【レビュー】ベイヤーダイナミック DT990pro 世界のエントリークラスヘッドホン
予告していましたが、V3マガジンになりやっと世界のベイヤーダイナミックのエントリークラスヘッドホンを聞くことが出来ました。
もともとドイツのメーカーですが世界初のダイナミックヘッドホンを開発したメーカなので実力は折り紙付きでしょうが、ドイツの音と云うのはどちらかというと「日本の音」の上位互換のような音作りをするので、そういったところが見所でしょうか。
日本の音の上位互換というと語弊がありますが、基本的な実力というか音作りそりものはとても勝ち目がないほどレベルが高いです。
ただ、何というかリファレンス系というかモニター系やモニターを崩したような音作りが多く、遊びの部分がとても少ないチューニングのメーカーが多いような気もします。
ドイツには物作りでピシッとしているイメージがありますが、音もまたそういう傾向を示します。
本来ならもう少しグレードの高いヘッドホンを聴くべきなのでしょうが、まずはエントリークラスからメーカの指向する方向性と実力を確認したく、密閉やセミオープンなどいろいろとラインナップがありますが、その中でも音に最も希望があると思われるオープンの990proに行ってみた次第です。
ベイヤーダイナミックは世界有数の老舗ブランドの1つなのでその音に間違いがあろうはずがなく、主に音作りという点をいつものごとく見ていきたいと思います。