【レビュー】Cayin N5ii 中華DAPの真実
久しぶりに活況を呈している中華DAPを聞いてみた。
中華というと国産も真っ青な高価格でDAPを売り出している。
それも「高音質」だの「プロ用」だのという名目を前面に押し出して5万10万という値を付ける。
酷いメーカーになるともっと高い価格を付けるのでちょっとどうかと思っていた。
そこで適当なミドルクラスをレビューしてみる気になったのだが、注意しなければならないのは中華はオペアンプを使うという事実である。
はっきりいうとこれは「アナログ」だ。
本来ならイヤホンには適合しない音がする。
ただし以前紹介したA01中華DAPのようにごく希に問題はあるが良い音の製品もある。確かにそういう製品もあるのだが、そういう製品は意図して作ったと云うよりも単なる偶然ともいえるのでなんとも難しいところがある。
数万円の中華DAPというとこれで二個目なのだが、Cayinといえば高級DAPメーカーである。そんなメーカーが作った音ならばミドルクラスでもそれほど適当な製品は投入しないだろう。
そんな読みが働いたことも事実だ。
このN5がまともなDAPならその上には更に期待できる。