【まとめ】中華イヤホン&ヘッドホンとDAPレビュー辛口のオススメ

中華低価格イヤホンとヘッドホン&デジタルプレイヤーDAP系のレビューのまとめとオススメです。購入した物や使ったモノが中心となります。誠実なレビューを心がけたいと思います。 。。基本的にライトな感じで一分で理解できるサイトを目指しています。このブログは「ぶろぐなんかめんどくせえよ」のスピンアウト・ブログです。なお、無断転載不許可です。

【レビュー】 GGMM Nightingale

 

f:id:catwalk1101:20170302193526j:plain

総合評価✖

 GGMMのNightingaleというサヨナキドリという鳥のネームをもったイヤホンです。

ヨーロッパのウグイスに似た鳥で、夕方から夜まで美しい声で鳴くそうです。

 

アルミ製のハウジングでビルドクオリティは良いものです。

 

【GGMM Nightingaleスペック】

■モデルナンバー GGMM Nightingale
■ドライバー 1DD/8mm
■感度93db
■インピーダンス16Ω
■周波数特性20khz-20000hz
■コード長1.2メートル

 

【GGMM Nightingale音質】

まずどうにもならないのが「不明瞭な音」です。

これはあらゆる帯域に被さってきますので、ドライバーかハウジングに問題があるのではないかと感じています。

いわゆる音の分離に相当な問題を抱えたイヤホンです。

 

低音は少し強めとなっていますが、どちらかというと低音の一部分が持ち上がっているようで、帯域バランスそのものにも問題を感じます。

 

ボーカルはかなり前に出る印象が有りますが、相当にユニークなウォーム系の音質に聞こえます。

サ行は尖りませんが、全体を覆う不明瞭でボケ気味なエッジに引きずられて、聞けば聞くほどボーカルが溶けてピントが合いません。

 

全体的な帯域バランスは低音が少し強めとなりますが、一部帯域に過剰なブーストがあります。

ドライバーはスーパーウォームとなり、ボーカルは明るくやたらと前に出ます。

 

f:id:catwalk1101:20170302193616j:plain

【GGMM Nightingaleまとめ】

このGGMMのNightingaleは一聴した段階では低域の一部がかなり強い印象でしたが、聞き込みを続けると「全体的に音がガッチリとボケる」ので、評価が難しいレベルの音です。

この原因ですが低音の一部が籠もる寸前のレベルに有るのでその性かと思いましたが、どうもそれだけではなくハウジングの方も不備があるようです。この為、ソースを変えていくら聞き込んでも音がボケます。こちらのイヤホンでは1音1音が判然としません。

 

雑味と云うよりもエッジが溶けてしまっているようで、とてもではないですがギリギリのレベルにあるイヤホンなので購入は推薦できません。