【レビュー】SONY h.ear in 2 IER-H500Aイヤホン
読者の方からレビュー依頼を受けて貸し出して貰ったのがこちらのイヤホン。
天下のSONYのIER-H500Aです。
調べてみると値段はそこそこ高いと言う事で驚きました。
【SONY h.ear in 2 IER-H500Aスペック】
■モデルナンバー SONY h.ear in 2 IER-H500A
■ドライバー 1DD/9mmドーム型(CCAWボイスコイル)
■感度103db
■インピーダンス16Ω
■周波数特性 5Hz ~ 40Hz
カラーバリエーションが豊富で、オレンジやらブルーやらとなんと五色構成。これを見る限りでは音質重視と云うよりも、「ファッション重視」のイヤホンと見受けられます。
オーソドックスなデザインなので装着感は良し。
価格帯的に入門クラスではなく、それなりにお高めなので期待感が高まるところですが、低域が5Hzからというのがアヤシいところでしょうか。
ハイレゾ対応のマークも胡散臭さ満点です。
【SONY h.ear in 2 IER-H500A音質】
帯域バランスは低音ブーストタイプ。基本的な音質はウォーム系。
低音量は+6.5付近ではあるので、量的には日本製イヤホンの帯域バランスの上限付近にあると云えます。重低音モデルよりも低音は出ませんのでその一歩手前くらいの低音量でしょうか。
ボーカルフラットもあまり良いとは云えず、更に「声色の変色」がかなり大きい。ウォーム系イヤホンではこの音色の変色をいかに抑え込むかがひとつの腕の見せ所となりますが、これはもうまったくその努力を放棄したような音で、全くの別人の声になります。
中高音域のエッジは最低。いろいろと音が尖り、その質も良くありませんのでちょっと使えるレベルではなく、iPhoneをなどもともとエッジ立ち気味のスマホと組み合わせると更に酷くなるでしょう。
全体的に「雑味」が大きく音に混じり込むのもいただけません。その雑味の量もかなり多く、一般的なリスニングにも耐えられません。日本製イヤホンだと低価格品に雑味というのはよくあるのですが、ある程度の価格を超え出すと滅多に見られなくなるのですが、このイヤホンはかなり酷い量の雑味が音に現れます。
また中高音域側の解像度もかなり低い。
明瞭度も良くないので音もハッキリせず、音の全景が全体的にボヤッとします。
唯一のメリットは音量が非常に取りやすいことくらいで、それだけはアドバンテージでしょうか。
つまりこのイヤホンはファッション重視、スマホで音量を取りやすくしたというただそれだけのイヤホンで、音質など二の次三の次。そもそも音楽を聴くことを前提にした音ではありませんので、それならばソニーはこのイヤホンを1500円ほどで売るべきであったと思う次第です。
【SONY h.ear in 2 IER-H500Aまとめ】
アマゾンでの実売価格を考えるとあまりにも出来が悪く、お話にならないと云えます。
音質的には日本製なら3000円以下、もしくはだいたいそれくらいの価格帯にありがちな音で、 レベルを考えるとあまりにも価格が高過ぎると云えるでしょう。
天下のSONY製品ですが、こちらの IER-H500イヤホンに関しては購入が推奨できないどころか、耳に嵌めるのが苦痛なクオリティの音になっていて、しょうも無いとしか言い様がありません。
SONYの中でもまったく音質を考慮した形跡がないようなレベルのイヤホンで、本来なら1500円程度で売られるべきものでしょうか。それでも購入は推薦できませんが・・・。
もともとお貸しくださった読者の方も「SONY製を探していてネットでの評判も良かったので購入してみた」とのことでしたが、聞いた瞬間に買ったことを後悔したと云っておりましたが、それはもう音を聞けば一目瞭然で、価格なりの価値はまったくありませんし、価格を落としてもその価値はないと云えます。
確かに1000-2000円台ならこの手のしょうも無い音質の製品は溢れているのですが、これはそのクラスの価格ではないため、これほど酷いと次のSONYイヤホンに手を伸ばすのが苦痛になるほどでしょう。
僕も調べてみましたが、少なくともアマゾンのレビューなどは確かに良好ではあるのですが・・・。
音自体が全体的にボヤッとしていてとてもではないですが、もう聞けたものではないとはハッキリと言っておきます。
ああ、ちなみにこの程度の酷い製品でもfinalのアダージョよりも音質はマシなのが救いでしょうか。ただし価格は圧倒的にこちらが高いので価格まで考慮すればどっちもどっちと云うレベルでしょう。
総合評価✖
価格を考慮してもしなくてもあまりにも酷い。この金額を出すのなら他に選択肢はいくらでもあります。
他の国産・海外イヤホンのレビューはこちらへ。
アマゾンレビューは相変わらずの高評価。