【クソイヤホン速報】phb EM023 やらせレビューイヤホン
信頼できる読者の方より情報を頂きましたので速報として書いておきます。
最近はZS6などとそっくりのハウジングを使用したイヤホンが出回りだしていて、しかもアマゾンでは「絶賛の嵐」となっているようです。
このレビューを読む前に以下のアマゾンレビューの絶賛ぶりをよくご覧になって下さい。
それから、こちらでレビューしている人の名前をよく憶えておいて下さい。
おそらく彼らは「サクラ」です。
PHB EM023 イヤホン 高音質 MMCX 3.5MM 中華イヤホン ステレオ 2ダイナミック&2バランスドアーマチュア (2BA+2DD) Kinboofi (緑色 マイクつき)
- 出版社/メーカー: EM023
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
ここから先は情報をくださった方の簡易的なレビューとなります。
当サイトの熱心な読者のひとりなので以前からやりとりをさせて貰っている方なのですが、僕は信頼しています。
更にこちらの方より「EM023に関しては大量のサンプルをばらまいた」との知らせも入っていますので、注意が必要かと思われます。
音は・・・限りなくゴミに近い物のようで、お話にならないようです。
またこちらのアマゾンレビューに参加しているレビュワーのレビューを追って他にもレビューしてるイヤホンがあればそちらもかなりの確率で「やらせレビュー」だと思われます。
まあ、また販社がkinboofiかと思うわけですが、最近のアマゾン及び一部ブログレビュワー、SNSでのイヤホン評価がまったく当てにならないので当ブログの読者におかれましては「販社がOEMでだしているイヤホンや独自イヤホン、デザインがパクリのイヤホン」などには迂闊に手を出さないように言っておきます。
それらのイヤホンのレビューはほとんどサクラだと疑って頂いて構いません。
【次回予告】中華製パワーアンプ Breeze Audio/weiliang LM1875&SA1969
Breeze Audio/weiliang LM1875
Breeze Audio/weiliang SA1969
現在、上記二種の中華製パワーアンプをAVアンプのサラウンド用パワーとしてテスト中です。
2ヶ月ほどテスト使用しましたのでだいたいの音と信頼性がわかりましたので、そろそろレビューする事に致します。
二種共にちょっと手を出しにくいアンプ、つまり例の如く中華なので品質や音に何らかの問題があるのかとどうかという事で長めのテスト期間を設けた次第です。
さて、レビューですが中華という事もありますがかなりのマニアックな製品ですので有料レビューでひとつはNOTE版の専用コンテンツとして出す予定です。
価格はだいたいLM1875が6511円+送料 合計で約9500円くらい
SA1969が13808円+送料 合計で約18500円くらい
と半導体のアナログパワーとしては異例の安さとなっています。
使えるものであれば非常にお買い得感が高いので、ご期待を。
LM1875の記事を公開致しました。
SA1969の記事を公開致しました。
AliExpress.com Product - Breeze Audio&weiliang audio Custom Classic Black Gold Commemorative Edition LM1875 finished amplifier AliExpress.com Product - WEILIANG AUDIO & BREEZE AUDIO SA1969 10W finished power amplifier Two way signal input can be switch
【レビュー】Gemtune GS-01 Hi-Fi 真空管アンプ
これはレビューを書こうか書くまいか迷ったのです。
というのも「まともに音が聞けなかった」から。
音を聞いてないのにレビューしてもいいものか、と思うのですが事実は事実として書いておくことにします。
もしかすると購入を検討しているどこかの誰かのためになるかもしれませんので。
【音が聞けなかったわけ】
