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【まとめ】中華イヤホン&ヘッドホンとDAPレビュー辛口のオススメ

中華低価格イヤホンとヘッドホン&デジタルプレイヤーDAP系のレビューのまとめとオススメです。購入した物や使ったモノが中心となります。誠実なレビューを心がけたいと思います。 。。基本的にライトな感じで一分で理解できるサイトを目指しています。このブログは「ぶろぐなんかめんどくせえよ」のスピンアウト・ブログです。

【コラム】世に溢れる欠陥品の音 イヤホンとヘッドホンの音が痛い問題について

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電子音というのは「基準」がありません。
 
最近増えているPCなどの音源を使って作られた音は基準というモノがなく、もっと言えば「どういう風に鳴らそうが自由」という事はいえます。
 
ですが、生の楽器には「基準」が存在します。
ピアノやヴァイオリンは間違いなくそれが演奏されたときの音が基準となります。
 
例えばベーゼンドルファーの音というものがありますが、これがもしスタインウェイのように聞こえたら、その再生装置は明らかにおかしいわけです。
 
このように電子音とは違い、生楽器の音には確実に基準というモノが存在していますが、この生楽器を使用して録音された音源を再生すると「本来鳴らなければならない音」というものが存在するわけです。
 
この生楽器で演奏され録音した音をオーディオで再生したときに「音が痛い」という現象がよく起こります。
 
直裁に言えば、これは本来鳴らなければならない音ではありません。
 
特にイヤホンとヘッドホンではスピーカーと比較するとその現象が発現する率が高いような気がしています。
 
要するに「音が痛い」イヤホンとヘッドホンの数は意外に多いわけです。
 
では、この音が痛い、と云うことの正体は何なのかというと・・・・
 
単なる「欠陥品」です。
 
実際のところ、これが分かっていない方が多すぎるというのが問題です。
 
キチンと設計されたドライバーとハウジングを使用した音響機器は痛い音を一切出しません。
 
この事が分かっていないと、音が部分的でも全体的でも痛い機器に高い評価を与えてしまうという事になります。
 
ではなぜ音が痛いのかというと、ハウジングの設計ミスによる細かな音の反響による「ピークやディップの発生」がこれらの「音の痛さ」を生み出してしまいます。
 
本来ならあってはならない「痛い音」はこうして生まれてきます。
 
もう一度言いますが、痛い音の正体はハウジングの設計ミスに起因する可能性の高いモノです。
同じドライバーを使っても、優秀なメーカーが作った機器は痛い音を出しません。
 
いくら優秀で定評のあるドライバーを使用しても、ハウジングを設計する感性と技術がないと、世の中に溢れる「音の痛いイヤホンとヘッドホン」を新たに増やすだけという事になり、欠陥品を喜んで買う人が増えるだけです。
 
昔、世界的に有名なスピーカー用のドライバーを適当な設計のキャビネットに入れると「別物のように音が痛くなる」ことがよくありました。
 
ハッキリ言っておきましょう。
 
ドライバーの使いこなしは「ハウジング」の設計で決まります。
これはそう簡単なことではありません。
 
この最も重要なハウジングの設計をミスると「音が痛く」なります。
 
この事は決して忘れてはいけません。
そもそも楽器の音が痛く感じる、と云うことは普通に考えればあり得ないのは簡単に分かるはずです。
 

 

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オーディオ、だましのテクニック 【メーカー編】

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昔、良く店頭で「オーディオコンポ」を聞き比べると、詐欺のような音のする製品がよく見受けられました。
今でもこういった「詐欺すれすれの音のする製品」というのはよくあるので、書いておきます。
 
これはどういうことかというと、同種の同価格帯のオーディオ製品では「音の区別」が付けづらいので、差別化のために「ワザと異様な音作り」をするというものです。
 
音質のキャラクターを部分的に突出させるような音作りをして、ユーザーを驚かせて買わせるという手法です。
この手口は昔からある古典的な手法のひとつで、ハイエンドの製品でも見受けられます。
 
