【まとめ】中華イヤホン&ヘッドホンとDAPレビュー辛口のオススメ

中華低価格イヤホンとヘッドホン&デジタルプレイヤーDAP系のレビューのまとめとオススメです。購入した物や使ったモノが中心となります。誠実なレビューを心がけたいと思います。 。。基本的にライトな感じで一分で理解できるサイトを目指しています。このブログは「ぶろぐなんかめんどくせえよ」のスピンアウト・ブログです。なお、無断転載不許可です。

【まとめ】 KZ中華イヤホンの暫定的なオススメ 12/7日ES3追記版

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KZイヤホンについて思うことを書いておきます。

格安中華を代表するシリーズと云ってもいいと思う訳ですが、現状、全てが確認できているわけではありません。

とりあえず手持ちの14個のKZイヤホンのうちED1とED8を除いてレビューが完了したので、ここまでの経過をまとめておきます。

 

【KZイヤホン 全体の所感】

KZイヤホンは、とにかく「初期不良」と「ビルドクオリティ」に問題があることが多くなります。

価格がとにかく安いので一説によると真偽は不明ながら「検品を省いている」のではないかと云う方もおられます。

 

GRなどは開封した段階で傷だらけだったりしましたが、このあたりは個人的にあまり気にしていなかったりします。

初期不良について云えば、ED10の時に一度だけ当たりました。

これは「右チャンネルの重低音だけが出ない、なおかつ音のエッジが不自然に立つ」というよく分からない不良で交換しました。

 

この時に感じたのですが、KZイヤホンはあまりにもクオリティーの問題が多いので個々のイヤホンによっては微妙に音が違う「初期不良」の可能性も考えられなくは無い、という事です。

また音のエッジが不必要に強い、等という訳の分からない初期不良があってもまたおかしくは無いと感じていることもあります。

このエッジの問題はそのほとんどがハウジングに由来するものなのですが、接着剤の問題などで音が少し変わると云うことがもしかするとあったりするかも知れません。チャンネルから特定の音が出ない等云う明確なエラーでないとたぶんほとんどの場合「そういう音」だと云う事で気がつかない場合があるのではないか?と云うことは念のために書いておきます。

 

【KZの音質について】

今回は市販されているKZイヤホンの半分以上を手に入れて短期間に集中的に聞き込みました。

まだ手持ちのもので2つほどレビューが残っていますが、ED1等はどうもディスコンになったようなのでレビューはおそらくしません。ED8は近日中にレビューする予定です。

 

集中的にレビューしたことにより、以前、単独で聞き込んでいた時と印象が変わって来ている部分が出てきています。

経年によるそういった印象の変化は避けることが出来ないので、そういう場合は順次レビューを修正しています。

 

これはなにもKZに限ったことではなく全てのイヤホンに共通していることでもありますが、イヤホンの音の判定は差が小さいのでかなり面倒でシビアな部分があります。

なので迷いは致し方ない部分でもあるという事をご理解いただければとおもいます。

 

今のところKZで最高峰の音質を持っているのは、ATRだと思っています。

おそらくKZの中でもずば抜けた音質の高さを誇っていると言ってしまって良いでしょう。

次点でEDR1とED3あたりとなります。

環境によってはED9も十分に勧められます。これはあまり鋭くない音のDAPをつかった場合はもう少し評価に値する音になると思っていますが、現状では中域の攻撃性と全体的に輪郭のボケが感じられるのでその点で評価を下げています。

もともとED9をよく聞けば聞くほどED3の方が明瞭性が高いので、ED9に対してはED3の方が個人的な評価は高いです。

 

意外なところでGRも検討しています。

ようするに今のところではATR・ED3・EDR1・GRあたりを頂点とするピラミッドにKZの美味しいところが詰まっていると判断しています。

 

KZは価格が高いものではありませんので、以上のイヤホンは全て手に入れて音の違いを楽しむというのも悪くはありません。

 

ED10あたりは賛否両論で評価が分かれているようですが、個人的には最悪に近い音だと感じています。

低音もダメ、輪郭もダメ、中域は荒れていると特に評価すべき音はしていません。

こういう音では例えばアナログや輪郭の優しい音のするDAPを持ち込んでも低音と輪郭は改善しませんので、いきなり評価が高くなると云う事は考えられないでしょう。

というよりもこの手の音にアナログを持ち込むと更に輪郭が溶ける場合があるので、要注意です。

X1あたりのDAPを使ってこの低域の緩さから云うと、ED10 の低域はこういうものだと判定せざるを得ません。

 

他の✖評価のKZ中華イヤホンに関してはほぼ論外というレベルだと思います。

  

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【KZの買い方】

初期不良が多いので「信頼できるショップ」から購入するのが鉄則となります。

面倒なのがイヤな方はAmazonから購入するのが最も良い選択肢のひとつとなります。初期不良に対するAmazonの返品規定は結構強烈ですし、トラブルがあってもAmazonが仲介に入ればほぼ即時に解決します。

このあたりはAmazonというプラットフォームの強さで有り、安心感のあるところだと思います。

KZなどの初期不良が多い製品に関しては根本的な買い物に対する安心が担保されると考えて良いでしょう。

 

【KZイヤホンの今後のテストについて】

残りのKZについては時間をかけて順次テストに回していくつもりですが、飽きればそこで辞めようと思っています。

 

