【まとめ】中華イヤホン&ヘッドホンとDAPレビュー辛口のオススメ

中華低価格イヤホンとヘッドホン&デジタルプレイヤーDAP系のレビューのまとめとオススメです。購入した物や使ったモノが中心となります。誠実なレビューを心がけたいと思います。 。。基本的にライトな感じで一分で理解できるサイトを目指しています。このブログは「ぶろぐなんかめんどくせえよ」のスピンアウト・ブログです。なお、無断転載不許可です。

【レビュー】ゼロオーディオ ZH-DX200 テノーレ VGP4年連続受賞モデル

note.mu

f:id:catwalk1101:20180102014427j:plain

 

総合評価△

かつてMONOQLO誌特別編集「安くて音が本当に良いイヤホン・ヘッドホン」のアンダー5000円以下ランキングで1位と2位を独占したゼロオーディオ。

 

その総合2位を獲得したテノーレです。

 

ちなみに1位は低音強化版のバッソとなっています。

今回はアンケート結果からテノーレをレビューして欲しいという声が圧倒的だったのでテノーレを選択しました。

 

中華格安イヤホンと真っ向勝負できる価格帯の「日本ブランド製」の実力はどの程度なのかという事を知りたかったことも有り、ゼロオーディオと云う聞き慣れないメーカーでしたが選択したというわけです。

 

ただ、この手のランキングはたいていの場合、編集部の人間が行うわけではなく外部から招聘したミュージシャンや評論家が中心となって点数付けを行います。

 

【ゼロオーディオ ZH-DX200 テノーレ・スペック】

■モデルナンバー ZH-DX200 テノーレ
■ドライバー 1DD/5.78mm
■感度102db
■インピーダンス16Ω
■周波数特性8hz-24000khz
■コード長1.2メートル
 
カーボンとアルミを使ったハウジングとなっています。
 
注意すべきは極小ドライバー搭載で、いままでドライバーが小さいとそれだけであまり期待すべき音がしませんでしたが、こちらのテノーレはハウジングの容量も非常に小さいので本体は3.2グラムと軽くなっています。
 
このスペックだけ見ると低音再生が8hzというのはちょっと疑問に感じます。

 

【ゼロオーディオ ZH-DX200 テノーレ音質】

音質は若干ウォーム気味のドライバー搭載で、地味めの音。

出音は帯域バランスの優れた部分から来るモニターチックな鳴り方をしますので、派手な傾向の音ではありません。

 

当ブログの読者のためにあえてKZでテノーレの立ち位置を指し示すとすれば、中段グループの上位という所でしょうか。

 

まず素晴らしい点をあげると「帯域バランス」に関しては高く評価できます。

ほぼATRクラスのリファレンスバランスですが、ATRよりもバランスは良いです。

この点で言えば素晴らしいとしか言い様がありません。

 

ちなみにATRよりもほんのわずかに低域は弱めとなっています。

 

60Hz付近より上の低域に関してはATRよりも輪郭が明瞭で階調表現も優れています。

このバランスでこの低域表現能力は高く評価できますが、いくらかボケ感があるので最高というわけにはいきません。

 

ただし、大きな問題は60hz未満に有り、とても出にくい帯域があります。

特に重低音は非常に出にくいのでソースによってはほとんど出ない、と云うことに注意が必要でしょう。

 

おそらくこの事が原因だと思いますが音楽全体がかなり軽く感じられます。

 

ボーカルの質は並で、凡庸な性能ですが、明瞭度は比較的にしっかりしています。

ボーカルは少し引っ込み気味で、ほんのわずかに正体不明の質感が載るので気になる方はきになるでしょう。

ただ雑味とは言えないので、おそらくこのイヤホンの味のひとつなのかもしれませんが、あまり質感の良いモノだとは言えません。

 

また中高音域のエッジはニュートラルよりも少し尖り気味で、この点でも評価を下げざるを得ませんが、他の攻撃性の高いエッジを持つイヤホンからすれば十分に満足できる範囲にはあります。

 

f:id:catwalk1101:20180102014409j:plain

 

【ゼロオーディオ ZH-DX200 テノーレまとめ】

駄作ではありませんが、期待していた性能には及びません。

やはりこの価格帯で正面からぶつかり合う形での中華イヤホンとの戦いは非常に厳しい。

 

帯域バランスや60HZ以上の低域は評価すべき音が出ていますが、それ以外の帯域は「普通」かもしくは「劣っている」と云わざるを得ません。

 

このテノーレが約3500円という事を考えると、おそらく中華がまったく同じモノをだしてきたと仮定すると価格的には1000円~1800円あたりの値付けだと思われます。

 

この価格帯でも極めて優秀な中華イヤホンが幾つも存在していることを考えると、「国産ブースト」が掛かっていないと勝負にはならない可能性が極めて高いのではないでしょうか。

 

ただ先ほども申し上げたように極めて優れた帯域バランスを持っているのである一点の低域に関するリファレンスイヤホンとして使うことも可能です。

 

以上のことから全体判断では△評価とさせて頂きますが、モニター調の鳴り方を得意とする傾向があるので「ユニークで特徴的な音のする」イヤホンではありません。

 

【MONOQLO誌のランキング評価について】

最後に書いておきますが、前述のMONOQLO誌のイヤホン評は全体としてはかなり的を得ています。

 

こちらのテノーレについては「クラシック向き」と結論づけていますが、その理由が重低音が出ないから、その音域に不備があるテノーレはクラシックが好適と云う事ですが、あまりにも結論が安易です。

 

バッソについては同じ論調で「POP向き」とのことでした。 

 

なのでもし購入を迷った場合、テノーレよりも希望があるかもしれない低音強化版のバッソの方をオススメしたいと思います。

 

テノーレがこのレベルで2位という事は1位のバッソも大きく期待はできない可能性が高いと云うことは言えるかもしれませんが。

 

というのも、もしKZをランキングに入れ込めば、軽く5つくらいはテノーレよりも上にランキングされますし、その他の中華も入れてしまえば10位以内に入ることも現実的だとは言えないでしょう。

 

そういう意味で言えば既に「国産は低価格では太刀打ちできない」と何度も書いていますがそれ以外の結論にはならなかったとは言えます。

 

追記

VGP2013、2014、2015summer、2016、4年連続受賞とのことです。

このVGP受賞品の紹介は今回で2本目となります。

 

個人的には非常に疑わしい賞である、とのイメージは持っています。

よく国内最高権威と紹介されることが多いのですが、なんらかの意図的な方向性を持った力関係にて製品が選択されている可能性を色濃く感じます。

 

強いて言うのなら「モンドセレクション」的な・・・・

 

catwalk1101earphone.hatenadiary.jp

 

 

 

ZERO AUDIO カナル型イヤホン カルボ テノーレ ZH-DX200-CT

ZERO AUDIO カナル型イヤホン カルボ テノーレ ZH-DX200-CT

 
ZERO AUDIO インナーイヤーステレオヘッドホン カルボ バッソ ZH-DX210-CB

ZERO AUDIO インナーイヤーステレオヘッドホン カルボ バッソ ZH-DX210-CB

 

ZH-DX210-CB ゼロオーディオ ダイナミック密閉型カナルイヤホン ZERO AUDIO CARBO BASSO [ZHDX210CB]【返品種別A】

価格:3,380円
(2018/1/2 02:27時点)
感想(0件)