【まとめ】中華イヤホン&ヘッドホンとDAPレビュー辛口のオススメ

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オーディオショップと業界の闇

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オーディオショップ。
そこには魔物が住んで居ると言われていました。

世の中には伝統的にしょうも無い業界というのがあって、幾つか例を挙げると「化粧品業界」や「ダイエット業界」「健康食品業界」、あるいは「英語教材」とか「投資業界」など、お客のことよりも自分たちが儲けることを最優先にして、効果が科学的に証明されていないことを平然と行ってきました。

だいたい何を言わんとしているのか分かっていただけると思いますが、オーディオも闇が深い業界で、だいたいが何の効果も無いことが分かっている品物を、「音が変わる」といって高値で売りつけてきた歴史があります。

某イヤホンショップのレビューなども酷いものですが、すべては「利益」のためで、本当にお客様のことを考えて「良いものを売ろう」などと云う気があるのかどうか。

ここで銀行の話しをしましょう。
よく云われますが「銀行で勧められる投資話には絶対に乗るな」と言われたりします。
なぜかというと、銀行は「手数料」を儲けられればそれで良いのでお客様が最終的に損をしようが関係ありません。

そうなると「手数料のもうけが大きい商品」を徹底的に宣伝して勧めてきます。投資信託などをよく勧められるのはそういった背景があって、投資信託など「手数料が高すぎて儲けが出る可能性は小さい」のですが、銀行は確実に儲けられます。

ではお店は?

利益率の大きい商品を優先的に売ろうとするのであって、その時その時で,1番利益率の大きい、つまり売りやすくて儲けの大きい商品にフォーカスして売り込んできます。

ケーブルなんてその筆頭です。なにしろ自然故障による返品はほぼゼロ。売りっぱなしで利益率はべらぼうに大きい。イヤホンなんかもメーカーとこれだけ売るのでと大量ロットで仕入れて利益率を極大化してから、大宣伝で一気に売り払う。

美味しい商売です。
本来ならそのイヤホンはゴミ同然の音しかしないのに、ポエムを大量生産して同調圧力と本人の思い込みを利用するわけです。


オーディオの場合、「本人の思い込み」や「宣伝による刷り込み」が行われるので、実際にはしょうもないゴミのようなイヤホンなどを平気で宣伝して売り込んできます。

実際にどう考えてもオーディオとして基本的な性能が確保されていないイヤホンでも、適当なポエムを並べ立てて大きく宣伝すれば売り切ることも可能です。


短期的に、これは効きます。

ところが長期的にはユーザーを疲弊させます。

いまのオーディオショップは過去に少しは学んでいるので、以前のように「横柄な態度」は一部のショップにしか見られなくなりましたが、依然として「お客はカモ」という体質は変わりません。

それから業界も悪いのです。

評論家や雑誌やWEBやショップと結託して、音質の善し悪しなんか関係なく、1番お金を払ってくれるメーカーに忖度して記事を書いたりランキングを作ってきた歴史があります。

また、AVアンプブームの時に顕著でしたが、スピーカの本数をわざわざ増やす。ユーザーが限られているので全体のパイは広がりません。そこで今居るユーザーに更にスピーカーを売りつけることを考えました。

そこでAVアンプのスピーカ本数は最初は5本だったのがいまや11本や13本です。

その投資に耐えられる人は少なく、当然のことながらあっという間に衰退していきました。

ユーザーが使える可処分所得は最初から決まっています。無理をさせて高価なものを売ってもやがて行き詰まります。そもそもその価格に見合うだけの音質を確保できるメーカーは極一部しかありません。

ユーザーを長い目で見て痛めつけてきたその歴史が今のオーディオ業界でしょう。

  

note.mu

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