【レビュー】SONY ワイヤレスWI-1000XM2のノイズキャンセルは最強なのか?
僕はお外ではBluetoothやノイキャンイヤホンしか聞きません。理由は「高音質」のものを使ってもあまり意味がありませんので、耳の健康のことを考えてもノイキャンは理に適っています。
周囲の環境騒音に対して音量を上げているとヘッドホン難聴が視野に入ってきますので、できれば電車の中ではノイキャン機を使う事により、音量を出来る限り下げる必要が出てきます。
それに周囲が出来るだけ静かでないと細かい音がそもそもマスクされて聞こえなくなります。
そういう意味もあって低音ちょいブーストのノイキャン機というのは便利に使えるものなのです。
これまでBOSEのノイキャン機をオススメとしてきましたが、それはオーテクやSONYのノイキャン機は音の劣化が激しく、肝心のノイキャン性能もたいしたことが無かったためです。
こんなものに数万出すくらいならノイキャンのパイオニアであるBOSEを買った方が遙かに早く、良い音が聞けます。
それが今までのノイキャン機の姿でした。
そこで今回は読者の方からお借りしたSONYのハイエンドノイキャンイヤホンであるWI-1000XM2。
QN1というノイキャンプロセッサーを搭載してるのですが、SONYが云う「最強クラスのノイキャン性能」というのは本当なのかどうなのか・・・・これまでの経過で云えば極めて疑わしいのですが・・・・。
これまでの日本製ノイキャン機は音は歪み、バックノイズはウルサく、ノイキャン性能も低いという三重苦を抱えていましたが、SONYが渾身の力を込めて放つ最新のワイヤレスノイキャン機をレビューしたいと思います。