【レビュー】 KZ ZS5 期待の大型新人の実力とは?
【KZ ZS5音質】
【KZ ZS5まとめ】
これは「買い」です。
音質傾向が基本的に明るめに出るのでZSTに近いのですが、中域の出来の良さなどもう比較にならないほどZS5の方が優れています。
この明るさを持った音でこのボーカルを実現するのは結構至難だと思うのですが、よくぞここまで磨き上げたと思います。
音の分離や明瞭感も平均以上でマルチドライバをうまくチューニングした好例でしょう。
ATRのリファレンスとしての位置は不変ですが、より一般的に音楽を聴くという用途ならZS5の方がより楽しく、より鮮明に聞けるでしょう。
その意味では低域のレベルがもう少し低く、低域がもう少し曇らなかったらと思うのが唯一の残念な点だと思います。
たいして期待していませんでしたが、これはほぼ「即買い」レベルの出来映えだと判断します。
追記
ちょっとソースによっては中域に濁りが出ます。
たぶん低域がクロスオーバーの関係で被ってきてしまうのだと思います。
やはり低域が少し強いのが惜しいところです。
ただし、それでも傑作のひとつに間違いなく名を連ねるイヤホンには変わりありません。
KZ ZS5 高音質 2ダイナミック&2バランスド・アーマチュア 4ドライバ搭載 2pin 0.75mm イヤホン (グレーマイク無し)Wooeasy
- 出版社/メーカー: Wooeasy
- メディア: エレクトロニクス
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【コラム】小さくて軽いデジタルアンプを全力でdisる
余談1
【コラム】 一定水準以上の音とは何か。オーディオの音色のお話し。
僕はレベルの高い音に関して「一定水準以上の音」という言葉を使って表現していますが、実際にこれを言葉で表現することはとても難しい事だと思っています。
少し強引ですが絵に例えると「ゴッホ」や「セザンヌ」や「モネ」などの超一流の画家が書いた絵のレベルに近いかもしれません。
絵のタッチなどにそれぞれ好みはありますが、全員が「一定水準以上のレベル」にあることを疑う人は居ないと思います。
僕が知る限りではこういう極めてハイレベルな一流の音はデジタルアンプからは永久に出てこないですし、一部のアナログアンプのみが出すことができます。
たぶん皆さんは思うでしょう。
音の7-8割はスピーカーで決まってしまうと。
アンプの影響力や支配力はもっとずっと低いはずだと。
確かにそれはそうです。
まずお金をかけるのなら音の出口であるスピーカーなりヘッドホンなりに投資の割合を増やすのは「良い音」にたどり着くためには必須ではありますが、それ以上の水準の音を出すためには「その音が出せるアンプ」が絶対に必要です。
例を挙げましょう。
一流の音のするスピーカーを購入したとします。
これにデジタルアンプは論外なのですが、並のアナログアンプを組み合わせて音を鳴らしたとしても、この時点では「平均以上の音」は一流のスピーカーのおかげで簡単に出ては来るのです。
駆動力が低音を制動できるレベルのアンプを使っているのであれば、普通の人はその投資に見合うだけの価値のある音は出せるのです。
(本当は駆動力も大変やっかいなのですが、ココでは話しを単純化します)
ところがこれだけでは「一定水準以上の音」が出てきません。
何がかけているのかというと「音色/ねいろ」が出せないのです。
もう少し具体的に話しましょう。
一部のスピーカーはボーカルに「妖艶な艶がのる」という話しは聞いたことのある方も居るでしょう。
ごくわずかな一部のスピーカーのみそれ単独でボーカルにとても美しい色をのせることができます。
僕はこれを「音色を出せる」と表現していますが、この音色が出ている音を「一定水準以上の音」と呼んでいます。
言うのは簡単ですが、これが現実には至難の事でそういうスピーカーは存在しているのですが意図的に分かって探さない限りは出会えるものではありません。
また、スピーカー単独で視聴したときにその色がなくても、そのスピーカーが一定の水準以上にあると、その色を出せるアンプと組み合わせると全域にわたって「音色」がでてきます。
おわかりでしょうか。
この為、一定水準以上の音にたどり着くためにはどうしてもその音色を音にのせることのできるスピーカーとアンプが必要なのです。
この音色に関しては「聞くのが1番速い」と思うのですが、簡単に聞くことが出来ないので試聴に歩くしかないかも知れません。
この音はそれを目指して作られた「選ばれた機器」からしか出てこないので、アンプとスピーカーの両方を組み合わせる必要があります。
というのも自宅でテストしてみた限りでは、音色の出せるアンプを使ったにもかかわらず、ブックシェルフの入門機ではその音は出てきませんでした。
