【レビュー】JVC WOODシリーズ HA-FW7 自社開発伝統のウッド振動板の音
今回は日本イヤホン界期待の星であるJVCのウッド振動板採用のFW7です。
2016年の発売なので、店頭に並んでからある程度の時間が経過していますが、売れ行き的にはパッとした印象がありませんでした。
JVCのウッド振動板と云えば同社の伝統的なドライバーで、随分昔から開発を続け、シリーズ化しています。
僕はと云えば実は相当昔にウッドコーンのスピーカーを所有していたこともありました。記憶が曖昧ですが、確かビクターがウッドコーンを初採用したときのものだったような記憶があります。
その時はどうしてもスピーカーに最低限必要なサイズが足りずに満足してなかったのですぐに手放してしまいました。要するにサイズ的に小さすぎるのです。コンパクトなのは使いやすいのですが、スピーカーとして考えるとあまりにも小さい。
今でもそうなのですが、ウッドコーンドライバーのサイズが9㎝程度でキャビネットもかなり小型です。スピーカーは単純に大きい方が有利とは言えるのです。
今ではスピーカのウッドコンーンの音がどうだったのかは憶えていませんが、相変わらず連綿とウッドコーンを熟成させて、それをイヤホンにも採用しているのが懐かしく、それがユニークなJVCの音作りとどのようにチューニングされ親和しているのかも知りたいところでした。
JVCと云えば思い出はそれくらいで、あとはその後にトールボーイスピーカーをAVアンプで導入していた時期もありました。
スピーカーでは大したイメージはなかったのが正直なところです。
ところがイヤホンはなかなか面白い。かなり特徴的なのですが、レベルが予想以上に高い。今回は200LTDなどに続いてJVCの音を見極めていきたいと思います。
楽しみです。
JVC カナル型イヤホン N_W WOODシリーズ ハイレゾ対応 ホワイト HA-FW7-W
- 出版社/メーカー: JVCケンウッド
- 発売日: 2016/12/01
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