韓国メーカーAstell&Kern あり得ない高額CDリッピング機を売りつけてしまう
前から疑問なのですが、Astell&Kernと云うメーカが「まとも」だとはとても思えないのです。
もともとはiriverという安物の代名詞みたいな韓国メーカーでしたが、突然、ブランド名をAstell&Kernと変えて次々に「高額DAP」をラインナップしました。
この時点で怪しさ満点な訳です。
だいたいがDAPの場合デジタルですから、このクラスのポータプルタイプの場合は音なんかほとんど変わりません。
DACあたりで倍音が変化する可能性があるのですが、これもイヤホンやヘッドホンあたりでは体感するのが極めて困難。
こういう微細で繊細な音の変化はそもそもスピーカーの上位クラスや大型スピーカーの表現力を楽しむためのものです。
デジタルはキチンと基本を踏襲して作れば作るほど「似たような音」になり、その音はストレートですが荒れ果てています。
ほとんどDACからの音をそのまま出力しているだけなのでそうなるのが当たり前です。
このあたりの件に関してはノート版でならA55のレビュー時に行っていますのでそのあたりを参考にして頂くとして・・・
今回云いたいことは・・・
Astell&KernのCDプレーヤーです。
Astell&Kern AK CD-RIPPER MKII [Gun Metal] PC&Astell&Kern製プレーヤー専用高性能CDドライブ
- 出版社/メーカー: アユート
- 発売日: 2017/11/24
- メディア: 付属品
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これ、見て欲しいのですが、あり得ないでしょう。
今どきCDリッピング機と称してこの価格。
韓国メーカーAstell&KernがCDメカ本体をイチから作れるなど聞いたこともないので、どこかのOEMを外装を変えてそのまま売っているだけでしょう?
今どきDVDドライブですら中華の相場は2000円前後ですよ。
それが・・・4万超え?
リッピング専用機?
デジタルデータなので0と1のデータを読み出すだけです。ここに品質なんか関係ありません。2000円のドライブとこの4万超えのドライブでデータが違うなど絶対にありません。
ちなみにどんな安物だろうとデータを読み出す際には「エラー訂正」が入りますので、データは1bitもズレません。
だいたいデジタルではノイズが混入すると聴くに堪えない盛大な雑音が発生するのでおかしなデータなど流せばすぐに分かります。
今どきのDACならロックが外れて再生を停止するのが普通でしょう。
こんなものをこんな価格で発売するとは一体何を考えているのでしょう。もちろん買いたい人がいて売れれば何十万だろうが関係ないのですが、情弱商売でしょうか?
本当に愉快な韓国メーカーです。