【2020】クソイヤホンオブザイヤー受賞 INAIR M360 これは本物。
毎年恒例のクソイヤホンを決定するこの季節がやってきた。例年、数々のクソイヤホンがあるがその中でも特に酷いものを選定するわけだ。
今年はその中でも特に酷いクソイヤホンが現れたので安心したわけだが、コレはもう本当に言葉を失うほど酷い。
今年からノミネート作品名も表に出していこうと思うので、まずはその2020年クソイヤホン・ノミネートイヤホンを列挙したい。これには読者様からの推薦も含まれている。
■JPRiDE Premiun 1984 FREEDOM (読者推薦)
■LZ Fi-Fi Audio LZ-A6 (読者推薦)
■INAIR M360
今年はこの3本である。
つい先日読者推薦の1984FREEDOMは聞いたが、LZのA6を聞く機会は持てなかったのが残念だ。
この中で個人的にはやはりINAIR M360がクソイヤホンとしてキラリと光るものをもっていたので2020年のクソイヤホンオブザイヤー受賞作品はM360としたい。
この360は本当に訳が分からないイヤホンである。
日本人の作ったプロダクトとしては恥とも云えるほど悪意があり音も悪い。
しかも商品説明において明確に嘘をついていると思う。これは明らかに意図的で極めて悪質だ。
イヤースピーカーだのホーンサウンドシステムの音だの頭上周囲一帯に、自分だけの音響空間が出現するだのと言いたい放題である。
僕が最も許せないのはこの360は元から低音が出ないのにもかかわらず、その説明において「低音が出ないのはあたかも装着が悪い」かのように繰り返し虚偽の説明をして保険を掛けていることだろう。
このイヤホンはインイヤータイプという事もあって元からどう装着しても低音は出ない。それは装着の問題では無く単なる仕様である。
この360は作った人間も良くわからなければ音もまったく意味不明。強いて言うのならコレはもう音ではない。
もともとクラウドファンディングで資金を集めて作ったイヤホンであるが、こんなものに投資した人はお金をドブに捨てたのと同じだろう。
ハッキリ申し上げておくが今後クラウドファンディングでイヤホンなどの出資案件があっても手を出すべきではない。なにしろ去年のARTIOのクソイヤホンももとはクラファンだ。
もはや音響機器のクラファンは魑魅魍魎が跋扈する情弱の狩り場と云えるだろう。
ノート版V10で以前に公開したレビューであるが、読者様の好意に甘えて全文を無料公開しようと思う。
どうかこのようなクソイヤホンに時間とお金を失わないように注意して貰いたい。
本当に泣きたくなるような悪意のある酷いイヤホンである。
最後にアマゾンのページから見られる商品説明は一読しておくことを推奨しておく。デタラメ全開の本当に笑える商品説明である。