【レビュー】intime 碧Ti3 Edition2
もうBluetoothの時代になりつつあるが、有線で頑張っている日本のブランドである。
このintimeは僕の感覚だと値段が安いイヤホンの方が出来がいい気がしてしまう。
エントリークラスのようなイヤホンでこそ真価を発揮するようにも思うのだ。
どうもサウンドデザイナーが「主観」を前面に出せば出すほど音が崩れていく。その音は日本よりも中華のサウンドデザインに近いように思うが、そういう風に経験を積んできたというか、そういう耳の持ち主なんだろうと思っている。
どのイヤホンもデフォルメしまくった音で、それが極端に顕現するところがある。
これで3本目になり、この碧Ti3 Edition2はintimeのフラグシップイヤホンである。だいたいどのブランドも頂点を構成するイヤホンではやりたいようにやるものなので少し怖いところがあるが、いまこのブランドがどのあたりに居て、どこを目指しているのか確認するには好適だろう。
音に、妙なデフォルメをしなければいいのだが。