【レビュー】ゼンハイザーIE800は本当に名機なのか?
2012年発売なのでイヤホンとしてはロングセラーを重ねたかつての名機であるIE800である。
押しも押されぬドイツのゼンハイザーのイヤホンなのでその音のクオリティは一定の品質を達成していると云いたいところだが、こればかりは聞いてみるまで分からないものだ。
ゼンハイザーのイヤホンはIE40proを既にレビュー済みだが、それよりもはるかに古い製品がIE800といえるだろう。
イヤホンでは古い新しいは関係ない。
世に名だたる名声を得るIE800ではあるが、いつの日か聞いてみたいと思っていたところ、読者の方よりレビュー依頼を受けたので、喜び勇んでさっそく借り受けたものである。こればかりはブロガー冥利に尽きる。
もちろん忖度は一切無い。
そんなものとは無縁なのが当辛口イヤホンブログである。
ところでゼンハイザーのIE800だが、これは「偽物」が横行している。クリプシュもshureも危ない。
そういう訳でこういった特に人気のある製品を購入時は信頼できるお店から購入するのが良いだろう。
今回お借りしたIE800はもちろん「本物」である。ケースのシリアルナンバーのホログラムの写りから確認した。
ゼンハイザーというのは僕の認識ではヘッドホンに強いメーカーである。どのメーカーもそれぞれ得意分野というのがあって、何もかも強いというメーカーはほとんど無い。
イヤホンが良ければヘッドホンはイマイチだったり、又はその逆である事が大半だ。
ひとつでも秀でていれば大したものなのだが、さて、このゼンハイザーはイヤホンでも評判は決して悪くない。ただそれに見合う実力が本当にあるのかどうなのかを聞いていきたいと思う。
ただ値段が・・・これは高い・・・。