最後に経験上のお話しですが、この音にたどり着くためにはとにかくアンプを探し出すことです。
その音色の出せるアンプを基準にスピーカーを選んでいった方が遠回りせずにすみます。
全体的に少し分かりにくいかもしれませんが、一流の機器は音色を出すことができるということを知っておくと良いでしょう。
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【次回予告】 KZ ZS5 とちょっとした近況など。
次回予告などしたことはないのですが、フォロワーさんから発売前に聞いていたKZ期待の大型新人に遂に飛び込みます。
KZ ZS5
です。
例によって他人のレビューはほとんど見ないので独断と偏見です。
ただ、どうなんでしょう。
twitterなどで否応なしに目に飛び込んでくる評価だとイマイチかんばしくないのですが・・・
うーむ。
KZなので「当たり外れ」があっても別段おかしくはないのですが、ED10なども賛否両論でしたが、聞いてみればどうにもならない音がしてしまった、と云うわけでKZの賛否両論は結構怖いかもしれません・・・
個人的な意見だと、1DDでいけるのなら1ドライバーでイヤホンは行くべきではないかという思いもあります。
イヤホンはスピーカーでは出すことの難しい「低音」を比較的簡単に出せるのがよいところの1つなので、かつて滅びてしまったスピーカーの「フルレンジ一発派」の理論が十分に通用する世界でもあると思うのです。
とはいっても期待はせずにはいられませんが。
KZなので品質に問題はあってもそろそろ落ち着いたのではないか、という思いでそろそろ飛び込んでも良い頃ではと思い発注が完了しましたので、珍しくご報告する次第です。
たぶん1-2週間ちょっとでレビューできるのではないかと思います。
ZS5の発売をお知らせ下さったフォロワーの方、お待たせしました。
もうしばらくお待ち下さいませ。
なお、これだけではサザエさんの次回のお知らせみたいになってしまうので、珍しく「個人的な事」を書かせていただきます。
僕はメインブログの方でもほとんどキャラを出さないのですが、5月から月の終わりに「近況報告」みたいな記事を書かせていただくようにしています。
主に趣味のことや購入したものの経過報告をさせて頂くようにしています。
ざっくりとこちらのイヤホンなどの事も少し書かせていただいています。
ただ、たいした事は書いていないので別にわざわざ見に来ていただく必要はありません。
ちょっとこちらのブログは月の更新をほとんどしないにもかかわらず少しずつPVが増えているのでありがたい限りですが、なんとリピーターが50パーセント近いので例えば1日100人訪れてもそのうち50人くらいは毎日毎日なぜかリピーターです。
そんなに来ていただいてありがたいのですが、とにかく更新が少ないので・・申し訳ない気持ちで一杯です。
2月のグーグルアルゴリズム変更以降もまったくPVが減ることはなかったので、感謝しかありませんです。
よく分かりませんがイヤホンの専門サイトだとどこもそんな感じなのでしょうか?
ちなみにユーザーは10代から30後半くらいまでの方で占められています。
さて、ココからは単なる余談です。
僕は自分の使用しているメイン機器は一切晒しません。
例えばメインシステムのアンプやスピーカ、ヘッドホンのメインアンプ等です。
これはどうしてかというと、オーディオマニアの中には「機器の価格」でしか議論出来ないタイプの人がいらっしゃるわけです。
例えばポタアンなら「30万のポタアンを買って出直してこい」みたいな方です。
そこにSNSで写真さらしが始まると、自尊心の泥沼に陥る事がありますので、個人で買える範囲でじっくりと楽しむ事が肝要かと思っています。
ピュアの中にもこういった種類の方は多く、機器をさらすと議論にならないケースが今まで多々あったのでうんざりしてほぼシステムは晒さないようにしています。
そういう訳で今後もメインやサブの機器を晒す予定はありません。
といってもメインブログの方にはサブのアンプだけは記事を書いていますが・・・これは例外です。
読者の方でいつの日かイヤホンからヘッドホンへ、そこからブックシェルフのスピーカーあたりまで駆け上がっていただける方が出てくれれば望外の喜びです。
それでは。
追記
ZS5レビューしました。
KZ ZS5 高音質 2ダイナミック&2バランスド・アーマチュア 4ドライバ搭載 2pin 0.75mm イヤホン (グレーマイク無し)Wooeasy
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【コラム】オーディオの音はどこまで明瞭であれば良いのか?