やたらとハイスピードな音にしたり、やたらと明瞭な音作りをしたり、部分的にキャラを立てる事で「今まで聞いたことのない音」を演出して「ビックリさせて買わせる」ということです。
 
ほとんどの場合で、この手の音作りのなされた製品でまともな音のする事は残念ながらありません。
特性が大きく狂い、特に長時間や長期間の視聴に耐えられない「短期売り切り」の製品となります。
 
ですので、キチンとした「リファレンス」となる製品をお持ちの方は、何か新しいスピーカーなりヘッドホンなりイヤホンの音を聞くときには、試聴時に「あまりにも音が違う」という場合はまず警戒した方が良いのです。
 
基本的にメーカーが、熟成されていない新素材のドライバー等を使用する場合、もしくは「他の機器とあまりにも違う音」がする場合、詐欺とまでは言いませんが限りなくそれに近いケースが多いと思います。
 
僕の今までの拙い経験から言わせていただければ、スピーガだろうがヘッドホンだろうが良い音がするものは一聴して極めてオーソドックスな極ありきたりな音がします。
ところが倍音がとても美しかったり、低音の階調や出方、帯域バランスが突き抜けて優れていたりと、聞けば聞くほど音に深みを感じたりするものです。
 
ところがこういった「深みのある音」の評価はちょっと難しいところが有り、特に店頭などでのざわついた環境や短時間の視聴では判断するのが極めて困難です。
 
メーカーはこういったことをよく知っているので、そういった限られた環境で自社の製品を際立たせるために「ワザとそういった異様な音作り」の製品を世に出してきます。
こういった際だった音がする製品は、一聴すると明らかに他の製品とは違う音がするので、何も分からない方は「音が違う」と驚いてその製品を買ってしまうというわけです。
 
ところが、こういった異様な音の製品は自宅で愛用していくと不満ばかりが溜まり、そのうち音を聞くことを辞めてしまいます。
 
長くオーディオを嗜んでいると、こういったメーカーの馬鹿げた、売りたいためだけの差別化を優先して作った製品という事がすぐに分かるようになりますので、騙されるようなことは少なくなります。
 
と云うわけで、あなたが音を聞いたときに従来のものと「あまりにも音が違う」という場合は、特に注意して音を判別していかないと、メーカーの思惑通りにあなたは騙されることになる場合が多いといえます。
 

 

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 具体例を挙げればKC06Aの音作りなどはまさにこれです。

 

【まとめ】 KZ中華イヤホンの暫定的なオススメ 4/17日ZS3追記版 

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KZイヤホンについて思うことを書いておきます。

格安中華を代表するシリーズと云ってもいいと思う訳ですが、現状、全てが確認できているわけではありません。

とりあえず手持ちの14個のKZイヤホンのうちED1とED8を除いてレビューが完了したので、ここまでの経過をまとめておきます。

 

【KZイヤホン 全体の所感】

KZイヤホンは、とにかく「初期不良」と「ビルドクオリティ」に問題があることが多くなります。

価格がとにかく安いので一説によると真偽は不明ながら「検品を省いている」のではないかと云う方もおられます。

 

GRなどは開封した段階で傷だらけだったりしましたが、このあたりは個人的にあまり気にしていなかったりします。

初期不良について云えば、ED10の時に一度だけ当たりました。

これは「右チャンネルの重低音だけが出ない、なおかつ音のエッジが不自然に立つ」というよく分からない不良で交換しました。

 

この時に感じたのですが、KZイヤホンはあまりにもクオリティーの問題が多いので個々のイヤホンによっては微妙に音が違う「初期不良」の可能性も考えられなくは無い、という事です。

また音のエッジが不必要に強い、等という訳の分からない初期不良があってもまたおかしくは無いと感じていることもあります。

このエッジの問題はそのほとんどがハウジングに由来するものなのですが、接着剤の問題などで音が少し変わると云うことがもしかするとあったりするかも知れません。チャンネルから特定の音が出ない等云う明確なエラーでないとたぶんほとんどの場合「そういう音」だと云う事で気がつかない場合があるのではないか?と云うことは念のために書いておきます。