最初に箱から出して音が鳴ったのは30分程度でした。
急に右チャンネルから音が鳴らなくなったので、最も疑わしい「真空管」を左右ごそっと入れ替えてみたわけです。
こうすると入れ替えた左チャンネルから音が出なければもう真空管のトラブルと確定できることになります。
思った通り、今度は左チャンネルから音が出ませんのでプリ管かパワー管のどちらかが故障しているという事になります。
音が出ないので、あれれと思って真空管を抜き差ししているとなんとプリ真空管のガラスと台座のベースがいとも簡単に分離してバラバラになってしまうのでプリ管の故障だと断定できました。
これがわからないとパワー管とプリ管を両方買って試してみることになります。
もともと中華に付属の真空管は「中華製」なのでその品質の悪さは折り紙付きです。
最初からまともな真空管がついているわけでは無く、かなりの粗悪品がついてきます。
この為、普通は中華アンプの場合、真空管は信頼性のある物に取り替えるのが前提となるのでこの出費は最初から折り込んでおかなければなりません。
僕は最初からそのつもりだったのでプリ管の6N9Pに関してはスパッと諦めて購入することにしました。
それでだいたい数日は動かなかったわけです。
その後プリ管を交換して音は出たのですが、1時間もするとまた音が出なくなり、面倒で処分してしまったと云うわけです。
こう何度もトラブルが頻発しては使っていられません。
なのでこのGemtune GS-01に関しては音を聞けたのは正味1時間かそこいらで、これではとても音質レビューは出来ません。
真空管というのはだいたい100時間程度は鳴らし込む必要があって、更に電源を入れるたびに30分程度は音が不安定になるのでその間は評価できません。
これを「音が眠い」というのですが、本当に「寝起きのようなボケた音」がしてきます。
真空管アンプはたいていの場合こういう感じで電源を入れた後しばらくの間は音が眠いので「暖機運転」して調子を整えます。
つまりGemtune GS-01がシャキッと目を覚ました音をまだ聞いていないのです。
と云うわけでレビューが出来なかったというのが真相です。
【Gemtune GS-01は欠陥だらけ】
この中華アンプを買うべきかどうかと言われれば、「辞めておけ」としか言い様がありません。
実は本領を発揮していないとはいえ寝起き直後の音を聞いた段階では「音はそんなに悪くない」というのが感想です。
ここまでしか言えないのですが、確かに「なかなか良いかも」と思わせるだけの音は出ていたので少なくとも音質は「ゴミ」ではありません。
問題なのはあまりにも製品自体の品質が悪い、と云うことの方であって工業製品として売れるレベルでは無い、というのが僕の印象です。
真空管アンプの場合、内部の配線をいかにキレイに処理するかというのも重要で、高級な真空管アンプになるとけっこう中身を見てから買う、と云う人も多いのですが、これ、中身を見たらとても買えません。
中の配線は「単なるカオス」です。
半田付けも汚らしい。
国産のアンプの綺麗に纏まって整然と配置されたハンドメイドの美しい空中配線などを見てしまっていると、もう本当に単なるカオスです。
そういうこともあってオススメできるようなものではありませんが、以下にもしこのアンプを、あるいはgemtune社のアンプを狙っているというのならとりあえずのアドバイスをしておきます。
■自分で修理ができること
■返品期限まではバカでかい箱を捨てずに取っておくこと
■中華製真空管は全交換する事で予算を組んでおくこと
■買うのならアマゾンなどの大手を通して置いた方が安心
ようするに中華製真空管アンプの格安品はいまのところ「素人」が手を出せるような代物ではありません。
最低でも自分で修理・交換・メンテナンスが出来るかどうかが入手の目安となります。
そして、この価格帯ともう少し上の価格帯まで含めて、おそらくこのメーカーだけで無く他の中華もスピーカーを鳴らすための真空管アンプはすべてこんな感じの筈です。
ただし、ヘッドホンアンプに関してはもう少し信頼性が高いので、1万2万の物でもトラブルは余り聞いたことがなく、僕が実際にふたつほど手元で使っていますが特に問題ないので、ヘッドホンアンプは漁ってみてもよろしいでしょう。