【レビュー】 KZ ZST 1DD/1BAハイブリッドドライバー搭載
【重大な追記】
【KZ ZST スペック】
【KZ ZST 音質】
【KZ ZST まとめ】
KZ ZST インイヤー式イヤホン スポーツヘッドホン 3.5mm 防汗/防滴/高音質 ステレオ ランニング用 ハイブリッドドライバ高性能 HIFI ダブルユニット重低音 (紫 マイク付き)
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KZ ZST ハイブリッドドライバイヤホン 1BA+1DD 高性能インイヤーイヤホン (no microphone)
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【レビュー】サウンドピーツ B20
総合評価△
花梨木製(カリン)の木製ハウジングを持つサウンドピーツのB20です。
この唐木細工によく使われる花梨が単なるテクスチャなのか削り出しなのかが判別できませんが、花梨特有の黄色みを帯びた色彩が美しいイヤホンです。
前回紹介したB10の方がかなりの出来映えで、特にタイトながらも低音の表現能力の高さは素晴らしいものがありました。
そのサウンドピーツのセレクト品で有り、B10の後継型番のようなB20という名前のついたイヤホンです。
【サウンドピーツ B20スペック】
■ドライバー 1DD/9.8㎜
■インピーダンス 16Ω
■感度 82db
■周波数帯: 20-20000hz
■コード長1.2メートル
■プラグ:3.5mmミニプラグ
こちらのB20は「左右」がわかりにくいという装着における問題があります。
【サウンドピーツ B20音質】
基本のドライバー音質はウォーム傾向ですが、解像度はそれなりに聞こえます。
低音はわずかに強めではあっても低音の輪郭はよく描き、弾むようです。
ただし階調表現能力が低いようで、低音域全体として聞くと不満が大きくなります。
特に低域の下の方は表現するのが苦手なようです。
全体的な解像度が低いように聞こえるのも問題なのですが、こちらのイヤホンの最大の問題は「中高音域」のエッジの立ち方です。
ボーカルはかなり前に出るタイプでその帯域は聞きやすさがあるのですが、質感も弱く、中高音域全体のエッジの不必要な尖りに引きずられてボーカルを含む帯域から上がかなり痛い音を出してきます。
分離やクリア感などはそれなりに感じられるので、帯域バランスを含めてそんなに素性の悪いイヤホンではありませんが、欠点が利点を上回るという感じでは無いかと思います。
【サウンドピーツ B20まとめ】
残念ながら優秀なB10と比較するほどのイヤホンではありません。
音質全体は若干ウォームに傾き、ボーカルは前に出て明るく鳴りますが質感が低く、全体的に音が痛く荒れています。
うっすらとベールを被ったような音質ですが、明瞭さというかクリア感はそれほど劣ったものに感じないのは不思議なところです。
決定的なダメイヤホンというわけではありませんが、中高音域のエッジの描き方の問題と低音の下の帯域の描き方に不満があるので△評価としておきます。
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SoundPEATS(サウンドピーツ) イヤホン 高音質 カナル型 コンパクト 軽量 着け心地抜群 ステレオイヤフォン [メーカー1年保証] カナル型イヤホン ヘッドホン B20 ブラウン
- 出版社/メーカー: SoundPEATS(サウンドピーツ)
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【レビュー】AIKAQI A06
総合評価✖
AIKAQIのA06となります。C036の出来が悪くなかったのですが、意欲的に不思議なイヤホンを扱うメーカーでも有り、期待はそこそこというところです。
イヤーハウジングはアルミとプラスチックのハイブリッドで、とても軽く装着感は小型のハウジングという事もありなかなか良いです。
本体のクオリティーは価格なりのものであり、決して高いとはいえません。
【AIKAQI A06スペック】
■ドライバー 1DD/12㎜
■インピーダンス 16Ω
■感度 115db
■周波数帯: 20-20000hz
■コード長1.2メートル
■プラグ:3.5mmミニプラグ
【AIKAQI A06音質】
音はかなり厳しい出来で、購入する理由はまったくありません。
全体的にスーパーウォームな音質が基調となりますが、低音から高音まで音の輪郭は完全にボケてしまい、数年前のどうにもならない中華イヤホンの音を聞いているようです。
低音は強めにでますが輪郭も階調表現も最低レベルに近く、元々ウォームな傾向があるので解像度も相当に低く聞こえます。
ただし、ここまで音の輪郭が緩く曖昧なのでボーカルも高音域もエッジに痛みはありませんがいくら何でもこの音では一聴の価値すらありません。
どうもソースを入れると音も濁りやすく、透明感もなければ音も不明瞭なのでなんとも評価しづらいイヤホンです。
【AIKAQI A06まとめ】
これはダメでしょう。
価格も安いのですが、その安値を出す価値すらありません。
とにかく全体的に音がボケてしまうので、何を聞いても楽しいと云う事はなく、むしろ苦痛となります。
