【まとめ】中華イヤホン&ヘッドホンとDAPレビュー辛口のオススメ

中華低価格イヤホンとヘッドホン&デジタルプレイヤーDAP系のレビューのまとめとオススメです。購入した物や使ったモノが中心となります。誠実なレビューを心がけたいと思います。 。。基本的にライトな感じで一分で理解できるサイトを目指しています。このブログは「ぶろぐなんかめんどくせえよ」のスピンアウト・ブログです。なお、無断転載不許可です。

KZ ATRを語る 【リファレンスとしてのイヤホン】

note.mu

f:id:catwalk1101:20180606154602j:plain

 
とにかくATRをまだ持っていない人はATRを買って欲しい。
 
よりよくレビューを理解して、更にイヤホンをもう一歩深く理解するためにどうしても必要なのです。
 
その理由を語ります。
 

【ATRは基準である】

 
ATRを推薦している第一の理由は「イヤホンの基準となるものさし/リファレンス」なのです。
イヤホンを判断するのに僕と皆さんが「同一の基準で判断」するための「道具」です。
 
例えば当たり前のことですが「同じものさし」をみんなが使っているため1センチを図るときには誰がどう計ろうが1センチは同じです。
 
僕が計測した1センチとあなたが計った1センチが違うなどと言う事は絶対に起こりません。
当たり前のことですがこれは「基準となるものさし」があるからです。
 
では音質を図るときの「基準」は何処にあるのでしょう?
 
各自それぞれ適当に「基準」を持っているので「他人と話すときに比較できない」のが現状です。
 
あなたが基準とする低音量と僕が基準とする低音量が合わなくなります。
 
そう言う事では、みんなが同じ基準で語ることができないので当ブログでは「安くて誰でも買えるATR」をリファレンスという名の基準にしているわけです。
 
ですので音源を流したときにATRで聴いて低音量は「すこし少ない」状態に脳内で補正したバランスが適正バランスとしています。
 
これはHD650で確認した音源でATR比較だと低音量が適正バランスよりもちょっと多いのでその分すこし少なくした段階が「適正帯域バランス」であるという判断からです。
 
本来は低音を更にあと一歩減らした状態にまで補正したバランスが正しいのですが、これですと最近の低音量の増加に追随できないのでATR比較で低音を少し減らした状態を「適正」と判断したためです。
 
要するにATRで音楽を聴いたときにイヤーピースなどがキチンと合っていれば、その音楽の録音時の適正帯域バランスは低域がちょっと多目に聞こえる状態が正しいと云うわけです。
 
なので必ずテストソースをATRで聞き込んでその曲の低音のバランスを頭に中に叩き込んでください。
 
ちなみにこの時にはイヤーピースはきっちりと合わせてあることが前提です。
 

f:id:catwalk1101:20180606154724j:plain

【価格が安く、誰でも手に入れられる事にATRの真の価値がある】

 

できるだけみんなで「同じ基準」を使いたいのです。
そこでとにかくATRをリファレンスとして当ブログでは勧めている訳です。
 
ここで僕が5万のイヤホンを提示して、この音を同一の判断基準としよう、といっても買える方はごく限られてしまいます。
 
それでは「音の基準となるものさし/リファレンス」として機能しないのです。
 
誰もが使えてみんなで同じ音を聞いて基準にすることに意味があるので、ATRの音はそのリファレンスとしての役目にうってつけだと僕は思うわけです。
 
ATRをブログで推薦するのは、もちろん音が良い、と云うことも当然なのですがそれだけではなく、皆さんが同じイヤホンの音を基準に音質判断することができる、と云うことにその本当の真価があるのです。
 
とにかく新しいイヤホンを購入したらまずATRと比較して音を聞き込んで欲しい。
 
帯域バランスやドライバーの傾向、音質などをATRと比較することにより、新しく買ったイヤホンの音質傾向を把握していただきたいというのが僕の狙いです。
 
こうしていただけると僕のレビューの判断基準もより明確になると思いますし、他の人とイヤホンの話しをするときにより分かりやすくなると云うわけです。
 
僕が推薦しているB30などをリファレンスとして採用しないのは、たとえばB30の音はドンシャリで派手目立ったりするからです。
ただ「分離」の判断にはもっとも適切だとは思っていますが・・・これはまた次のお話となります。
 
大事なことなのでもう一度言います。
 
「安くて誰でも買うことのできるATRの音は、ニュートラルに近く、帯域バランスもちょっとだけ低音が多いがそれなりに良く、傾向は派手でも地味でもなく、ボーカルの特性も優れているので、みんなの共通の音の基準」とするにはもっとも適切」です。
 
それからもう一言。
高いイヤホンを持っているからといってそれをリファレンスにしないで欲しいのです。
これをしてしまうと、かなりわかっている方でないと音の基準が狂います。
 
独りよがりな音を出している人の多くが基準がおかしいことに原因がありますが、こういう人は大抵の場合、キチンとしたリファレンスを持たず価格の高いイヤホンの思い込みにやられている人です。