もともとちょっと手持ちの格安中華イヤホンをまとめておこうかなという趣旨で始めたので書きたいことを書いたらそれで終わりです。

 

【ZS3の立ち位置について】

残念ながら期待していた音質はなく、世間の評価ほどのイヤホンではありませんでした。

特に低音の緩さと高域側のエッジの鋭さは問題が多く、KZイヤホンの中の立ち位置としては「音の明瞭性」でなんとか中盤にランク付けする程度の性能だと判断しました。

デザインなどは良いのですが見かけ倒し感が否めず、ATRを超えるほどの性能はとてもありません。

 

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【ZSTの立ち位置について】

残念ながらATRには太刀打ちできるほどの性能があるイヤホンではありませんでした。

 

帯域バランスは低音がいつものKZで強めとなり、音質もハウジングのせいで汚れています。

ただし、例え欠点があったとしてもKZイヤホンの中の立ち位置としてはトップグループの一角にある事は確かです。

少なくともATRの下のED3やEDR1あたりの立ち位置は持っているイヤホンです。

ボーカルなども単独で切り出しても、雑味さえなければそれなりにレベルが高いとはいえます。

 こちらのZSTは、なににしろ音質全体に通底する濁りさえなければATRにいくらか迫る基本性能を実現出来たかもしれず、本当に惜しいイヤホンでした。 

 

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 【ZS5の立ち位置について】

話題のハイブリッド・マルチドライバのZS5ですが、基本的には「即買いレベル」です。

音はZSTと似た傾向があり、基本的にはニュートラルで明るめの音質です。

ですが全体的な出来栄えはZSTを遙かに凌ぎます。

 

かなり強めの低域レベルと階調表現に問題があり、ソースによっては中域に被ると音が濁る場合があるのが玉に瑕です。

リファレンスとしては従来通りのATR押しは変わりません。

 

ですが、音楽を楽しく聴くという場合はこちらの方が向いているでしょう。

分離と明瞭感もさすがのマルチドライバでこのあたりは1DDのATRでは太刀打ちできません。

低域の問題と音質に明るめの色がつくのでリファレンスには使えませんが、相当にレベルは高く、KZトップを張るイヤホンだと言ってしまっても良いと感じます。

 

ですのでリファレンスはATRで、音楽はZS5で楽しむのが賢い楽しみ方かもしれません。

素晴らしいです。

  

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【ATE-Sの立ち位置について】

ほぼATRの音です。

そもそもこのイヤホンが何のために販売されているのか意味が分からないほどで、この音ならATRでいいのではないかと思われます。

 

詳細はATE-Sのレビューの方に書きましたが、内部構造は確かにATE寄りなのですが、出てくる音はそのままATRと酷似した音です。

 

ATRの方は購入する必要はありません。

ATEの方はATRのつもりで購入してもよろしいかと思います。

 

基本的にATRの音なのでレベルは非常に高いです。

  

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【KZ ZSEの立ち位置について】

ニュートラルで地味目の音傾向なので、どちらとか言えばオーソドックスな音作りがなされています。

立ち位置的にはかなり優秀でKZのトップグループに属しています。

 

ズバリ長時間屋外で使用する方向けの音作りで、ATRの低音をブーストさせたタイプと言えば適当でしょうか。

 エッジがかなり優しい部類なので聞いていて疲労が少ないのが好印象でした。

 価格から考えるとかなりよく出来ているので、安価に手に入る状況ならお外で使うイヤホンとして1本手に入れても良いと思います。

 

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【KZ HDS3の立ち位置について】

 音だけ聞くとニュートラルでエッジの立ち方もよく、明瞭なボーカルと評価できるのですが、全体的に音に正体不明の濁りがあるので、今ところ平均的なイヤホンとはいえあえて推薦できません。

 

例え安値で転がっていても他の優秀なイヤホンにしておいた方が良いのではないかと判断します。

 

ちょっとしたところに瑕疵があり、チューニング不足というか惜しいイヤホンです。

  

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【KZ ZS6の立ち位置について】

基本的にZS5以下のレベルです。

ZS5の方は買い換えの必要性はなく、むしろ「改悪」となります。

全体的に問題が多く、ほぼ設計ミスだと言ってしまっても良いでしょう。

 

音の濁りや不適切に設定されたクロスオーバーなど、ZS5で味を占めたKZのやっつけ仕事だといえるかもしれません。

音のレベル自体が少し低い印象です。

 

KZの中の立ち位置としてはなんとか中盤の下の方に位置する実力だと思います。

購入は推薦できません。

 

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【KZ ES3の立ち位置について】

非常に明瞭度が高く、クリアーな音がします。
この為、短期集中決戦で音楽を楽しみたい方向けのイヤホンに仕上がっています。
 
ドンシャリタイプの低域バランスですが、低域の再現能力は極めて高く、とても優秀。
ここだけ取れば並のイヤホンではありません。
 
ですが、中高音域のエッジの尖りはかなり強烈でここにフォーカスすれば欠陥イヤホンです。
 
1DD+1BAということでZSTと比較しますが、ZSTを買うのならES3
を買うべきでしょう。
今からZSTを選択する理由がなく、ES3を持ってKZグループの位置づけではZSTの評価を落とし代わりにES3をトップグループの一角に入れておきます。
 
ただしもう一度書きますが長時間リスニングの方や音の痛さに我慢できない方は選んではいけません。
 
あくまでこれは短時間で音の透明度や明瞭性を楽しむべきイヤホンです。

   

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