catwalk1101earphone.hatenadiary.jp
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【レビュー】KZ ZS4
ZS4の型番を持つKZの新作です。
ZS系のモデルナンバーに良いイメージは無く、一部アフィリエイターが騒ぐだけのイヤホンが多いのですが・・・
非常に魅力的なカスタムOEM系デザインのイヤホンでハッタリは効きます。
ちなみに他のイヤホンと混じってわかりやすいように赤色を買いましたが、確かにデザインは良いです。
【KZ ZS4スペック】
BA一発で40000hzなんて出るわけがありません。
むしろ出力不足で20000もアヤシいところ。
低音周りの音がかなり不安定なので、バーンインに関しては2-3時間を推奨しておきます。
目安ですが低音周りの音をよく聞くこと、また全体的な音の雑味が取れるまでを基準に回してください。
装着感は悪くありませんが僕の耳には合わないようです。
【KZ ZS4音質】
カスタムOEM系ハウジングなので装着により音がコロコロと変わります。
今まで以上に十分なフィッティングが必要なイヤホンで、低音周りの音を聞きながらキッチリとイヤーピースを合わせてください。
ドライバーはスーパーウォーム。ソースによっては低音の上の方の帯域が一部突出しているようで中域にかぶりが発生します。
音の明瞭度は低め、クリア感にも問題あり。
音は明るめ。
ちなみに帯域バランスですが低音はかなり強めです。
低音が「過剰ブースト」なのでそのように聞こえない場合装着が間違っています。
籠もる一歩手前の強さ。
60hz以上の低音のエッジは一部帯域が突出していて、階調表現能力もダメで、それ以下の重低音帯域はダメな時とよいときがあって帯域ごとのバラツキが大きい印象です。
音のエッジは良く出来ていると思います。
尖ること無くよく表現されているのではないでしょうか。
ボーカルはボケ気味で、明瞭感は低く、音の粒が潰れがち。
ボーカルフラットは並よりもちょっと良い。
さすがにこのあたりは最近のKZらしくチューニングされている感はありますが・・・・。
このイヤホンは初期バーインと装着でかなり音が変わりますが、基本的に低域が強すぎ、また低域の質感などもイマイチ。
低音が出ないソースなら明るめのクリアな音が聞こえるのですが、とにかく低音周りがダメすぎます。
ところがこのイヤホンの評価を難しくしているのがイヤーピースをすこし浮き気味に使うとバッチリいい音とバランスでなってしまうところ。
このZS4設計時のバランスと音はこっちなのかと疑うほどです。
しかし、そんなことはあろう筈が無く、この状態だとすこし動くだけでイヤホンが耳から外れそうになるので本来のバランスではないのでしょう。
【KZ ZS4まとめ】
購入はお勧めしません。
低音周りが装着でかなり不安定なのでイヤーピースを丁寧に合わせ込む必要がありますが基本的には低音過剰でその低音の出方にも問題があります。
中域への被りもあり、音は一枚ベールをかけたかのよう。
激しい曲ではドライバーがダウンしたような鳴り方をしますが、これは低音の上の方が一部突出している影響でそのように感じやすくなるだけです。この帯域を鳴らさないソースでは問題ないのでそういうことでしょう。
またBA特有の中高音域のやかましさがあるのでその点でもそう言う感覚を受けやすいようです。
とにかくこのイヤホンは装着を吟味する事、また初期バーンインはキッチリと行う事が前提です。
バーンイン前と後ではかなり音が変わるようで、更にそこにカスタムOEM系イヤホン特有の音の不安定さが加わるので音の判断を間違えやすいかもしれません。
もし万が一買ってしまった方はイヤーピースをキッチリ合わせずにすこしユルく使いましょう。
こうすると低音が減るのでこっちの方が音が良くなります。
ただその状態でもわざわざZS4でなければ聞こえない音が出るわけでもなく、他の優秀なイヤホンで代用できる音なので評価としては厳しく行かせていただきます。
総合評価✖
追記
このイヤホンは、かなりピーキーで不安定。
ハウジングも、これではちょっと厳しいでしょう。
