【まとめ】中華イヤホン&ヘッドホンとDAPレビュー辛口のオススメ

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【レビュー】Tennmak Piano MMCX対応

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総合評価△

 

 MMCX対応のTennmak Pianoです。

8.6mmの1ダイナミックドライバー搭載機となります。

 

【Tennmak Pianoスペック】

  • ■モデルナンバー Tennmak Piano 
  • ■ドライバー 1DD/8.6mm
  • ■感度98db
  • ■インピーダンス16Ω
  • ■周波数特性20khz-20000hz
  • ■コード長1.2メートル

 

【Tennmak Piano音質】

基本的に平均以上の音質を確保していて、前回レビューしたtennmak Dulcimerよりも明らかに地力は上です。

 

基本的な音質は明瞭度の高いわずかにウォーム系のドライバーでかなり明るめの音を出してきます。

 

帯域バランスはかなり低音よりで、特に60Hz以下がブースト気味のバランスとなっています。

このブーストがソースによってはかなり明確に中域に絡みます。

 

中高音域のエッジはかなり立ち気味ですが、ギリギリで許容範囲にあるレベルでしょう。

明るめの音と絡まりこの立ち気味のエッジはかなりおもしろいと言えます。

 

ボーカル域の実力も相当に高くATRレベルに今一歩及ばずという所ですが、ピークとディップをよく取り除いたものでレベルは高いと思います。

 

問題点としてはやはり60Hz以下の低音ブーストとこの帯域のボケ感があるという事でしょう。

 

また、もう一点あげれば、全体的にわずかに雑味が載ります。

うっすらとですが深く聞き込む方は気になる事だと思います。

 

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【Tennmak Pianoまとめ】

1DDイヤホンとしては実力高いのですが、帯域バランス的に低域の過剰ブーストが中域に対してかぶり気味なほどなのでその点で評価を下げます。

 

特にかなり明るい音を好まれる方でウォーム系統のイヤホンを探している方は有力な候補となりますが、今となっては積極的に購入する理由は特になく、全体的にデメリットがメリットを上回ります。

 

音質のところでも書きましたがおそらくハウジング由来だと思われるわずかな雑味がかなり気になり、帯域バランス的には低域が過剰気味なので購入時にはその点をよく考慮する必要があります。

 

MMCXケーブル対応なので断線時にも取り替えがきき実用度も有り、音のレベルも高いのでなかなか良いイヤホンだと判断しています。

 

もう一度書きますが、エッジ立ち気味の派手で明るめの音に特徴がありますのでそういった傾向のイヤホンが好きなら一聴の価値があります。

 

 

  

  

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