【レビュー】shanling M3x 中華DAP
久々のDAPレビューである。
そろそろリファレンスとしているX1の設計が古くなってきたと感じていたので、shanlingを試してみた。
この手のDAPは才能とかよりも単にストレートに音を出して欲しいのだが、オペアンプを使われてしまうとかなりカラーが出やすくなる。
要は特徴的な音がしやすいのだ。
そのあたりをうまくいなしてくれればいいのだが、変に音作りされてしまうといろいろと問題が起こりやすくなる。
この点では実は日本製で大手メーカー製というのは才能は感じられなくても、何の変哲も無い音を出してくれることには長けているので使いやすい。
クセがないとでも云えば良いだろうか。
だいたいイヤホンを鳴らすのにクセなど必要ないとも云える。DAPはできる限りニュートラルで、カラーはイヤホン側に依存させた方が良い。その方が音をコントロールしやすいのだ。
と云うわけで、良い物なら新たなリファレンスとしたいところだが、まずその音を確認してみたい。
ちなみに軽くて使いやすいという点では最新DAPの実力は確認したのだが、やはり問題なのはその音だ。こんな物に才能は必要ないので音がどうなのかは知っておきたいところ。