問題ない音の出せるフィッティングの範囲も狭く、それが設計時の音なのかどうかもわからず、あえて使う必要はないでしょう。
ただ普通に装着して低音過剰でない音の出せる耳の形の方なら持っていてもいいかもしれませんが、本文でも書きましたようにこれでしか出せない音ではないため、必要性は薄いです。
catwalk1101earphone.hatenadiary.jp
ひとつのイヤホンを徹底的に聞き込むというのは大事なこと
僕は試聴でレビューを一切書きません。
手に入れた物だけでレビューを書いていますし、これからもそうです。
試聴でちょっとした感想程度を書くのなら訳もないのですがそうしないのは僕の長年のオーディオ歴で「失敗」した買い物が数多くあるからです。
それにそもそもダイナミックドライバを使ったイヤホンだとだいたい30分から4時間はバーンインに回さないと音が不安定でレビューできません。
そこから更に早いイヤホンで聞き込みに30分、判断に迷うと3時間は聞き込みます。
個体のだいたいの傾向が掴めた時点で最終的にATRとの比較、また傾向の同じイヤホンを引っ張り出しての比較と面倒この上なく・・・
そうやって聞き込んだ結論をレビューに書くのにまた時間と手間が掛かると言うワケです。
これを店頭でやるのは不可能とは言いませんがちょっと無理があるなと言う事です。
ちなみにfinalのE3000なども試聴で判断していたらあの音はわからなかった可能性がありますので、やはりキチンと時間をかけないとある程度の経験があっても難しいと云うことになります。
それにもっとやっかいなのがその日の体調/心理状態です。
この影響はかなり大きく、いわゆるプラセボ/思い込みとは違ってあくまで体調面というかその日の心理状態に音が振り回されるのです。
音なんてコロコロと毎日何もしなくても変わってしまうものなのですが、これはオーディオでスピーカーやヘッドホンをガッチリと聞き込んでいる人はよく知っている話しです。
逆に言うとイヤホンの方は比較的簡単に「とっかえひっかえする」訳で、これをやっているとオーディオの大事な部分は見えてこなかったりします。
まぁこれはイヤホンのメリットのひとつなので一概に否定できないことなのですが、ひとつのイヤホンを徹底的に数ヶ月聞き込むというのも大切だと思います。
スピーカーの方でやっていると、僕などもそうなのですがひとつの機器を構成を変えずに数年聞き込むなどはザラで、5-10年単位で機器の音を聞き込んで行きます。
その理由のひとつとして金額が金額なのでそう簡単に次の物に移行できないという事、また何セットも部屋に置くなどというのはスペースの関係で難しいこと、と言うわけで失敗した場合でも数年は聞き込むことになるので選択するときの真剣さが違うという事です。
特に最低数年単位で聞き込むという事になると「最初は気に入っていた物でも段々とアラが目立ってくる」という事になりますので、より深く理解が進むという事でもあります。
こうしてある程度の年月が経過すると「何が大切なのかがわかってくる」という事に繋がってきます。
だいたい10-20年とオーディオをやっていて「解像度の追求」なんてやっている人はほとんど居ないんじゃないかと思いますが、こういう感じで、色々な物が振るい落とされていって最後に残る物があるのです。
こういうシーンに至るにはイヤホンをとっかえひっかえしているようではなかなか至らないので、できればいったん購入をストップするなどして気に入ったイヤホンを徹底的に最低でも数ヶ月は聞き込んで欲しいと思います。
そうしないと見えてこないものが確かにあるのです。
バイオリンミニコンサートで起こったこと。あるいは魂をその声にのせるために。
ヴェネチア市の旗に記されている「羽根のあるライオンのガラス像」
昨日、箱根にあるガラスの森美術館にいってきました。
もともとアクリルとかガラスとか透明なものに興味があるので、ちょっと見ておこうかなと思った次第です。
ガラスの森美術館のヴェネチアングラスは華奢で繊細で薄くて儚くてとても良かったです。
なんだか若干中二病が入って居るかのようなネーミングとデザイン、例えばドラゴンステムコブレットなど、日本人のわびさびの枯れ果てた美的感覚から言えばすこしどころかかなり遠い感覚なのですが、ガラス特有の透明感とあわさった壊れやすくも美麗なデザインは一見の価値ありでした。