 

【KZの音質について】

今回は市販されているKZイヤホンの半分以上を手に入れて短期間に集中的に聞き込みました。

まだ手持ちのもので2つほどレビューが残っていますが、ED1等はどうもディスコンになったようなのでレビューはおそらくしません。ED8は近日中にレビューする予定です。

 

集中的にレビューしたことにより、以前、単独で聞き込んでいた時と印象が変わって来ている部分が出てきています。

経年によるそういった印象の変化は避けることが出来ないので、そういう場合は順次レビューを修正しています。

 

これはなにもKZに限ったことではなく全てのイヤホンに共通していることでもありますが、イヤホンの音の判定は差が小さいのでかなり面倒でシビアな部分があります。

なので迷いは致し方ない部分でもあるという事をご理解いただければとおもいます。

 

今のところKZで最高峰の音質を持っているのは、ATRだと思っています。

おそらくKZの中でもずば抜けた音質の高さを誇っていると言ってしまって良いでしょう。

次点でEDR1とED3あたりとなります。

環境によってはED9も十分に勧められます。これはあまり鋭くない音のDAPをつかった場合はもう少し評価に値する音になると思っていますが、現状では中域の攻撃性と全体的に輪郭のボケが感じられるのでその点で評価を下げています。

もともとED9をよく聞けば聞くほどED3の方が明瞭性が高いので、ED9に対してはED3の方が個人的な評価は高いです。

 

意外なところでGRも検討しています。

ようするに今のところではATR・ED3・EDR1・GRあたりを頂点とするピラミッドにKZの美味しいところが詰まっていると判断しています。

 

KZは価格が高いものではありませんので、以上のイヤホンは全て手に入れて音の違いを楽しむというのも悪くはありません。

 

ED10あたりは賛否両論で評価が分かれているようですが、個人的には最悪に近い音だと感じています。

低音もダメ、輪郭もダメ、中域は荒れていると特に評価すべき音はしていません。

こういう音では例えばアナログや輪郭の優しい音のするDAPを持ち込んでも低音と輪郭は改善しませんので、いきなり評価が高くなると云う事は考えられないでしょう。

というよりもこの手の音にアナログを持ち込むと更に輪郭が溶ける場合があるので、要注意です。

X1あたりのDAPを使ってこの低域の緩さから云うと、ED10 の低域はこういうものだと判定せざるを得ません。

 

他の✖評価のKZ中華イヤホンに関してはほぼ論外というレベルだと思います。

 

【KZの買い方】

初期不良が多いので「信頼できるショップ」から購入するのが鉄則となります。

面倒なのがイヤな方はAmazonから購入するのが最も良い選択肢のひとつとなります。初期不良に対するAmazonの返品規定は結構強烈ですし、トラブルがあってもAmazonが仲介に入ればほぼ即時に解決します。

このあたりはAmazonというプラットフォームの強さで有り、安心感のあるところだと思います。

KZなどの初期不良が多い製品に関しては根本的な買い物に対する安心が担保されると考えて良いでしょう。

 

【KZイヤホンの今後のテストについて】

残りのKZについては時間をかけて順次テストに回していくつもりですが、飽きればそこで辞めようと思っています。

 

もともとちょっと手持ちの格安中華イヤホンをまとめておこうかなという趣旨で始めたので書きたいことを書いたらそれで終わりです。

 

【ZS3の立ち位置について】

残念ながら期待していた音質はなく、世間の評価ほどのイヤホンではありませんでした。

特に低音の緩さと高域側のエッジの鋭さは問題が多く、KZイヤホンの中の立ち位置としては「音の明瞭性」でなんとか中盤にランク付けする程度の性能だと判断しました。

デザインなどは良いのですが見かけ倒し感が否めず、ATRを超えるほどの性能はとてもありません。

 

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