【まとめ】中華イヤホン&ヘッドホンとDAPレビュー辛口のオススメ

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イヤホンとかスピーカーは楽器ではない

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勘違いして貰っては困るのは「イヤホンとかヘッドホンとかスピーカはあくまで単なる変換器であって「楽器」ではない」という事です。

 

考えても見て下さい。

 

ひとつのイヤホンでトランペットからピアノからバイオリンまで完璧に鳴らせるわけがありません。

 

ひとつの楽器であらゆる音を鳴らせる楽器など存在しないように、ひとつのイヤホンで全ての楽器が完璧に再現できるわけがないのです。

 

そしてすべてのイヤホンやスピーカーは不完全です。

 

ここで大事なことはひとつだけです。

 

これは特に楽器を嗜まれる方がよく陥りがちな罠なのですが、例えばアコースティックギターのこの部分の音が巧く鳴らない、と不満を述べられる方がいますが、そんなものを再現する意味はまったくありません。

 

これはあくまでオーディオです。

 

なので、こういった楽器の一部の音を再現しようとすると他の楽器の音が狂います。

 

ですが悲しいことに「楽器をよく知っていれば居るほどそこにこだわってしまう」わけです。

 

そうするとどうなるか?

 

最終的にそういった生楽器の一部の音の再現にこだわる方はたいていの場合全体としては「異様な音」を出しているケースが多くなります。

 

つい先日も知り合いから電話が掛かってきて、その方はアコースティックギターを長く嗜んできたのですが、こう言ってきました。

 

自宅のスピーカーでギターの一部の音に不満があるんだけど、これアンプを変えたら改善するかな?

 

僕は答えました。

 

そんなことは辞めた方が良いと。

 

全体として音楽が鳴っていればそれで良い。それ以外に不満がないのならこのまま音楽を聞くことに専念するべきだと。

一部の楽器の音の再現にこだわると碌でもないシステムになってしまうので、そんなことは目指すべきではないと答えました。

 

悲しいことにプロっぽいと言うか生楽器をよく知っている人ほどオーディオ的にはどうにもおかしい音で鳴らしている人が多いのはこれが理由です。

 

なまじひとつの楽器の音を突き詰めてよく知っている分、その音の再現にこだわって全体から見れば極めておかしな音を鳴らしてしまうのです。

 

オーディオ的に鳴らすという事は「あくまでそれらしくデフォルメする」事であって、単にそれっぽく聞こえるという事に過ぎません。

 

部分を捨てて全体を取る、それがオーディオであってそれしか出来ないのです。

 

と云うわけで楽器の一部の音の完璧な再現よりも、これは単なるオーディオと云うことを理解して、オーディオ的な音を求めるべきだと思います。

 

つまり音色だったり、解像度だったり、分離だったりまたは全体のハーモニーだったり、低音の深さだったりエッジだったりと、あくまでオーディオとして実現可能な目的地を設定するべきだという事です。

 

もう一度言いますが、オーディオとしては「楽器の一部の音の再現」など取るに足らないことだという事です。なぜならそれを実現したとしても他の楽器の音が激しく狂ってしまうから。

 

追記

実際のところ、もし生楽器の音を知り尽くしたプロの演奏家の方ほど良いシステムが組めるのなら、そもそもオーディオはこれほど迷走していません。

演奏のプロとオーディオのベテランはまったく違う場所に存在しているものなのです。

 

僕らが目指すのは演奏された楽器の再現ではなく、オーディオとしての不完全な再現をどこまでそれらしくするかということです。

 

この意味がわかるでしょうか?

 

catwalk1101earphone.hatenadiary.jp