そこでちょっとした事件(おおげさ)が起こったので書いておきます。
ちょうどヴェネチアングラスを見回っていたとき、突然、ミニコンサートが始まったのです。
美術館のちょうど館内の広場のようになった室内の一角で、会場の大きさは円形になっていて10メートル四方くらいでしょうか。
演奏はイタリア人によるバイオリンのソロ演奏。
バックバンドは無しで、背後に置かれたアンプとスピーカーからバックの演奏が流れて、それに合わせてバイオリンソロが入るという趣向です。
バイオリンの生演奏を聞くのは10年ぶり位なので楽しみに駆けつけて演奏を聞いたのですが・・・
なんかおかしい。
耳を澄ませてバイオリンの音を聞き取るのですが、どうにも納得の行かない不思議な音がするわけです。
あまりにも聴きなれない嫌な音がするのでいったん会場から離れてもう一度気合いを入れ直して聞き直しました。
でもやっぱりおかしい。
イヤ絶対にこんな音は出てこないはず、というそんな音がバイオリンから出ているのですが何がなんだかわからずに我慢して最後まで聞き込みました。
コンサートが終わると会場からの拍手で奏者のイタリア人は颯爽と去って行ったのですが、僕はひとり納得の行かないまま取り残されました。
何がおかしいってわかりやすいのは高域側の音が安物のアンプとスピーカーから出てくる音そのものだからです。
こんな音は生楽器からは絶対に出てこないのです。
それに分厚いバイオリンの中域もなんだか得体の知れない音色を奏でていました。
それであまりにも不可解で納得できない音だったので、会場の後片付けをしていた女性スタッフの元に歩み寄って聞いたんです。
いまのバイオリンは本当に生演奏ですか?と。
するとスタッフは「生演奏です」と答えるので、「いや生演奏ならあんな音は絶対にしないはずですけど、もしかしてバイオリンにマイクを取りつけてませんか?」
というと、「いえそんなことはありません」とキッパリと否定するのです。
僕は食い下がりました。
「うーん、絶対にあの音はおかしい。本当にマイクでバイオリンの音を拾ってませんか」
「いえ、そんなことはないはずなのですが、もしかすると奏者がつけているマイクにちょっとだけバイオリンの音がはいっていたかもしれません」
というのです。
それを聞いて僕は謎が解けたような気がしました。更に問い詰めると要するにこういうことでした。
バイオリンの底面にマイクがセットされていてその音を背後のスピーカーから流していたというわけです。
つまり目の前で聞いている僕の耳にはバイオリンの生の音と同時に奏者の背後のスピーカーからもバイオリンの音が出ていてそれを同時に聞いていたと言うことになります。
しかもよりボリュームの大きいスピーカーの音の方が支配的になるため、高域側の音を中心に生というよりもスピーカーの音になってしまっていたというわけです。
演奏中もその可能性を疑ったのですがマイクらしきものは見当たらず、直に小型マイクをバイオリンに取りつけているとは思わず、しかもどうきいても音の定位はたしかにバイオリンから出ているように聞こえるのです。
直裁に言えば、あんな小さな室内の会場でスピーカーで音を増幅する必要など皆無なのです。そんな意味の無いことをまさかやっているとは思わずに・・・あの程度のサロンのような室内なら普通にバイオリンの音をそのまま流してもなんの不都合もありません。
これはバイオリンに対する冒涜です。
いいですか、1000万越えのシステムを組んで相当に吟味しても生の音なんて出てきません。
ましてや安物のアンプとスピーカを通すと音はどうなるか、音の魂などみな死んでしまいます。
日本ではストリートで若者が有名になりたいと夢を持って駅前で歌っていますが、なぜかたかだか10人程度の聴衆と数メートルしか離れていないにもかかわらずマイクとスピーカーを使います。
あんなことをしたら聴衆に魂も信念もなにも伝えられない。
バカじゃないのかと。
あなたの声を生で聞かせて欲しい。
スピーカもマイクも通さずに、その決意と信念を聞かせて欲しい。
スピーカーやマイクという機器は嫌々ながらやむを得ず使うものであって、それを通した時点であなたの声は死んでしまい2度と戻らない。