低音から高音に至るまでとにかく音に粒立ちも迫力も無く、聞くだけ時間の無駄なイヤホンのひとつです。
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AIKAQI カナル型 イヤホン 高音質 有線イヤホン ハンズフリー通話 リモコン・マイク付き ステレオヘッドホン iPhone android多機種対応音楽再生 A06 シルバー
- 出版社/メーカー: AIKAQI
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【レビュー】 B10 SoundPEATS /サウンドピーツ B10 予想外の名機
総合評価〇
セレクトショップ・サウンドピーツが放つ格安イヤホンです。
貧相なパッケージとプラスチック製の安っぽい外観にまず驚きます。
といっても「価格なり」ではあるのですが、まったく期待できそうもないデザインで、音は聞かなくても「安物」感が伝わってくるほどです。
サウンドピーツは「セレクトショップ」ではありますが、時々大ハズレを出します。
ですが、基本的な「選択眼」は決して悪くありません。
【B10 SoundPEATSスペック】
■モデルナンバー サウンドピーツ B10
【B10 SoundPEATS音質】
全体的にかなりのクリアな音質なのですが、ちょっと独特な音質となっています。
低音域がかなり強いのですが、そのクリアさと階調表現力はずば抜けています。
特に低音がこれまで聞いたことのないほどに「タイト」感があり、善し悪しと好みはありますが、スピーカーに例えると、まるで重いウーファーをドライブするデジタルアンプを聞いているような独特な質感が低域に載ります。
そのタイト気味の低音が量は多めながらもしっかりと弾むように出てきます。
とてもクールな音質を持ったイヤホンで、これだけでも比較的に珍しいと思います。
ボーカルのサ行は若干引きずり感があり、中高音域は少しエッジが立ち気味となります。
クール系のクリア感のある音質にもかかわらず音に明るさと躍動感があり、相当におもしろいイヤホンだと判断します。
音の分離感も標準以上で、価格が信じられないほどの明瞭さがあります。
その代わり、ボーカルなどの「味わい深さ」という点ではすこしモニターチックだといえます。
【B10 SoundPEATSまとめ】
音が衝撃的なほどに素晴らしいです。
少なくともこの低音域とクリアな音質はこの価格帯では一線を画するほどのイヤホンだと云ってしまっていいでしょう。
余計な新素材のドライバーを使っているわけではないので、オーソドックスなダイナミック一発フルレンジの音の驚くべきイヤホンです。
この価格で、この品質、少し低音域が強めですが、かつてないタイトな低音で、このクラスでは太刀打ちできるものはほぼないでしょう。
音質も良く、クール系の音色でタイトな低音を求めている方には「掘り出し物」といってしまってもいいかもしれません。
これは1本購入してぜひ音を聞いてみるべきです。
ちょっと多めの低音と中高音域のエッジの尖りが残念ですが、このイヤホンは価格を大きく超えた一聴の価値があるイヤホンです。
こういったことがあるので中華イヤホンはおもしろいのですが、滅多に出会えない希有な有線イヤホンである事は間違いありません。
ジルコンの低音如きで感激している人はぜひこちらのモデルを試してみるべきでしょう。
参りました。
【レビュー】 GGMM C700
総合評価△
GGMMのフルメタルイヤホンです。
装着感はとても良く、ビルドクオリティも悪くありません。
こちらはマニュアルには2DD×2と表記がありますが、分解図を見る限りでは1DDではないかと思います。
どちらにしろ1DDでも 2DDでも音がすべてですので、あくまで参考程度にしてください。
【GGMM C700スペック】
【GGMM C700音質】
ボーカルのニュアンスや表現力は平均以上です。
この帯域に限ればちょっと地味目のモニターチックな鳴り方をしますが、正統派の鳴り方で好感が持てます。
ですが、問題なのは低音で、こちらがかなり強めになってしまっているのと、輪郭がとても緩く、かなりボケ感があり、階調表現がでてきません。
中高音域の出来が予想以上に良いためにかなり惜しいことになっているのですが、こちらの低音のレベルの低さはちょっと許容範囲を超えています。
ボーカルから上の帯域のエッジの良さを低域の緩さでスポイルしてしまっているのがなんとも悔しいところですが、DZAT DR20あたりと比較しても低音がかなり強いので、低域をもう少し絞り込めなかったものかと考えさせられるイヤホンでした。
全体的に中高音域のエッジは平均以上となっていてかなり良いので、低音がでないソースを聞くのなら一定レベル以上の品質の音を聞くことが出来ます。
音質そのものはニュートラル傾向となっています。
【GGMM C700まとめ】
フルメタルで装着感は良く、中高音域の出来の良さに対して、低音が強すぎるのとまたエッジが緩すぎるイヤホンです。
ボーカル域だけとればかなり想定の上を行く音質を確保しているのですが、その下の帯域がこの出来ではちょっと購入をオススメできません。
昔よくあったどうにもならない低音強めの中華製イヤホンを少し良くした程度のレベルの低域なので、もうすこし音質設計に気を遣っていたらもっと評価が高くなったと思うととても残念なイヤホンです。