中華VS国産ドライバのお話
ここ最近はすっかり国産イヤホンの実力を確認するために邁進しているわけですが、相変わらず1万程度の価格レンジまでを中心としてチェックしています。
まだまだサンプルの実数が足りないため、こうだ!とはなかなか皆さんにお伝えしきれない部分があるのですが、明らかに分かってしまうところもあったりするので、その点を書いておきたいと思います。
【国産はドライバの性能は高い】
これには音出ししてちょっと驚いてしまいました。
アレ?なんでBAの音がするの?ちょっとまって1DDだよね?
そう、全然違うんですよ。音が。特に解像度。
僕は前から言っているとおりで解像度にはあまり興味が無く、むしろ高解像度だと必要な音を全体として俯瞰するとあまり意味が無いと考えている人間ですが、それでもあまりにも違いすぎる。
中華と国産自社開発ドライバーの解像度における実力が。
ざっくり行ってしまうと中華のBAと国産のDDの解像度が同じくらい。
正直に書きますね。
いままで中華のBAを聴いて疑問しか無かったんですよ。
DDに対して明確なメリットが無いし、更に言えばよく云われているBAの繊細さって言うのがイマイチ感じられなくて自分の耳がおかしいのかと思うくらいだったのですが、理由がやっと分かりました。
中華のBAはドライバが明らかにダメなんですよ。
このクソBAドライバではBAが本来持っている音が出にくいというか何というかでしょうもない音なんです。
それが今回国産のDDドライバの音を聞いてよく分かりました。
更に言えば国産のBAドライバ。
これも凄いです。
これが本来のBAの音だったんだなって言う音で、解像度が高い高い。もう中華ではこの音いつ聞けるんだろうと考え込んでしまうレベル。
ちゃんとBAの繊細な高解像度を聞くことが出来ました。
ここでもう一度まとめると・・・
■中華のBAと国産の自社開発DDの解像度が同じくらい
■中華BAと国産BAの実力はもう天と地の差のレベル
なので今後は中華BAをBAと呼称するのは憚られるレベルで、「なんちゃてBA」というのが正しいのかもしれません。
と云うわけで碌でもない中華BAの音をいくら聞いても納得いかなかったわけで、ちょっとしたカルチャーショックを今受けています。
このあたりはさすがに自社開発できるほどの大手の面目躍如というところで、日本製ドライバの高性能を知った気がします。
ただし、ただしですよ。
やはりチューニングというか使いこなしはまた別の話しなのでその点は注意を要します。
性能が高い分チューニングの難易度も格段に上がっているようでそのあたりは日本製メーカーの更なる精進を期待します。
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