【まとめ】中華イヤホン&ヘッドホンとDAPレビュー辛口のオススメ

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【レビュー】 KZ ZS5 期待の大型新人の実力とは?

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総合評価〇
話題のマルチドライバ搭載の驚異の低価格KZイヤホンであるZS5です。
先日やっと到着し、音出しできましたのでだいぶお待たせしてしまいましたが、レビューを書いておきます。
 
【KZ ZS5スペック】
 
■モデルナンバー KZ ZS5
■ドライバー 1DD/10mm 1DD/6.4mm BA*2(型番30095/1205ユニット)
■感度106db
■インピーダンス16Ω
■周波数特性20khz-20000hz
■コード長1.2メートル
 
断線には強い2pinリケーブル対応です。
 

【KZ ZS5音質】

基本的に明るめでニュートラルな音質があり、聞いていてとても楽しいイヤホンのひとつです。
音の分離感や明瞭性は平均以上で相当に優秀に聞こえます。
正に価格を疑うほどの出来映えの良さで賛辞しか出ないレベル。
 
音に先鋭な鋭さがあり、粒立ちも良好です。エッジがすこし立ちぎみとなっていますがこの尖ったエッジはニュアンス的に楽しめる範囲の素晴らしい出来映えです。
 
特に評価すべきが明るく前に出るボーカル域で、その発音の正確さも 並み居るイヤホンをなぎ倒し、ATRとほぼ同等のレベルを達成しているのは驚くべき事だといえるでしょう。
これだけの正確さを持っていながら、それでいてこの音の明るさと前方展開するボーカルは高く評価せざるを得ません。
 
中高音域の出来映えに関してはすこしエッジの先鋭さはありますが本当に脱帽する出来映えです。
 
唯一の欠点が低域のレベルがかなり強めになってしまっているのでリファレンスとしては使えないこと、また低域側の階調表現やエッジが少しボケること位です。
低域側のブーストがかなり強めなので、これならもう少し低域側の階調表現能力は磨き上げて欲しかったとは感じます。
低域側の輪郭の緩さは、他の優秀なイヤホンと比較するとレベルとしてはちょっとこの部分は低いと言わざるを得ません。
 
ですが、全体的には本当によく出来たイヤホンで、KZの放つ「傑作」と云いきってしまっても良いでしょう。 

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【KZ ZS5まとめ】

これは「買い」です。

 

音質傾向が基本的に明るめに出るのでZSTに近いのですが、中域の出来の良さなどもう比較にならないほどZS5の方が優れています。

この明るさを持った音でこのボーカルを実現するのは結構至難だと思うのですが、よくぞここまで磨き上げたと思います。

 

音の分離や明瞭感も平均以上でマルチドライバをうまくチューニングした好例でしょう。

 

ATRのリファレンスとしての位置は不変ですが、より一般的に音楽を聴くという用途ならZS5の方がより楽しく、より鮮明に聞けるでしょう。

その意味では低域のレベルがもう少し低く、低域がもう少し曇らなかったらと思うのが唯一の残念な点だと思います。

 

たいして期待していませんでしたが、これはほぼ「即買い」レベルの出来映えだと判断します。

 

追記

ちょっとソースによっては中域に濁りが出ます。

たぶん低域がクロスオーバーの関係で被ってきてしまうのだと思います。

やはり低域が少し強いのが惜しいところです。

ただし、それでも傑作のひとつに間違いなく名を連ねるイヤホンには変わりありません。