの立ち方で、尖ったエッジがなく、極めてマイルドで最適な輪郭表現を描くことができます。

低音も十分に鳴らすことができ、iPhoneクラスと同レベルの低音表現力を持つので、比較においては間違いなく数万レベルの音質が出ています。

 

しかもiPhoneでは通信系の回路から来る高周波ノイズが音に乗りますが、iPod touchと同じく高周波ノイズも載ってきません。

 

異例なことにたかだか3000円台のプレイヤーの比較にDP-X1を持ち出すハメになりましたが、さすがに左右セパレーションの良さや背景の静けさなどではX1の方が明らかに上でしたので胸をなで下ろした次第です。

 

こんなものがこの価格で出されてしまうと早晩、X1クラスの音が1万程度で実現する日も遠くないかもしれません。

 

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【AGPTEK A01T/A01 まとめ】

正に衝撃です。

 

同じAGPTEKのM20プレイヤーが1万円以下ではリファレンスとして推奨してきたわけですが、M20は低価格プレイヤーの中では紛れもなくトップを張るだけのクオリティのある製品でした。

 

当分、 1万以下の低価格帯においてM20を超えるプレイヤーは現れないだろうと思っていましたが、なんとこの3000円台のプレイヤーはiPhoneの音質をも超えています。

 

最初に当然のことながらM20との比較を試みたのですが勝負にならないため急遽iPhone7を持ち出しましたが、なんとこちらのA01の方が音が良いわけです。

 

そうなるとクラス違いとはいえDP-X1を持ち出さなければならなかったわけで、さすがにX1には適わないことを確認して少しホッとした次第です。

ただし適わない部分というのが背景の静けさなどの部分やDACから来る倍音などの表現力の部分、また電源部の余裕による低音などになるので、その差は思うよりも簡単に埋まる部分ではありませんが、それにしてもわずか3000円ちょっとでこの音はどういう事だと言わざるを得ません。

 

低価格プレイヤーで高音質品を探している方は間違いなくこのプレイヤーは買いです。

あり得ないほど高音質です。

 

今後のリファレンスはこのA01とDP-X1の二本立てとなります。

もちろん低価格品でこちらのA01に匹敵するものは当分の間でないでしょうし、この01を持ち出されてしまうと低価格プレイヤーの存在意義が音質という一点での比較なら無くなってしまうので、状況に応じてM20も持ち出す必要がありますが、それにしても驚くべき高音質プレイヤーです。

 

これで音の背景がもう少し静かであれば5万以上のプレイヤーの存在すら脅かすことになったと言っておきます。

 

これでは将来的に5万以上の専用プレイヤーを音で選ぶと云う時代が終わるかもしれません。

それほどの衝撃がある低価格プレイヤーでした。

 

追記

スピーカーであればノイズを綺麗に取り去ると碌な音がしませんので、適度にノイズを残す方向に考えた方が良い結果を生むのですが、イヤホンやヘッドホンであればノイズはない方が良いです。

なんども書いていますがデジタルではもともと音が荒れているのでたどり着ける音の限界が低くなります。

なので、そこまで気にするよりも荒れてはいるが透明度が高いノイズなしの音の方が満足感があると思います。

耳元でのざわつくノイズは単純にダメージが大きいのです。

 

  

 

 

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