僕らマニアはそれを何とか復活させようともがいていますが、どうやっても蘇らない。
だからストリートの若者に言いたい。
歌うのならマイクを絶対に使うな。
あなたのその声を直接届けて欲しい。
【レビュー】final Heaven II シングルBAイヤホン
期待のシングルBAイヤホンです。
BAそのものには極めて懐疑的なのですがKZ AS10でマルチBAに音の可能性を見ました。
そこで今回はシングルBAに行ってみたわけです。
これだけでは可能性を論じるのには無理がありますが、さて、1BAフルレンジドライバをFinalが料理するとどうなるのか、興味深いところです。
【有料版】中華イヤホン&ヘッドホンとDAPレビュー辛口のオススメ
- 作者: luna-luna
- 出版社/メーカー: Hyperīōn
- 発売日: 2018/09/03
- メディア: Kindle版
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有料マガジン公開についてのお知らせ
大変申し訳ありません。
NOTEの機能がよく分からず、マガジンとしてまとめて公開できることに気がつきました。
この機能を活用することで、単体で買うほかにまとめてマガジンとして購入することによりマガジンにまとめられた記事をすべて1回の課金で購入することが出来ます。
ちなみにマガジンの価格は1300円とさせて頂きます。
今後追加する記事は基本的に同じマガジンに追加予定です。
記事数増加により管理が煩雑になったと感じた場合は新マガジンをその時に刊行します。
と云うわけでこれまでの単体購入者の方には申し訳ありませんが、できればマガジンとして購入して頂ければいちいち課金という手間が掛からないのでオススメしておきます。
国産イヤホンは有料
中華イヤホンは無料
という区分けで行こうと画策しています。
【レビュー】final Adagio II FI-AD2DCR3
final Adagio II FI-AD2DCR3となります。
1DDの8mmドライバを使ったfinalのイヤホンとなりますが、期待を込めての購入です。
レビューは以下からご参照ください。
final Adagio II ダイナミック型イヤホン クリーム FI-AD2DCR3
- 出版社/メーカー: final
- メディア: エレクトロニクス
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【有料版】中華イヤホン&ヘッドホンとDAPレビュー辛口のオススメ
- 作者: luna-luna
- 出版社/メーカー: Hyperīōn
- 発売日: 2018/09/03
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有料購入について
NOTEの方でとりあえず有料プランで再発進をしました。
学生さんなどには申し訳ないという気持ちがありつつ、今後の拡充には今のままで早晩行き詰まる、と云うのも見えていますので早い段階で次のフェーズに移るということです。
今色々な方策を考えていますが、NOTEの方は月額課金のマガジン化というのも模索しています。
これに審査があるのでもう少ししたら申請して、OKならそう言う方向でも進みたいと考えています。
単品売りとマガジン化により単品でも月単位でもどちらでも選べるというのが理想なので。
月額課金ならその他書きたいことを書いてもそれ以上の課金無しで読めるのでそういうのも有りだと思っています。
しかも✖評価のイヤホンレビューを購入して頂くのはちょっと気が引けますが・・・月額課金なら関係ありませんし・・。
ただそれには確実に「継続的」でなければならないのである程度の覚悟が要求されます。
もちろん無料のこちらのブログも拡充していきますが・・・
こちらではコメント欄は開放していませんが、NOTEの方ではコメント欄を開放しています。
やはり「購入」というハードルがあるので訳の分からないコメントに悩まされずにやりとりできるというのはメリットのひとつだと思っています。
と云うわけで購入者の皆様方には感謝しかありません。
今後ともよろしくお願い致します。